2014年にエボラ出血熱感染拡大

◆ 2014年にエボラ出血熱感染拡大 ◆

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→ Jmolトピック（エボラウイルスの核タンパク質-RNA複合体の構造）｜同（エボラ治療薬候補mAb114の構造） [NEW!] ←
→ 寄付募集：日本赤十字社（～2014/11/28）｜国境なき医師団（現在は通常寄付受付け） ←
※2014/09/10のPDB公開データ4qaz，4qb0を追加。

※Javaバージョンの関係でJmol分子が表示されない場合はこちらで最新版をインストールしてください。

PDBデータ 3csy（エボラウイルス糖タンパク質3量体；ヒト由来抗体結合）
［Ebola virus disease - Wikipedia］

バックボーン　二次構造　DNA/RNA（ATGCU，backbone）
全選択　タンパク質選択　リガンド選択　DNA/RNA選択　同backbone選択　
空間充填　球棒　球60％　スティック　針金　消去
アミノ色　Chain色　CPK色　
酸性・中性・塩基性区別　極性・非極性区別　疎水性インデックス順　I/O値順（特性基 R）　等電点順　コンホメーション選択性（αヘリックス・βストランド）
糖鎖別着色： Gal，α-Glc，β-Glc，Man，Fuc，Xyl，Sia，GalNAc，GlcNAc，GlcA
水素結合表示｜　
　　｜背景・黒　灰　白　紺

1h2c（エボラウイルスのVP40タンパク質；RNAが結合した8量体リング，Chain A・R×8）
2i8b（エボラウイルスのVP30タンパク質）
3csy#（エボラウイルス糖タンパク質3量体；ヒト由来抗体結合）　同 Chain I-N（エボラウイルス由来の一部のみ；中心部）
3fke（エボラウイルスのVP35タンパク質）
3v7o（エボラウイルスのVP30タンパク質）
3vne（エボラウイルスのVP24タンパク質）
4ibb（エボラウイルスのVP35タンパク質）　同PDBsumデータ 4ibb_1DK$
4ldd（エボラウイルスのVP40タンパク質；6量体，Chain A-C×2） ∥ 4ldm（同8量体リング，Chain A×8）　※他に2量体4ldb参照
4qaz*（エボラウイルスのヌクレオプロテイン；1976年ザイール種Mayinga株）｜ 4qb0*（同） → PDBj情報
4u2x*（エボラウイルスのVP24タンパク質；ヒトのカリオフェリンα1が結合〈カリオフェリンαは核移行受容体インポーチンのサブユニット〉）　同 Chain A-C（エボラウイルスのVP24のみ）
4ypi（エボラウイルスのヌクレオプロテインとVP35タンパク質）　A-D鎖（ヌクレオプロテイン）選択
4z9p（エボラウイルスのヌクレオプロテインのコアドメイン）　→ Jmolトピック
4ztg（エボラウイルスのヌクレオプロテイン-VP35複合体）　VP35 21-46 peptide（一部欠落）選択　→ Cell Reports論文（他に4zta・4zti公開）
5bpv（エボラウイルスのVP35タンパク質；I278A変異体）　278番アミノ酸選択（他のVP35と比較用）
5f1b（ヒトNPC1に結合したエボラウイルスの糖タンパク質〈GP1・GP2〉）　A鎖（エボラウイルスの糖タンパク質GP1）選択　C鎖（ヒトのNPC1）選択　［NPC1 - Wikipedia］
5jq7#（エボラウイルス糖タンパク質6量体；Chain A・B×3，トレミフェンが結合）　T0R（トレミフェン）選択　同PDBsumデータ 5jq7_T0R$　［トレミフェン - Wikipedia］｜ PDBsumデータ 5jqb_IBP$（イブプロフェンが結合）　［イブプロフェン - Wikipedia］
5kelのChain A・B・H・L・C・D（エボラウイルスの糖タンパク質〈GP1・GP2〉に結合した抗体のc2G4・c13C6）｜ 5kenのChain E・F・G・H・I・J（エボラウイルスの糖タンパク質〈GP1・GP2〉に結合した抗体のc4G7・c13C6）　※抗エボラウイルス薬候補のZMappはc2G4・c4G7・c13C6の抗体カクテル　［ZMapp - Wikipedia］
6f5u（エボラウイルス糖タンパク質6量体；Chain A・B×3，ベプリジルが結合）　CQN（ベプリジル）選択　同PDBsumデータ 6f5u_CQN$　［ベプリジル - Wikipedia］｜ PDBsumデータ 6f6i_8PR$　［パロキセチン - Wikipedia］｜ PDBsumデータ 6f6n_SRE$　［セルトラリン - Wikipedia］｜ PDBsumデータ 6f6s_CXQ[507A]$　［KEGG DRUG: ベンザトロピン／ベンズトロピン］
※治療薬候補レムデシビル関連
レムデシビル（remdesivir）　→ 新型コロナウイルス（SARS-CoV-2｜COVID-19）情報　［Remdesivir - Wikipedia］
※2014/08/08ニュースのファビピラビル関連
ファビピラビル（favipiravir，T-705；インフルエンザウイルスのRNAポリメラーゼ阻害剤）　［Favipiravir - Wikipedia］｜ 6-fluoro-3-oxo-4-(5-O-phosphono-β-D-ribofuranosyl)-3,4-dihydropyrazine-2-carboxamide；ファビピラビルの1リン酸体（活性体は3リン酸体） → PDBリガンド1RP ｜ファビピラビルの3リン酸体T-705RTP（活性体）｜ファビピラビル，同3リン酸体T-705RTP，ブリンシドフォビルの同時表示
4kn6（ヒポキサンチン-グアニンホスホリボシルトランスフェラーゼ；T-705-リボース-5'-1リン酸が結合）
　※T-705は活性体の3リン酸体に変換されて阻害作用　同PDBsumデータ 4kn6_1RP$　［トレミフェン - Wikipedia］
※2014/11/14ニュースのブリンシドフォビル関連
ブリンシドフォビル（brincidofovir）　［Brincidofovir - Wikipedia］
※2019/08の多数のニュースのエボラ治療薬候補mAb114関連
5fha（モノクローナル抗体 mAb114） [NEW!]　→ Jmolトピック

ASP　GLU　CYS　MET　LYS　ARG　SER　THR　PHE　TYR　ASN　GLN　GLY　LEU　VAL　ILE　ALA　TRP　HIS　PRO

酸性

中性

芳香族

塩基性

ASP　GLU　GLY　ALA　VAL　LEU　ILE　CYS　SER　THR　ASN　GLN　PRO　MET　PHE　TYR　TRP　LYS　ARG　HIS

極性

酸性

塩基性

非極性（疎水性）

SER　THR　TYR　CYS　ASN　GLN　ASP　GLU　LYS　ARG　HIS　GLY　ALA　VAL　LEU　ILE　PHE　PRO　MET　TRP

ARG　LYS　ASN　ASP　GLN　GLU　HIS　PRO　TYR　TRP　SER　THR　GLY　ALA　MET　CYS　PHE　LEU　VAL　ILE

ASN　SER　ASP　GLN　GLU　THR　ARG　HIS　GLY　LYS　TYR　TRP　CYS　MET　PRO　PHE　ALA　VAL　LEU　ILE

ASP　GLU　CYS　ASN　PHE　GLN　TYR　SER　MET　TRP　VAL　GLY　LEU　ALA　ILE　THR　PRO　HIS　LYS　ARG

アミノ酸および特性基の親水性・疎水性｜ Log Pをポケットに！

下掲Cover Story掲載のNature表紙と当該データ3csy（ヒト由来抗体が結合したエボラウイルス糖タンパク質3量体；画像クリックで拡大）

［左］エボラ熱治療薬候補ファビピラビル（favipiravir）　［中］ファビピラビル3リン酸体T-705RTP（活性体）
［右］参考として：ファビピラビルが活性体の3リン酸体に変換されて阻害作用を示す様子のPDBsumデータ4kn6_1RP（データでは1リン酸体）
（ヒトのヒポキサンチン-グアニンホスホリボシルトランスフェラーゼ）

ファビピラビル（T-705），同3リン酸体T-705RTP（活性体），ブリンシドフォビル（brincidofovir）の同時表示
※参考：Mechanism of Action of T-705 Ribosyl Triphosphate against Influenza Virus RNA Polymerase（Antimicrob Agents Chemother，2013/11）

GoogleドライブとChem3D for iPadで分子を見るによるファビピラビル（favipiravir）

コンゴのエボラ熱治療薬試験、2種類が最高生存率90％と好結果（ロイター，2019/08/13） [NEW!]　※“米製薬リジェネロン・ファーマシューティカルズ(REGN.O)が開発する「REGN-EB3」と「mAb114」”。国内外にニュース多数。　→ Jmolトピック

エボラウイルスのコア構造を解明（沖縄科学技術大学院大学，2018/10/18）　→ Jmolトピック

Structures of Ebola virus GP and sGP in complex with therapeutic antibodies（Nature Microbiology，2016/08/08）　※上掲PDB 5kel・5ken（他に5kem）

エボラ接触者９割にワクチン接種＝WHO、沈静化に期待－コンゴ（時事通信，2018/05/30）　※“WHOはまた、「ZMapp（ジーマップ）」など五つの未承認薬の使用について、コンゴ当局が近く許可するとの見通しを示した”。

Target identification and mode of action of four chemically divergent drugs against Ebola virus infection（J. Med. Chem.，2017/12/22）　※PDB 6f5u（上掲；同時発表の6f6i・6f6n・6f6sはPDBsumデータのみ）

Toremifene interacts with and destabilizes the Ebola virus glycoprotein（Nature，2016/06/29）　※PDB 5jq3・5jq7（上掲）・5jqb（PDBsumデータのみ上掲）

Ibuprofen and a cancer drug stop Ebola（Digital Journal，2016/07/01）

エボラ出血熱の抗体、北大などのチームが発見（読売，2016/02/15）

【レポート】NHKスペシャルの「エボラ出血熱と闘った一人の医師の生涯（マイナビニュース，2016/02/10）

Ebola Viral Glycoprotein Bound to Its Endosomal Receptor Niemann-Pick C1（Cell，2016/01/14）　※PDB 5f18・5f1b（上掲）

エボラウイルスに弱点、「X線結晶構造解析」という方法で確認（Medエッジ，2015/08/03）　※PDB 4zta・4ztg（上掲）・4zti

エボラウイルスのヌクレオプロテイン-VP35複合体の構造例4ztg

エボラウイルス：現在のエボラ流行株に対する治療（Nature ハイライト，2015/05/21）

エボラウイルスは感染中も進化していくことが明らかに（GIGAZINE，2015/05/20）

WHO、エボラ熱の教訓受けて組織改革　年次総会で表明（朝日，2015/05/19）

リベリア、エボラ終息宣言へ　隣国では流行続く（朝日，2015/05/06）

「エボラウイルスなど抗体結合構造を解明（JST，2015/03/02）　→ Jmolトピック

アジア産のハーブ抽出成分、エボラウイルスに有効か研究（AFPBB News，2015/02/27）　※テトランドリン（tetrandrine）。　→ Jmolトピック

リベリアのエボラ出血熱患者5人に、国連発表（AFPBB News，2015/01/25）　※“リベリアで感染が確認された患者は現在5人だが、先週は一時1人にまで減っていたという”。

エボラウイルス、突然変異で治療薬無効化の恐れ米研究（AFPBB News，2015/01/21）

エボラウイルスの感染源に意外な動物（ナショナルジオグラフィック，2015/01/07）

NHKプロフェッショナル仕事の流儀「脅威のエボラ、英知をかけて挑む　ウイルス学者・髙田礼人」（2015/01/05放送）

エボラ熱、年内に拡大終結の可能性厳しい状況当面継続＝国連支援団代表（ロイター，2015/01/03）

エボラ熱:「過剰隔離、子供が犠牲」現地治療の日本人医師（毎日，2014/12/30）

英国内で初のエボラ感染帰国の医療関係者（NHK，2014/12/30）

エボラ出血熱感染・疑い2万人超える（NHK，2014/12/30）

エボラ出血熱死者7000人超す（NHK，2014/12/21）

エボラ出血熱を迅速に検査せよ――半導体技術に脚光（日経デジタルヘルス，2014/12/18）

エボラ治療薬への期待　─富山化学が開発のアビガン錠（nippon.com，2014/12/15）

出血熱感染マウスモデルを初めて開発（JST，2014/12/12）

「今年の人」にエボラ熱生存者・医療関係者＝米誌タイム（ロイター，2014/12/11）

YouTube動画：Ebola Virus Proteins（RCSB PDB，2014/12/10）

エボラ熱　国連事務総長「感染国の経済再建を」（日経，2014/12/06）　※“5987人に減らしました”。

終わらないエボラ　～備えは大丈夫か～（2014/12/03放送）

「集計に誤り」エボラ死者数を引き下げ（NHK，2014/12/02）　※“5987人に減らしました”。

エボラ熱死者7000人迫る＝リベリアで急増─WHO（時事通信，2014/11/30）

エボラ出血熱：「感染拡大防止に全力」国内発症対策に本腰（毎日，2014/12/01）

BSL-4レベルの研究施設が国内で稼働していないことについて：専門家コメント（SMC，2014/11/30）

エボラワクチン接種した全例で抗体を確認，安全性に問題なし　米・第I相臨床試験（Medical Tribune，2014/11/28）

エボラ感染拡大防止指針まとまる（NHK，2014/11/23）

エボラ熱の流行、コンゴ民主共和国で終息 WHO（CNN Japan，2014/11/22）

エボラ熱「流行終息は遠い」支援強化を（NHK，2014/11/22）

日本で開発した「エボラ特効薬」にパクリ疑惑　　中国で同成分の薬を製造とWHOが指摘（J-CASTニュース，2014/11/21）

エボラ感染判定、2時間→30分に大幅短縮　長崎大開発、特別な機器不要（SankeiBiz，2014/11/20）　※“「RT-LAMP法」を応用”。

エボラ早期投薬が鍵　アビガン開発富大・白木教授訴え　医療者感染防止「国は態勢整備を」（中日新聞，2014/11/18）

「エボラ熱死者、5177人に　感染者1万4413人（朝日，2014/11/15）

エボラ熱「治療薬」で結実　富士フイルムの眼力（日経，2014/11/14）　※“「がん」「認知症」「感染症」の３大分野に絞り、他にはない仕組みで治療する医薬品開発を狙った”。

米セフェイド、エボラ熱診断の迅速検査を開発（WSJ，2014/11/14）

エボラ出血熱の2つの治験薬、12月に臨床試験開始（WSJ，2014/11/13）　※ブリンシドフォビル（brincidofovir），ファビピラビル（favipiravir）。

Ebola trials to start in December（Nature，2014/11/13）

NYでエボラ発症の医師が退院自身の活動「誇りに思う」（CNN Japan，2014/11/12）

アビガン、エボラ治療薬として年明けにも国際承認＝富士フイルム（ロイター，2014/11/11）

エボラ出血熱は封じられる　ウイルス研究の第一人者に聞いた危機の正体（日経ビジネスオンライン，2014/11/11）

【エボラ出血熱】有効な治療用抗体の特性を分子レベルで調べる（Nature ハイライト，2014/11/06）

Infectious disease: Tough choices to reduce Ebola transmission（Nature，2014/11/06）

エボラ出血熱シエラレオネで患者急増（NHK，2014/11/05）

エボラ上陸「予行演習」で見えた日本の無防備なバイオテロ対策先進国ネットワークから仲間外れ（WEDGE Infinity，2014/11/05）

エボラウイルス、見えてきた正体　感染力は従来並み　早期治療で致死率低下（日経，2014/11/04）

エボラ熱「封じ込め要員確保が難航」　WHO幹部に聞く（朝日，2014/11/02）

エボラ熱感染者が1万4000人弱に＝WHO（WSJ，2014/10/30）

Strategies for containing Ebola in West Africa（Science，2014/10/30）

エボラウイルス発見者「人類として対処すべき危機」（NHK，2014/10/30）

The Ebola questions（Nature，2014/10/29）

エボラ出血熱「大事なのは疑うこと」WHOが訴える、デマに惑わされないための15カ条（ハフポ，2014/10/29）

日本発のエボラ治療薬となるか～アビガンの話（有機化学美術館・分館，2014/10/27）

The Ebola Wars（New Yorker，2014/10/27）

エボラ熱感染１万人超 WHO（東京新聞，2014/10/26）

大量のエボラワクチン、2015年半ばまでに利用可能に WHO（AFPBB News，2014/10/25）

国立感染研エボラ出血熱の検査施設公開（NHK，2014/10/24）

エボラ患者は入院できても退院できないレベル4ラボを正式稼働せよ！（WEDGE Infinity，2014/10/24）

NYの医師、エボラ熱陽性　ギニアで医療活動　確定すれば米で4人目（日経，2014/10/24）

マリで初めてのエボラ出血熱の患者確認（NHK，2014/10/24）

「アビガン錠」はエボラ出血熱の画期的治療薬となり得るか？（WEBRONZA，2014/10/23）｜続（2014/10/24）

（WEBRONZAから）エボラ熱、日本の薬の可能性（朝日，2014/10/28）

Tightened Guidance for U.S. Healthcare Workers on Personal Protective Equipment for Ebola（CDC，2014/10/20）

米CDC エボラ二次感染防止へ新指針（NHK，2014/10/21）

エボラ:ナイジェリア終息､スペイン患者は回復-拡大に歯止めか（ブルームバーグ，2014/10/20）

米国がエボラ熱で新ガイドライン、感染のスペイン看護師は陰性に（ロイター，2014/10/20）

スペインでエボラ熱が感染　アフリカ外で初（CNN Japan，2014/10/07）

富士フイルム、エボラ熱向けにインフル薬追加生産（日経，2014/10/20）

エボラ対策費、目標額の3分の1しか集まらず（CNN Japan，2014/10/19）

手作りのエボラ対応マスク、無償提供　アフリカの3国に（朝日，2014/10/17）　※“殺菌効果のある「4級アンモニウム塩」”の分子構造例と関連情報をJmolトピックスに。

防菌・防ウイルス＋PM2.5フィルターマスクPittarich（くればぁ）　※“4級アンモニウム塩とは，歯医者さんで使用している口腔内の洗浄成分をベースにしたものです”。

全身防護服で感染の衝撃　エボラ熱、欧米で不安広がる（朝日，2014/10/15）

コラム：エボラ感染経路について知っておくべき事実（ロイター，2014/10/14）　※“エボラ熱が空気感染化する可能性は排除する一方、飛沫感染のリスクに対する注意は怠ってはならない”。

エボラ出血熱:日本は45医療機関が対応（毎日，2014/10/14）

感染症指定医療機関の指定状況（平成26年4月1日現在）（厚生労働省）

米医療職員がエボラ熱陽性＝病院で患者担当、国内初感染か（時事通信，2014/10/12）

エボラ死者が4000人突破＝WHO（ロイター，2014/10/11）

エボラ熱は「次のエイズ」の恐れ、米CDC所長（AFPBB News，2014/10/10）

エボラ熱の経済損失、3.5兆円　世銀試算、支援訴え（朝日，2014/10/10）

日本の薬服用　エボラ治癒　仏、ギニアで投与へ（東京新聞，2014/10/05）　※ファビピラビル（favipiravir）。

タイ「エボラ治療に有効な物質」と発表（NHK，2014/10/03）

UN Ebola chief raises 'nightmare' that virus could become airborne（Daily Mail Online，2014/10/02）　※空気感染型に変異する可能性の有無について。。

医学：進行したエボラウイルス感染症に対する免疫療法（Nature ハイライト，2014/10/01）　※“ZMappは3種のモノクローナル抗体からなる最適化された抗体カクテルであり…”。

エボラ熱拡大、「数兆円の経済損失に」　世銀総裁（朝日，2014/10/01）

エボラ出血熱、米に飛び火　国内感染者を初確認（朝日，2014/10/01）　※“患者は9月19日にリベリアを発ち、20日に米国テキサス州にいる家族を訪問”。

「アビガン®錠200mg」のエボラ出血熱ウイルスに感染したフランス人女性への投与について（富山化学工業，2014/09/26）　※ファビピラビル（favipiravir）。

エボラ出血熱患者に薬富士フィルム発表（NHK，2014/09/26）

エボラの致死率71％、「対策に抜本的改善を」 WHO（CNN Japan，2014/09/24）

エボラ治験薬の使用拡大へ、感染者投与可能に（ロイター，2014/09/24）　※TKMエボラ。

エボラ感染者最大140万人、来年1月までに＝米疾病対策センター（ロイター，2014/09/24）

First response, revisited　　The Ebola outbreak in West Africa has starkly exposed major gaps in plans to tackle emerging infectious diseases. Lessons must be learned.（Nature，2014/09/23）

エボラ熱で日本に緊急医療隊要請リベリア大統領が首相に書簡（中日新聞，2014/09/23）

（科学の扉）脅威、エボラウイルス　臓器の細胞壊され死に至る（朝日，2014/09/22）

エボラ感染50万人超の試算　最悪ケース、米疾病対策センター（東京新聞，2014/09/20）

米軍先遣隊、リベリアでエボラ熱対策に着手（日経，2014/09/20）

国連、エボラ感染地域に特別チームを派遣へ（ロイター，2014/09/19）

エボラ感染の米国人医師、生き延びた体験語る（クリスチャントゥデイ，2014/09/19）

啓発活動中の7人殺害＝エボラ熱感染地の村－ギニア（時事通信，2014/09/19）

エボラ熱、安保理が異例の決議　「感染国の孤立防げ」（朝日，2014/09/19）

エボラ熱の「恐怖要因」で西アフリカ経済に大打撃、世銀が警告（AFPBB News，2014/09/18）

闇市場で回復者の血液探す感染者、WHOが警告エボラ流行（CNN Japan，2014/09/18）

Ebola: seven things that need to be done to tackle the outbreak（Global development，2014/09/17）　※“1 Community outreach to build trust”～“7 Innovation and intelligence”

YouTube動画：Ebola and Contact Tracing（CDC，2014/09/17）

国連総会が開幕　「イスラム国」とエボラ熱対応協議　事務総長「我々が試されている」（日経，2014/09/17）

エボラ対策で米軍3000人派遣、オバマ大統領が追加支援表明（ロイター，2014/09/17）

エボラ流行地域で食糧支援9倍に拡大　国際機関（日経，2014/09/17）

池田正行の「氾濫する思考停止のワナ」　イレッサ・福島・そしてエボラ～薬のリテラシーとは～（日経メディカル，2014/09/17）　※“CBRN対抗医薬品”。

エボラ出血熱、西アフリカで死者2400人突破　WHO（ハフポ，2014/09/13）

エボラ出血熱、日本発“特効薬”への期待　WHOの最新方針は肩透かし（東洋経済オンライン，2014/09/12）　※“日本政府はこれまで「WHOからの要請や一定の条件を満たせば、ファビピラビルを提供する」と意気込んでいたが、供給要請はもう少し先になりそうだ”。“今回の会見でキーニー事務局長補は「私たちは『もはや希望がない』という思いを改め、現実的な希望を見出していかなければならない」と宣言”。

WATCH: What is Ebola? （Science Alert，2014/09/12）

IMF、西アフリカ3国を支援へ　エボラ熱で経済に打撃（朝日，2014/09/12）

エボラ出血熱、22か国に発生リスク「想定以上に広範」（AFPBB News，2014/09/10）

エボラ出血熱米が対策強化の方針（NHK，2014/09/10）

エボラ出血熱、「植民地支配からの不信感」で対応困難に（AFPBB News，2014/09/09）

リベリアのエボラ感染者、今後数週間でさらに数千人＝WHO（ロイター，2014/09/09）

【エボラ熱死者２千人超】国際社会に「敗北感」期待の治療薬、課題多く（47NEWS，2014/09/07）

エボラ熱治療へ回復患者の血清活用　WHO、専門家と合意（日経，2014/09/06）

エボラ熱死者、2000人突破＝11月に新ワクチン投与へ－WHO（時事通信，2014/09/05）

コラム：エボラ新薬の現状と「今すべきこと」（ロイター，2014/09/03）

エボラ出血熱を30分で検査、日本の研究チームが開発（AFPBB News，2014/09/02）

エボラ､罹患者は2万人に広がる恐れ　<動画>WHOが対策と予算措置を発表（東洋経済オンライン，2014/08/31）

The Ebola virus is mutating faster in humans than in animal hosts（ScienceAlert，2014/08/30）

エボラウイルスに急速な遺伝子変化、シエラレオネの研究が指摘（ロイター，2014/08/29）

エボラ熱封じへ新薬・ワクチン準備　動物実験や治験　米・英・加の公衆衛生当局など（日経，2014/08/30）

エボラ熱患者搬送を想定厚生病院で対応確認（日本海新聞，2014/08/30）

Reversion of advanced Ebola virus disease in nonhuman primates with ZMapp（Nature，2014/08/29）

エボラ熱発症後のサル治療に成功　「ZMapp」投与実験（47NEWS，2014/08/30）

Genomes reveal start of Ebola outbreak（Science，2014/08/29）

WHO issues roadmap to scale up international response to the Ebola outbreak in west Africa（WHO，2014/08/28）

WHO：エボラ熱感染者2万人超える恐れ－対策に510億円必要（ブルームバーグ，2014/08/28）

エボラ熱の英看護師、当初陰性だった1歳児から感染か（ロイター，2014/08/28）　※“男児がなぜ最初の検査で陰性反応が出たのかは不明だが、専門家は複数回検査することを勧めている”。

致死率50％超えのエボラ出血熱の感染拡大を図でまとめるとこうなる（GIGAZINE，2014/08/26）

Respect for Culture Key Tool in Ebola Battle（CDC，2014/08/25）

エボラ蔓延の真の元凶は文化格差（Newsweekjapan，2014/08/25）

エボラ感染拡大で急浮上　富士フイルムのインフル薬（ダイヤモンド・オンライン，2014/08/25）　※上掲ファビピラビル（favipiravir）。

エボラ出血熱「要請あれば未承認薬提供も」（NHK，2014/08/25）

エボラ、未承認薬投与の医師死亡　リベリア（47NEWS，2014/08/25）

“緊急事態”エボラ出血熱～感染拡大は止められるか～ - NHK　クローズアップ現代（2014/08/25放送）

英国人がエボラ出血熱に感染本国に搬送（NHK，2014/08/25）　※“WHO派遣の専門家も感染”。

エボラ熱感染の米国人医師ら退院　開発中の薬投与　「今日は奇跡の日」（日経，2014/08/22）　※“臨床試験前の治療薬「ZMapp」の投与を受けた”。

エボラ出血熱の死者、急増　2日間で106人　WHO（朝日，2014/08/21）

エボラ熱、実験薬投与の3人に「回復の兆し」リベリア（CNN Japan，2014/08/20）

エボラ対策最前線、カギは完治患者正しい情報の伝達役に期待（AFPBB News，2014/08/19）

エボラ治療薬、抗体やワクチン試作　北大や東大が研究（日経，2014/08/18）　※“エボラウイルスの増殖に欠かせない「VP30」というたんぱく質を取り除いて無毒化”。

エボラウイルス無毒化　東大医科研成功、安全に実験可能（朝日，2008/01/28）

北大、エボラ流行阻止へ支援　きょうザンビアに研究者派遣　検査態勢を確立（北海道新聞，2014/08/18）　※高田礼人さんは2008年NHK「爆笑問題のニッポンの教養」にご出演。

エボラ出血熱の新たな治療センター開設（NHK，2014/08/18）　※“市内では、毎日30人以上の感染者が新たに確認されており…”。

エボラ感染で未承認薬を投与された医師「あらゆる面で回復」と声明（ハフポ，2014/08/16）　※ZMapp。

エボラ出血熱はなぜ収束しないのか（朝日，2014/08/15）

北海道）エボラ早期診断、北大が一役　ザンビアで検査（朝日，2014/08/14）

エボラ出血熱 2日間で50人以上死亡（NHK，2014/08/14）

Ebola Virus VP24 Targets a Unique NLS Binding Site on Karyopherin Alpha 5 to Selectively Compete with Nuclear Import of Phosphorylated STAT1（Cell Host Microbe，2014/08/13）　※VP24は上掲。

エボラウイルスのVP24タンパク質（eVP24）の構造例4u2xのChain A-C

未承認のエボラ治療薬、使用は倫理的＝WHO委員会（ロイター，2014/08/13）

廊下にまで患者　エボラ熱、治療の日本人医師報告（日経，2014/08/13）

エボラ出血熱の感染拡大を手助けするものとは？（GIGAZINE，2014/08/13）

RCSB PDB 2014/08/13 新規公開データより：4u2x Ebola virus VP24 in complex with Karyopherin alpha 5 C-terminus　※上掲

同じ研究グループの研究例：The Marburg Virus VP24 Protein Interacts with Keap1 to Activate the Cytoprotective Antioxidant Response Pathway（Cell Reports，2014/03/27） → 4m0q
Karyopherin - Wikipedia ｜ Karyopherin alpha 1

死者1000人超エボラ出血熱（NHK WEB特集，2014/08/12）

エボラ出血熱の未承認薬、週内にもリベリアに供給へ（CNN Japan，2014/08/12）　※モノクローナル抗体“ZMapp”（ジーマップ，Zマップ），PDF資料例。

エボラ熱、死者1000人超え　WHO集計（日経，2014/08/12）　※“未承認薬をエボラ熱の治療に使うことについて、倫理上の観点から容認できるかどうかを検討する委員会を開催。12日に結果を公表する予定”。

米研究所と共同開発のエボラ熱ワクチン、近く臨床試験＝英GSK（ロイター，2014/08/11）

エボラウイルス・ワクチン、2015年にも登場の見通し WHO（AFPBB News，2014/08/10）

Can US 'secret serum' stop Ebola outbreak?（BBC，2014/08/09）　※上掲PDBデータ3csyの画像が登場

エボラ出血熱 WHOが緊急事態宣言（NHK，2014/08/08）

【世界保健機関（WHO）のエボラ緊急事態宣言についての見解】（MSF，2014/08/08）

「エボラ出血熱と感染症」 - 荻上チキ・Session-22（TBSラジオ，2014/08/08放送） [ポッドキャスティングで可聴]

加テクミラのエボラ熱未承認薬、試験的投与が一部可能に（ロイター，2014/08/08）　※TKMエボラ（TKM-Ebola；RNAi医薬）

エボラ熱治療薬候補に富士フイルムの薬　米で手続き（日経，2014/08/08）　※ファビピラビル（favipiravir，T-705；インフルエンザウイルスのRNAポリメラーゼ阻害剤）および関連データを上掲

WHO、試験段階のエボラ熱治療薬利用で会合開催へ（ロイター，2014/08/07）

エボラ熱感染拡大で未承認薬に注目、専門家は効果見極め急ぐ（ロイター，2014/08/07）

ギニア、リベリア、シエラレオネ及びナイジェリアにおけるエボラ出血熱の発生状況（その3）（外務省，2014/08/06）

アングル：拡大するエボラ感染、致死率上昇は「時間の問題」（ロイター，2014/08/06）

米国防総省がエボラ熱専門チーム　感染拡大に対応（47NEWS，2014/08/06）

エボラ出血熱支援の外国人の感染相次ぐ（NHK，2014/08/06）

エボラ感染の米医師、未承認薬で「奇跡的に」容体改善か（CNN Japan，2014/08/05）　※モノクローナル抗体“ZMapp”（ジーマップ，Zマップ）。

エボラ出血熱の感染の現状は？「国境なき医師団」が5日午後に記者会見（THE PAGE，2014/08/05） [会見映像保存]

エボラ出血熱に医師が感染　「命の恩人を助けたい」14歳少年が血清を提供（ハフポ，2014/08/04）

エボラ感染の米国人医師が帰国、米国で治療受ける初の患者（AFPBB News，2014/08/03）

エボラ出血熱のワクチン、9月にも人間に投与実験　米国（CNN Japan，2014/08/02）

エボラ出血熱 WHO「緊急事態」か判断へ（NHK，2014/08/02）

エボラ出血熱拡大、各国が非常事態宣言　国境封鎖も（朝日，2014/08/02）

エボラウイルスから身を守る方法（AFPBB News，2014/08/01）

米当局、エボラ熱感染地域への不要不急の渡航自粛を勧告（ロイター，2014/08/01）

エボラ流行は「悪化の一途」、ボランティアも退避（CNN Japan，2014/07/31）

西アフリカで流行続くエボラ出血熱　海を越えて日本上陸はあるのか（THE PAGE，2014/07/31）

エボラ感染拡大阻止へリベリアが学校閉鎖、特定地域の隔離も検討（ロイター，2014/07/31）

エボラ熱流行拡大のシエラレオネ、「国民的英雄」の医師も死亡（ロイター，2014/07/30）

エボラ出血熱、リベリアで米医療関係者２人が感染（CNN Japan，2014/07/28）

エボラ出血熱、ナイジェリアでも死者 4か国目（AFPBB News，2014/07/26）

エボラ熱対策の「英雄」も発症、感染拡大のシエラレオネで（ロイター，2014/07/24）

In Silico Derived Small Molecules Bind the Filovirus VP35 Protein and Inhibit Its Polymerase Cofactor Activity（Journal of Molecular Biology，2014/05/15）　※エボラウイルスのVP35タンパク質4ibbを上掲（同研究では他に4ibc-4ibk；上掲3csy含め何れもザイール株）

Cover Story: エボラウイルスの構造：ヒト生存者由来の抗体に結合した三量体表面タンパク質（Nature，2008/07/10）　※3csyを上掲

エボラウイルス粒子はどのように形成されるのか？　～感染細胞におけるエボラウイルス粒子形成プロセスを追跡することに成功～（北海道大学，2013/02/19） [PDF]　※VP24，VP30，VP35，VP40の記述

エボラウイルス膜たんぱく質が細胞内を輸送される仕組みを解明（抗エボラウイルス薬の研究開発に一歩前進）（JST，2008/03/13）　※“エボラウイルスのVP40たんぱく質の細胞内輸送にはCOPII輸送が必要であることが分かりました”。

●資料

WHO to convene ethical review of experimental treatment for Ebola ｜ Ebola virus disease
Ebola Hemorrhagic Fever | CDC
Ebola hemorrhagic fever: MedlinePlus Medical Encyclopedia | National Library of Medicine - NIH
2014 Ebola Outbreak in West Africa（FDA） [UPDATE!]
Science/AAAS | Special Collection: Ebola [UPDATE!]

Poster - The Ebola Virus（Visual Science）
Infection Mechanism of Genus Ebolavirus - MicrobeWiki　※VP24，VP30，VP35，VP40について詳述
今月の分子 178: エボラウイルスたんぱく質（Ebola Virus Proteins）（PDBj，2014/10）｜ Molecule of the Month（PDB）　※基質たんぱく質VP40，ヌクレオカプシドほか
エボラ出血熱 - 国立感染症研究所
国立国際医療研究センター病院　国際感染症センター - Facebook
日本獣医学会人獣共通感染症連続講座INDEX
エボラ出血熱 - Wikipedia ｜ 2014年の西アフリカエボラ大流行 ∥ Ebola virus disease ｜ 2014 West Africa Ebola virus outbreak
厚生労働省｜新着情報｜情報検索
東京大学医科学研究所ウイルス感染分野
エボラ出血熱について岩田健太郎神戸大学医学研究科感染治療学分野 - slideshare
ワールドニュース特集拡大するエボラ感染｜ロイター.co.jp
エボラ出血熱 - 朝日新聞
モノクローナル抗体“ZMapp”（ジーマップ，Zマップ）関連：Mapp Bio ｜ ZMapp™ Information Sheet [PDF]。
- ZMapp - Wikipedia
“TKMエボラ”（TKM-Ebola；RNAi医薬）関連：TKM-Ebola | Pipeline | Tekmira Pharmaceuticals
デビッド・クアメン著，甘糟智子訳，「スピルオーバー　ウイルスはなぜ動物からヒトへ飛び移るのか」，明石書店(2021) [NEW!]
吉開泰信編，「ウイルス・細菌と感染症がわかる」，羊土社(2003)
笹川千尋・柳雄介・審良静男編，「解明が進むウイルス・細菌感染と免疫応答分子メカニズムから新たな治療戦略まで」，羊土社(2005)
Bruce Alberts ほか著，中村桂子・松原謙一　監訳，「細胞の分子生物学第4版」，ニュートンプレス(2010)
上村大輔・袖岡幹子，「岩波講座現代化学への入門(15) 生命科学への展開」，岩波書店(2006)
T.A.Brown 著，村松正実監訳，「ゲノム第2版　新しい生命情報システムへのアプローチ」，メディカル・サイエンス・インターナショナル(2003)
松浦善治，「「新病原体」がわかる本」，東京書籍(2004)
濱田篤郎，「疫病は警告する」，洋泉社(2004)
雑誌特集『エボラウイルスの教訓』，科学 2004年11月号，岩波書店
日経サイエンス編集部編，「別冊日経サイエンス143　世界を脅かす感染症とどう闘うか」，日経サイエンス(2003)
日経サイエンス編集部編，「別冊日経サイエンス139　ポストゲノム時代の医薬革新」，日経サイエンス社(2002)
日経サイエンス編集部編，「別冊日経サイエンス163　感染症の脅威　パンデミックへの備えは万全か」，日経サイエンス社(2008)
雑誌特集『感染症と闘う　耐性菌，新規ウイルスの出現と化学の役割』，化学 2003年12月号，化学同人
雑誌特集『感染症と現代社会』，科学 2004年8月号，岩波書店
- 岩崎琢也・岡部信彦・押川文子・倉田毅・中嶋建介・門司和彦・司会：阿部健一，『座談会：感染症にどう対応するか－医学と地域研究の現場から』
雑誌特集『日本の医学医療の現状と科学』，科学 2005年5月号，岩波書店
L. P. ビラリール，『ウイルスは生きているのか』，日経サイエンス，2005年3月号

1970年代以降に出現した主な新興感染症
※以下の文献から主要部分を抜粋して編集．
◎竹田美文・岡部信彦，「SARSは何を警告しているのか」，岩波ブックレット(2003)

年	病原微生物	種類	疾病
1973	ロタウイルス	ウイルス	小児の下痢
1977	エボラウイルス	ウイルス	エボラ出血熱
1977	Legionella pneumophila	細菌	レジオネラ症（在郷軍人病）
1977	ハンタウイルス	ウイルス	腎症候性出血熱
1980	HTLV-I	ウイルス	成人T細胞白血病
1982	病原性大腸菌O157：H7	細菌	出血性大腸炎，溶血性尿毒症症侯群
1983	HIV	ウイルス	エイズ
1983	Helicobacter pylori	細菌	胃潰瘍
1988	E型肝炎ウイルス	ウイルス	E型肝炎
1989	C型肝炎ウイルス	ウイルス	C型肝炎
1992	Vibrio cholerae O139	細菌	コレラ
1996	牛海綿状脳症プリオン	プリオン（タンパク質）→ 参考ページ	変異型クロイツフェルト・ヤコブ病
1997	トリ型インフルエンザウイルス	ウイルス	インフルエンザ
1998	ニパウイルス	ウイルス	脳炎
2002	SARSコロナウイルス	ウイルス	肺炎
2019	新型コロナウイルス（SARS-CoV-2）	ウイルス	COVID-19

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