──────────────────────────────────── ◎=●=◎ バーチャル分子NEWS ◎=●=◎ No.003 −2003/08/17発行− ──────────────────────────────────── ※本ニュースは,Web上でインタラクティブな分子モデルを表示できる技術を利 用した教材に関する情報を交換するMLを利用し,主に「分子の形と性質学習帳」 の更新情報をお知らせするもので,不定期に発行します。 → 分子の形と性質学習帳: http://www.ecosci.jp/chem2/mol_db00.html ← ☆同コンテンツが,環境省の「化学物質と環境に関する学習関連資料デー タベース」(2003/06/18公開)に収録されました! http://www.env.go.jp/chemi/communication/1-10.html - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ■新コンテンツ■ ◎DNAの脆弱性と強靭性 http://www.ecosci.jp/chem11/dna.html ☆生命科学から生命学への試論(随時加筆;「生活環境化学の部屋」サイ ト開設7周年記念コンテンツ) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ■アップデート情報■ ◎PDB部分データリストの追加データ例;( )はキーワード http://www.ecosci.jp/pdb/miniPDB_f.html ☆1au1_A(インターフェロン),6cha_Aと3gct(キモトリプシン), 1cm0_B(CoA),1cqf_A(志賀毒素),1fcv(ヒアルロン酸),1gp1_A (グルタチオンペルオキシターゼ),1gqw_A(タウリン),1hz0_1 (複素芳香族アミン),2lbd,1m2f_1(時計タンパク質),1q2w_A (SARSコロナウイルス),1qqw_A(カタラーゼ),7req_A(コエンザイム B12) ☆極性・非極性区別,極性・非極性区別表示追加;下記コンテンツにも http://www.ecosci.jp/pdb/pdb_site.html ※前号のインシリコサイエンス社/SARS関連予測立体構造データAAP13442.1 は提供者の要請で画像のみ残して削除(同社で申請して入手してください) ◎SARSと抗ウイルス薬 http://www.ecosci.jp/chem11/sars_avd.html ☆グリチルリチン,ネルフィナビル,AG7088の各分子と,PDBの1q2w_A ※以下にアクセス状況の一部を掲載: http://www.ecosci.jp/open2003/ ◎はっ水剤・難燃剤の生物体内蓄積性/PFOS類とPBDE類/リン系難燃剤 http://www.ecosci.jp/chem9/pfos.html ☆リン系難燃剤のうち“リン酸トリス”類のデータを追加 ◎今週の分子 http://www.ecosci.jp/chem10/weekmol.html ☆前号以後に取り上げた分子:L-テアニン,グリチルリチン,N-エチル-4- メンタン-3-カルボキサミド,エストロゲン受容体4種のSite部分重ね合わ せ(PDBデータ1ere,1err,3erd,3ertより),ヒアルロン酸,アラピリ デイン ◎リンクの部屋(化学・環境関連リンク集);リンク切れのチェックと修正 http://www.ecosci.jp/link.html - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ■注目の記事と最近入手した本から■ ◇平山令明,「分子レベルで見た体のはたら 完全版」,講談社ブルーバックス http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-ecochem00190&bibid=02347814 ◇T.A.Brown 著,村松正実 監訳,「ゲノム 第2版」, メディカル・サイエンス・インターナショナル(2003) http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-ecochem00190&bibid=02312050 ◇C.K.Mathews ほか著,清水孝雄 ほか監訳,「カラー生化学」,西村書店 http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi?aid=p-ecochem00190&bibid=02323570 ◇岐阜新聞,『次はタンパク質の謎を解明 多様な相互作用を5年間で』,2003/07/24 http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=GIF&PG=STORY&NGID=main&NWID=2003072401000057 ◇朝日新聞,『ホームページ保存、いつでも閲覧 総務省が制度作りへ』,2003/08/14 http://www.asahi.com/business/update/0814/026.html ※関連情報: http://www.ndl.go.jp/jp/information/links.html - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ◆学会・研究会などの情報◆ ◎日本コンピュータ化学会2003秋季年会(2003/10/25-26,広島大学)…再録 http://www.qulis.org/sccj2003/ ☆PDF版プログラム http://www.molda.org/qulis/sccj2003/sccj2003-autumn-program.pdf ☆白川英樹先生による市民講演会(2003年日本化学会西日本大会) http://kagaku.chem.sci.hiroshima-u.ac.jp/~chem-w/shimin.html - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ◆編集後記◆ 最低月1回は発刊しようと思いつつ,2ヶ月以上経っての3号になってしまい ました。中身の濃いメールマガジンを意欲的に発行されている方々のご努力とご 苦労を改めて知らされます。 タンパク3000プロジェクトや上掲岐阜新聞記事に象徴されるように,最近はタ ンパク質関連のニュースも増えてきているように感じられます。このMLでもいろ いろ情報交換できたら,と思っています。 また,そのような生命科学の進歩の意味をより広い視点で捉えるために,「DNA の脆弱性と強靭性」というエッセー風コンテンツを作り始めました。時間をかけ て書き足していきたいと考えていますので,ご意見などをお寄せいただければ幸 いです。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ★ご案内★ 本MLでは,化学・生物分野におけるインタラクティブなWeb教材の活用実践例 の集積と情報交換に加わっていただけるメンバーを募集中です。ML立ち上げのき っかけとなった以下の理科教育MLへの投稿(2003年度は応募断念)のように,将 来的には共同研究の企画なども検討したいと思っています。当面は教育関係者を 中心に参加を呼びかけていますので,ご興味のある方は本間までメールをお願い 致します。 また,本NEWSの内容をご関心のある方に転送くだされば有り難く思います。 ※参考(理科教育ML):【提案】バーチャル分子の教育実践コンソーシアム http://rika.org/archive/rika/200304/msg00278.html ※ML参加希望メール宛て先 mailto:honma@muf.biglobe.ne.jp ──────────────────────────────────── ●発行:「生活環境化学の部屋」本間善夫 http://www.ecosci.jp/ ────────────────────────────────────