※本ページは次回以降の予告と終了後の報告掲載ページです。
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概要:
新潟の高級魚として有名なノドグロの標準和名がアカムツであることをご存知ですか? アカムツという名称があまり知られていないのは全国的に生きている姿を見られる機会が少ないことに原因があるように思われます。アカムツは水深200〜300mに生息している深海魚で,水温や水圧などが私たちの想像を絶する環境で生活しています。そのため,採集や飼育が非常に難しい魚なのです。
深海魚の採集や飼育には,水温や水圧の壁を乗り越えるための知識や工夫が必要です。水族館の使命は,水生生物を健全に飼育し,展示を通して種の正しい情報を発信することで,その展示のためには技術向上への調査研究が不可欠となります。新潟市水族館 マリンピア日本海では,生体としてのアカムツを知ってもらうためにその飼育に挑戦し,今では全国一の飼育数を誇る展示を実現させています。どのようにしてアカムツの飼育に成功したのか? アカムツを例として,水族館における深海生物の採集や飼育に関するノウハウについて紹介したいと思います。
【カフェの記録】
会場写真(その他の写真)
PDF版ポスター
(デザイン:池田佳織さん)
●スタッフ