●本稿は情報科学技術協会の「情報の科学と技術」52巻12号(2002年12月1日発行)に掲載された論文を,協会のご了解を得て転載したものです.執筆後にURLが変更となったページについては修正しました(*印).

教育分野における携帯電話活用の現状と実践

本 間 善 夫

 インターネットが急激に普及する中で,国内では携帯電話によるインターネット利用者が急増している。携帯電話は通信費が高いものの,どこでも膨大なWeb資源にアクセスできる利点を活かして教育分野でも活用が期待される。利用者が個別に調べ学習ができるほかに,教室での講義などにも利用可能である。本稿では携帯電話向けに公開されている自然科学分野のページをいくつか取り上げ,その可能性を述べる。また,筆者らが公開している化学関連ページについても触れ,画像やインタラクティブなコンテンツの重要性に言及する。
キーワード:インターネット,WWW,携帯電話,IT,eラーニング,常時接続,科学教育,Java言語

1. 教育分野におけるインターネットとWeb情報の現状の一端から

 インターネットを容易に利用できるようになった携帯電話に関する本題に入る前の前段として,筆者のWeb上におけるこれまでの実践について概述したい。
 印刷を凌ぐ発明とも言われるインターネットは近年急速に普及が進み,2001年12月現在の国内における推計インターネット利用者数は5,593万人に達し,人口普及率で44.0%,世帯普及率では60.5%となった1)。著名なサーチエンジンのGoogle2)が集積しているWebページ数は2002年9月15日時点で2,469,940,685となり,まさに地球が情報の網で覆い尽くされつつあるように感じる。そこに掲載されている内容は必ずしも好ましいものばかりではなく,虚偽や過剰な重複,さらに剽窃さえも含まれているが,公的機関が保有している資料の公開を積極的に進めたり,多くのボランティア的な活動による貴重な情報発信が広まったりするなど,利用可能な情報の種類と量を見れば日常的に不可欠なツールとなっていることは間違いない。新聞や書籍などの活字媒体においては発信者がかなり限定されてしまう側面があるのに対し,インターネットでは誰もが発信者になれ,それも世界中を対象にできるという点で驚異的な媒体と言える。国内でもいろいろな分野でIT3),4),5)導入が進められているが,ITはヨーロッパではICT(情報コミュニケーション技術)と呼ばれる場合が多く,人と人とのコミュニケーションという視点が大きな比重を占めていて,NPO活動や教育分野でも重要なキーワードとなっている。
 教育分野においては,eラーニングという語に象徴されるように,国内外の大学においてオンラインで学べる環境の整備が進められている6),7),8)ほか,初等中等教育においてもIT活用の推進が図られている9)。何れにおいても図書館や図書室も,書籍ばかりでなくビデオ,LD,CD-ROM,DVDそしてインターネットが同時に利用できるメディアセンター的な存在に変貌しつつあるのが実態である。極端には,図書館も書物もなくすべてオンラインで勉学する大学の事例も出てきている10)
 筆者自身,研究室で必要な書籍・雑誌(学会誌)は大部分私費で購読している実情もあり,職場の図書館を利用せずにWeb情報だけでどこまで知識の入手が可能であるかを試み始めて1年ほどになる。
 これは,インターネットにおける環境情報の流通を研究テーマとし,公開しているWebページ11),12)において,環境ホルモン(内分泌撹乱物質),化学物質過敏症,牛海綿状脳症など比較的新しい問題を取り上げている関係上,以下のような利点と目的があるからである13)

 このうち,(3)については例えば環境ホルモン問題における世界保健機構(WHO)の報告書14)や経済産業省の資料15)が挙げられる。
 また(4)については,J-STAGE16)に代表されるように学術雑誌自体の電子ジャーナル化が進んでいるが,同システム発足以前に,筆者が所属する化学ソフトウェア学会(日本化学プログラム交換機構と合併して2002年1月より日本コンピュータ化学会17))では,1992年から発行を開始した論文誌をWeb上でオンライン公開してきており(全発行論文転載は1996年途中から)18),冊子体と異なり図版はカラーで掲載できる上に,会員以外でも無料で参照できる利便性を実感しているため,今後も多くの論文が電子化されて誰でも読める環境が整うことを望んでいることが背景にある。
 なお,最近は活字媒体の書籍の編集作業も電子化されており,筆者自身も何冊か出版する中で,編集者や共著者との間で校正刷りの授受を除いてすべてのデータ(文書,図版,付録CD-ROM収録3次元分子モデル座標)を添付メールでやり取りし,さらに出版後は正誤表や新規情報,書籍掲載サイトリンク集などをWeb上に公開して,書籍とWebの融合を目指す試みを有している19),20)
 さて,印刷物とWeb資源の関係において,特筆すべきプロジェクトが進展している。諸外国の国立図書館などに倣って21)2002年度に国立国会図書館が開始した「ネットワーク系電子情報に関するプロジェクト」22)である。更新頻度が高く消失しやすい特質をもつ,ネットワーク系電子情報を印刷物と同じように収録しようという企画であり,Web上のデータベースへリンクを張る「データベース・ナビゲーション・サービス(Dnavi)」23)とWebサイトや電子雑誌を収集・保存する「インターネット資源選択的蓄積実験事業(WARP)」24)から成っている。Dnaviは2002年11月に5,000件以上を収録して運用開始の予定となっており,筆者が運営しているデータ集のいくつかに対してもリンク依頼のメールが届いている。
 このようなWeb情報のアーカイブの中で世界最大規模のものはInternet Archive25)であり,1996年以降世界中のWebページを不定期な時間間隔で収録し続けて総ページ数は100億とされ,各コンテンツの変遷も知ることができるようになっている。因みに,筆者運営サイトトップページ11)は本稿執筆時点で,1999年1月17日版から2001年10月20日版まで24バージョンが収録されていた(図1)。


図1 Internet Archive25)による「生活環境化学の部屋」サイト11)のアーカイブ検索結果画面

 以上のようなインターネット環境の整備状況と,Web上における自身の様々な経験を礎石として,特に日本においてユニークな発展を見せている携帯電話によるインターネット活用について次に述べてみたい。

2. 教育分野における携帯電話の活用

2.1. 携帯電話によるインターネット利用環境の現状
 国内では家庭やオフィスにおいても,ADSL,CATV,光ファイバ,無線LANといった常時接続が可能で高速なインターネット利用環境の整備が急速に進みつつある。ただし何れの場合も接続できる場所が限定され(無線LANも高速接続環境はアクセスポイントのある特定の施設内などに限られ,場所を選ばないPHS利用方式は今のところ低速である),モデムなど専用機器の導入とソフトウェア設定などの作業が必要となっている。
 それに対して,通信速度こそ高くはないものの,購入してすぐ容易にインターネットに接続できるという点で携帯電話は,画期的な情報ツールと言えよう。サイズは限定されるがカラー画像や動画を利用できるWebの利点を活かしたWebコンテンツ閲覧,メール,掲示板といったものを誰でも世界中を相手に利用できるのは驚異的な技術であり,ウェラブルあるいはユビキタス・コンピュータ26)社会の先駆けとなるものである。なお,モバイル端末については他にPDAも広まっているが,本稿では携帯電話についてのみ取り上げる。
 着メロや待受画面,デジタルカメラ画像送受信といった携帯電話独特の趣味的なものから,次々と登場する商品購入,各種予約,交通情報,ライブ会議システムなどの多様なサービスまで,その可能性の広がりは底知れないものがある。これは偏に日本国内における利用者数の多さから派生しており,2001年末における全携帯電話のインターネット対応機種比率は75.1%と世界一を誇っている1)。2002年8月末現在では,PHSを除く携帯電話利用者数(契約数)は7,162万台で,このうち78.7%の5,635万台(iモード:3,444万台,EZweb:1,096万台,J-sky:1,094万台)がインターネット対応機種である27)。現在のiモード(NTTドコモ),EZweb(KDDI),J-sky(J-フォン)の3種の携帯電話(以下,携帯3形式と略記;厳密には各社の新世代携帯などの区別も必要である)向けのWebページは,各端末専用のコンテンツを除いた一般サイトについては,参照可能な画像形式が異なるなど若干の壁はあるものの,テキストを主体にしたコンテンツは相互に利用可能であり,PDAでも閲覧可能なコンテンツも多い。
 1999年2月にサービスを開始し利用者数が最大のiモードの場合は,2002年6月現在でiモードメニューサイト数が3,064,一般サイト数は54,743となっている28)。またインターネットの性格上,国内における成果を海外にまで展開することが不可欠であり,2002年3月にドイツでiモード商用サービスが開始されたのを最初に,オランダ,台湾に広がって,引き続きベルギー,フランス,アメリカ,イギリスなどで予定されている。
 いくつかの検索サイトが携帯電話版Webコンテンツ専用の検索ページを設けており,海外の検索サイトAllTheWebでもモバイル端末対象のFAST Mobile Search29)で,HDML,WAP,i-mode,PDAの区別を指定しての検索も可能になっている。さらに前出のGoogleでは,通常のPCコンテンツをテキスト部分のみiモード向けに分割して参照できるようにしたGoogle iモード30)も開設している。
 このような背景の中で,ビジネス分野で多用されるばかりでなく,省庁や市町村のサイトでも携帯電話版Webページを設ける例が増え,例えば環境省の「大気汚染物質広域監視システム(愛称:そらまめ君)」ではPC版のほかに携帯3形式向けのリアルタイム情報を提供している31)。また,毎年春季・秋季に年会を開催し,各回とも数千件の講演がある日本化学会では,2002年春季年会から5形式の携帯情報端末向けの年会プログラム検索サービスを開始している32)。これは講演申し込み時に発表者がタイトル,要旨,キーワード等を電子情報として添付することによって可能となっている。
 その他,携帯電話を利用したユニークな試みは多種多様であり,情報過多の面もあって各人が必要な情報を入手するのも困難な状況であるが,新聞社やインターネットニュースサイト等で設けている携帯端末に関する特集ページなどで,折りを見て最新情報にアクセスすれば思いがけない拾い物に出会う可能性も高いであろう。

2.2. 自然科学分野を中心とした教育分野での携帯電話活用
 教育現場での携帯電話活用は,簡単には修学旅行や学外活動・調査などで,生徒・学生と教員との連絡用に使うことができる。さらにGPS(全地球測位システム)利用環境と併用すれば,例えば自分たちの出したゴミがどのように処分されるのかを収集車を追跡するなどの地域調査実践33)なども可能であり,これは不法投棄の防止を目的として実際に導入が進められているシステム34)の疑似体験にも相当する興味深い利用例である。
 また,前章で挙げたeラーニングとも関連して,学生の出欠確認や小テスト等を携帯電話で行い,教員はPCで容易に集計などができる統合的なシステムの構築例35)もあり,教室内で携帯電話を排除するのではなく積極的に活用していく方向も示されている。
 次に有用なコンテンツを保有する携帯電話向けの自然科学関連Webページをいくつか列挙したい。

 ここに紹介したものは,解説や各種データ・画像が豊富であったり,専門語の日英翻訳が可能であったり,天体シミュレーションが可能であるなど,いずれも内容に即した特徴を有しており,携帯電話コンテンツの多様な可能性を呈示している。
 (9)は筆者によるもので46),PC版で公開している分子表示プラグインのChime47)を利用した3次元分子モデル集48)から,分子の回転アニメーションgif画像を取得して表示させるようにしたものである(EZweb,J-skyでは表示不可)。図2にその表示画面例を示した。その他にも化学計算に必要な原子量表や単体の性質なども掲載している。なお,iモードの海外展開を考慮して,これらのコンテンツを英語化していくことも必要と考えている。


図2 「iモード化学」44)のメニューと分子モデル表示例(合成画像)

 (10)は,サーバから分子座標データを検索・取得し,吉田が開発したiアプリ(Java言語で記述されiモード上で動作するプログラム)アプリケーション49)により,携帯電話上で立体分子モデルを動かして見ることのできる世界初の試みであり,PDA上でも動作する。なお,表示用の分子データは共同研究で筆者が作成したものである50)
 以上のような数々の試みによって,いつでもどこでもインターネットにアクセスできる携帯電話の利便性を活かし,教育に利用するメリットは十分示されたと考える。ただし,携帯電話では通信費が高額になるので,その負担をどうするかという問題がある。この点については,例えば修学旅行のような短期間であれば業者からの貸出しサービスも可能のようであるが,大学の講義で随時活用するような場合は難しい。学生個人の携帯電話を使うならば,PCを学生全員に購入してもらう場合などとの負担額の比較を行い,勉学に必要な経費としての了解を得る必要があるだろう。
 ネットに接続したPCが無くとも,前節で紹介したGoogle iモード30)を利用すれば,オンライン論文や公的文書なども携帯電話で確認できるのは大きな魅力である。これを応用すれば,例えば無料で公開されているインターネット電子図書館の青空文庫51)に収録されている作品を携帯電話で読むこともできる(携帯向けのサイトも複数開設されている)。Google iモードを利用して,読みたい作家名,作品名と青空文庫サイトを指定する"site:www.aozora.gr.jp"をand検索すればよいのである。
 自分が読みたい情報であれば,通信費を厭わず長文の小説や容量の大きい動画データなども携帯電話で利用するのであろうが,教育現場での利用をどのように動機付けていくのかという点も,インターネットを利用した学習を進めていく課題の一つではあろう。

3. おわりに

 2002年7月に放映された,NHK総合テレビのNHKスペシャル「変革の世紀第3回52)"知"は誰のものか 〜揺れる知的所有権〜」において,音楽家の坂本龍一は『長年、音楽を作ってきて、いま、痛感しているのは、私自身のオリジナリティは、実はほんの数パーセントで、大部分はパブリックドメインとの共同作業で作品を生み出しているということです。過去の人たちが築き上げた膨大な遺産なくしては私たちは何一つできません』と語っている。
 今私たちは,インターネット上に膨大な"知"の遺産の蓄積を始めたところである。それは取りも直さず,それを土台として誰もが数パーセントではあるけれど,大きな意味を持つ新たなるオリジナリティを追加できる環境を整えるための作業なのかも知れない。
 そう考えると,その知の蓄積に時と場所を選ばずアクセスできる携帯電話という存在は,とても光り輝いて見えるような気がする。多くの人々の協力により,教育の場でそのことが少しでも多くの利用者に実感されていくことを期待しながら,この稿を閉じることにしたい。

※本稿の内容は,以下のURLに転載予定である。
  http://www2d.biglobe.ne.jp/~chem_env/report2002/infosta.html

参照文献とWebページ

 1) 総務省.平成14年版 情報通信白書.http://www.johotsusintokei.soumu.go.jp/whitepaper/ja/h14/index.html
 2) Google.Google日本語版.http://www.google.com/intl/ja/
 3) 林紘一郎,牧野二郎,村井純 監修.IT2001 ―なにが問題か.東京,岩波書店,2000,475p.
 4) 西垣通.IT革命.東京,岩波書店,2001,189p.
 5) 雑誌特集.“IT革命の陥穽”.現代思想2001年1月号.東京,青土社,2001,p.59-229.
 6) Massachusetts Institute of Technology.MIT OpenCourseWare.http://web.mit.edu/ocw/
 7) WIDE University.School of Internet.http://www.soi.wide.ad.jp/contents.html
 8) 東大大学院情報学環,文部科学省.iii online.http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/online/
 9) 文部科学省.初等中等教育におけるITの活用の推進に関する検討会議.http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/021/
10) Hotwired Japan.“図書館も書物も不用、ペーパーレス大学への試み(上,下)”.http://www.hotwired.co.jp/news/news/culture/story/20020808208.htmlhttp://www.hotwired.co.jp/news/news/culture/story/20020809207.html
11) 本間善夫.Webサイト「生活環境化学の部屋」.http://www.ecosci.jp/home.html
12) 本間善夫.Web掲載資料“インターネット利用とホームページ開設の歩み(その2)”.http://www.ecosci.jp/inet/heya_history2.html
13) 本間善夫.Web掲載資料“「安全な生活」のための情報発信実践から ─コンテンツのアクセス状況解析をもとに”.http://www.ecosci.jp/web/access200101.html
14) WHO.“GLOBAL ASSESSMENT OF THE STATE-OF-THE-SCIENCE OF ENDOCRINE DISRUPTORS”.http://www.who.int/pcs/emerg_site/edc/global_edc_TOC.htm
15) 経済産業省.化学物質審議会管理部会・審査部会 平成14年度第2回内分泌かく乱作用検討小委員会配付資料“内分泌かく乱作用に関する試験法開発状況について”.http://www.meti.go.jp/report/downloadfiles/g20610b03j.pdf
16) 科学技術振興事業団.J-STAGE.http://info.jstage.jst.go.jp/ ※科学技術振興機構に改称
17) 日本コンピュータ化学会.http://www.sccj.net/
18) 中野英彦,時田澄男,中田吉郎,吉村忠与志,吉田弘,伊藤眞人,一色健司,飯箸泰宏.化学ソフトウェア学会論文誌の電子出版 -インターネットによるオンライン公開と印刷体雑誌出版の統合-.http://www.sccj.net/publications/jcs/v6n4/a3/textj.html
19) 本間善夫,川端潤.パソコンで見る動く分子事典.東京,講談社,1999,363p.http://www.ecosci.jp/moldic/
20) 本間善夫.2時間即決 環境問題.東京,数研出版,2000,87p.http://www.ecosci.jp/envbook/
21) 国立国会図書館.ウェブ・アーカイビング関連リンク集.http://www.ndl.go.jp/jp/information/links.html *
22) 国立国会図書館.ネットワーク系電子情報に関するプロジェクト.http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/elib_project_nw.html *
23) 国立国会図書館.データベース・ナビゲーション・サービス(Dnavi).http://dnavi.ndl.go.jp/ *
24) 国立国会図書館.インターネット資源選択的蓄積実験事業(WARP).http://warp.ndl.go.jp/ *
25) Internet Archive.Wayback Machine.http://webdev.archive.org/index.php
26) 坂村健.ユビキタス・コンピュータ革命 次世代社会の世界標準.東京,角川書店,2002,248p
27) 電気通信事業者協会.携帯電話/IP接続サービス(携帯)/PHS/無線呼出し契約数.http://www.tca.or.jp/japan/daisu/
28) DoCoMo Net.iモードご利用状況.http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/report/user/?frames
29) AllTheWeb.FAST Mobile Search.http://mobile.alltheweb.com/
30) Google.Google iモード.http://www.google.com/imode?hl=ja
31) 環境省.大気汚染物質広域監視システム.http://w-soramame.nies.go.jp/index/keitai.html
32) 日本化学会.年会広報ページ.http://www.csj.jp/nenkai/
33) 梶本佳照.“地域調査にGPSを活用しよう ―GPS を使って日時・地図・位置・写真が入った調査ホームページを完成させよう―”.Eスクエア・プロジェクト成果発表会.http://www.edu.ipa.go.jp/E-square/seika/image/bunkakai/A5.pdfhttp://www.miki.ed.jp/esquare/gomi001/top1.html
34) NTT-ME.“産業廃棄物処理管理サ−ビスの提供開始について”.http://www.ntt-me.co.jp/news/news2001/nws010306.htm
35) ネットマン.Cラーニング.http://www.netman.co.jp/cl/
36) 越桐國雄.iTと教育.http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/educ/i/mit62.htm
37) 越桐國雄.携帯物理.http://www.k12.osaka-kyoiku.ac.jp/ptp/
38) WebLSD.ライフサイエンス辞書.http://lsd.lab.nig.ac.jp/i/
39) KnowledgeLink.http://www.knowledgelink.co.jp/i-mode/index.html
40) 宇宙開発事業団.MOBILE NASDA.http://mobile.nasda.go.jp/
41) Tox Information System.ステラシアターWeb.http://www.stellatheater.com/i/
42) e-天気.net.e-天気.net/i.http://www.e-tenki.net/i/
43) 川端潤.どこでも有機化学.http://homepage3.nifty.com/junkchem/i/ *
44) 本間善夫.iモード化学.http://www.ecosci.jp/i/ *
45) 吉田弘.iモルダ.http://www.ecosci.jp/iMolda/i/ *
46) 本間善夫.“携帯電話による化学教育のためのWebページ作成と活用”.日本化学会第79春季年会講演予稿集I.p.547(2001).http://www.ecosci.jp/report2001/c79haru.html *
47) MDL.Chime Plug-in.http://www.mdli.com/jp/index.jsp *
48) 本間善夫.分子の教材データベース.http://www.ecosci.jp/chem2/mol_db00.html *
49) 吉田弘.“K Virtual Machine (KVM)を用いたウェアラブル・ケミストリー:携帯Javaによるiモルダの開発”.化学ソフトウェア学会年会2001研究討論会講演要旨集.p.70-71(2001).http://www.apc.saitama-u.ac.jp/~chemsoft/209.html
50) 吉田弘,本間善夫.“iモルダによる携帯電話で見る動く分子事典”.化学ソフトウェア学会年会2001研究討論会講演要旨集.p.72-73(2001).http://www.apc.saitama-u.ac.jp/~chemsoft/210.html
51) 富田倫生.青空文庫.http://www.aozora.gr.jp/
52) 日本放送協会.NHKスペシャル「変革の世紀」.http://www.nhk.or.jp/henkaku/ ※掲載終了


Special feature: Mobile environment and Information. Present situation and practices of cellular phone use in educational field, Yoshio HONMA (Niigata Women's Junior College, Department of Human Life and Environmental Science, Course of Environmental Science (471 Ebigase, Niigata-shi, Niigata 950-8680))

Abstract: The Internet is getting much more popular nowadays, and the number of users by cellular phones is increasing rapidly in Japan. Although it costs much to use cellular phones, users can access a great deal of Web resources anywhere, therefore we expect some practical uses in the field of education. A user can learn independently and also can use it for lectures in the classroom. In this paper, some Web pages of natural science field are introduced. The author and joint researcher have developed Web pages containing images and interactive contents for the chemical education.
Keywords: Internet / WWW / Cellular Phone / IT / E-Learning / Regular Connection / Science Education / Java Language


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