◆ 佐渡の環境問題 ◆
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最後の日本産朱鷺キンの剥製(佐渡トキ保護センター,2005/08/05撮影)


2008/09/25トキ放鳥!!(関連情報・ニュース

※本ページは,2005年度「佐渡市市民環境大学」第3回(2005/08/04,19:00〜21:00)の講義資料です。
マークのページは無料の分子モデル表示用プラグインChimeが必要です(ダウンロード方法参照;ブラウザはIE以外を推奨)。
※Javaベースで動作する分子表示ページは同マークをはずしました。
印はローカルファイルであるため参照できません。


※地球とコマと二酸化炭素 



テキスト「2時間即決 環境問題」[緑数字] は同書の掲載ページ)

※自己紹介に代えて:本間運営Webサイトの分子データが利用された例 Gooleによる本サイト内“佐渡”検索結果
新潟日報NIE欄連載記事「くらしと環境問題」(2003/09/15〜2004/08/16;月1回掲載・全12回)


はじめに個々の問題の原因ががどこにあるか考えよう温暖化地域形態) | 温暖化や他の環境問題との関係リンク集

●はじめに

  
図1 佐渡市近傍のフェンチオンの大気中濃度マップ(2002年度,製品評価技術基盤機構/PRTR大気中濃度マップより)〔左〕とフェンチオン分子〔右〕
※参考:タンチョウ:殺虫剤フェンチオンで中毒死増加(ケムステニュース,2005/03/15)
※参考:西ナイル熱:「蚊の防除指針」、見直し要望広がる 使用勧める殺虫剤、野鳥に毒性強く(毎日新聞,2005/05/09)
各農薬の使用量と使用密度/新潟県と県内市区町村の状況(使いやすいPRTRデータ)
農薬事典無登録農薬問題 PRTR/新潟県のデータから
[p.36に有機リン系のクロルピリホス]
※参考ニュース(2005/08/04):米国産パセリに検査義務づけ(NHK)米国産パセリから農薬検出、輸入全業者に検査命令(読売)



図2 分子の原子の組み合わせで性質が変わる(大きさの比は正確です)
[1] 水,[2] 二酸化炭素,[3] メタン,[4] DDT(有機塩素化合物),[5] ディルドリン(同),[6] 塩化ナトリウム(食塩)
[p.22・37にDDT,ディルドリンなど]
※参考:くらしと環境問題/合成物質



グリーンケミストリーの12箇条産業技術総合研究所の資料から引用)
 1 廃棄物は「出してから処理」ではなく、出さない。
 2 原料はなるべく無駄にしない形の合成をする。
 3 人体と環境に害の少ない反応物・生成物にする。
 4 機能が同じなら、毒性のなるべく小さい物質をつくる。
 5 補助物質はなるべく減らし、使うにしても無害なものを。
 6 環境と経費への負荷を考え、省エネを心がける。
 7 原料は、枯渇性資源ではなく再生可能な資源から得る。
 8 途中の修飾反応はできるだけ避ける。
 9 できるかぎり触媒反応を目指す。
 10 使用後に環境中で分解するような製品を目指す。
 11 プロセス計測を導入する。
 12 化学事故につながりにくい物質を使う。


●個々の問題の原因ががどこにあるか考えよう


図4 環境問題の概観図
※参考:
くらしと環境問題/考え方


●温暖化


図5 国内における二酸化炭素の部門別排出量(2002年度;近く2003年度に更新)
総排出量(CO2のみ):1900年度=11億2,230万トン,2001年度=12億1,380万トン,2002年度=12億4,760万トン,2003年度=12億5.943万トン
排出量データ引用:
我が国の温室効果ガス排出量(環境省)温室効果ガス排出量・吸収量データベース(国立環境研究所)



図6 温室効果ガス総排出量の推移とその分子モデル(温室効果ガス
排出量データ引用:我が国の温室効果ガス排出量(環境省)温室効果ガス排出量・吸収量データベース(国立環境研究所)
※参考:EICニュース(2005/05/26)温室効果ガス:増加の一途 03年度は90年比8.3%増(毎日新聞,2005/05/26)
[p.48に京都議定書の削減数値目標]



図7 1人当たりのC02排出量による都市類型(1993-97年の平均)
※データ引用:石井孝明,
「京都議定書は実現できるのか CO2規制社会のゆくえ」,p.111,平凡社新書(2004)
(オリジナルデータは東北芸術工科大学環境デザイン学科助教授・三浦秀一氏による)


表1 図7の数値データ(は各都市での最大排出源)
※上記文献では各類型とも3都市ずつピックアップ,計は筆者計算
区分/代表都市例 照明
コンセント
給湯
コンロ
暖房 冷房 自家用車 公共交通
A類型/山口市
全用途中自家用車が最大の都市
369 343 252 31 635 34 1664
B類型/金沢市
照明コンセントに次いで自家用車が多い都市
415 371 332 23 399 38 1578
C類型/福島市
A,B類型以外で暖房よりも自家用車のほうが多い都市
376 449 314 11 381 35 1566
D類型/新潟市
自家用車より暖房のほうが多い都市
393 391 446 20 401 51 1702
E類型/東京区部
自家用車が冷房に次いで少ない都市
401 311 184 36 134 62 1128



図8 日常生活における環境負荷(平成16年版 図で見る環境白書第2章 くらしを深める「環境の心」より転載)
※参考:食のグローバル化による問題例



図9 電気は本当に足りないのだろうか? ─宇宙から見た夜の地球─(NASA,2000/11/272002/08/11
[p.58]



図10 主な先進国の温室効果ガス排出量の変化(平成17年版 図で見る環境白書第1章 京都議定書で地球の未来を拓くより転載)
※参考:同白書/第2章 社会に広がる環境の国づくり/第2節 家庭から創る 



●温暖化や他の環境問題との関係


図11 複雑に関係する環境問題(
平成2年版環境白書より転載)
「岩波講座・地球環境学1  現代科学技術と地球環境学」にも同じ図収録。
[p.49]



図12 増加する紫外線(気象庁・紫外線情報,2005/05/17正午のデータ)
※参考:チミン二量体を含むDNAの例 DNAの脆弱性と強靭性/いろいろな攻撃に曝されるDNA
[p.77図6-3参照]



図13 ゴミは消えてなくならない(エントロピー環境論)
※ゴミになるものを佐渡に入れない,佐渡から出さない!!
※参考:佐渡市/ごみ・廃棄物(暮らしのガイド)



図14 日本における物質の流れ:2001年度(平成16年版 図で見る環境白書第2章 くらしを深める「環境の心」より転載)



■ その他の話題提供


■ 筆者サイトの環境問題・時事問題に関するコンテンツ例
  ※上記記事中にも適宜上げてあります(印ページは無料の分子モデル表示用ソフト
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