◆ 第12回[平成24年度 第3回]公民館サイエンスカフェ(2013/02/16) ◆
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■タイトル『iPS細胞の可能性を考える』
- お 話:西條康夫さん(新潟大学医歯学総合病院 腫瘍センター)
- 概 要:2012年度のノーベル生理学・医学賞を、山中伸弥京都大学iPS細胞研究所所長が受賞されました。受賞業績は「成熟細胞が初期化され、多能性を獲得する現象の発見」です。 それまで受精卵の胚からしか作製不可能と思われた多能性幹細胞を体細胞である繊維芽細胞からたった4つの遺伝子を組み込むことにより成功したのです。この細胞はinducible pluripotent stem (iPS)細胞と命名されました。このiPS細胞は倫理的問題を解決するだけでなく、再生医療を初めとして、治療困難な難病の原因や病態の解明、薬剤の毒性検査などに新たな可能性を開きました。私は、3年前より細々とマウスiPS細胞を用いた肺の再生の可能性を検討してきました。今回私の研究を紹介すると共に、皆さんとiPS細胞の可能性について考えてみたいと思います。
- 主 催:新潟市東地区公民館
- 協 力:サイエンスカフェにいがた
- 期 日:2013年2月16日(土)13時30分〜15時00分(終了後希望者のみ交流会30分あり)
- 会 場:中央図書館 ほんぽーと
- 参加費:200円(コーヒー代等)
- 参加申込み:東地区公民館(中央区蒲原町)TEL:025-241-4119
- その他
- 当日は会場風景をデジカメで撮影して,一部を本ページ等で公開させていただくこともあるかも知れませんので前もってご了承ください。
その他の会場写真
The Nobel Prize in Physiology or Medicine 2012