the briery days  yapeus! 
2005.06.29 Wednes day 15:43:23 musical baton


*海外のブログに端を発する、音楽に関する企画。

*音楽に関するいくつかの質問が「バトン」として回ってきたら、自分のブログ上でこれらの質問に答え、次の5人を選びその人にバトンを渡す、というルール。


*Total volume of music files on my computer

多分CD2枚分くらい。


*Song playing right now

Jane Birkin "Lorita go home" のはいってるベストアルバム


*The last CD I bought

「渚ようこmeets阿久悠〜ふるえて眠る子守唄」
こないだソワレさんのリサイタルで買った。
ちょっと暗かった。。。


*Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me


多分その日によって違うと思うけど、現在ばて気味なので、
歌詞が好きで、今聴きたいなーと思うのは、

1.杉田かおる 「鳥の歌」

2.Pink Floyd 「 Wish You Were Here」

3.大島ミチル「シャ・リオン」

4.原田知世 「TEN VA PAS」

5.Cocco 「あなたへの月」

どの曲も「ドールハウス・ノアのテーマ」にしたいくらい好きです。(勝手に)

特に好きな歌詞は2です。

How I wish, how I wish you were here.
We're just two lost souls
swimming in a fish bowl,
year after year,
running over the same old ground.
What have we found?
The same old fears,
wish you were here.

2005.06.25 Satur day 21:40:44 レオノール・フィニ展 万華鏡展


文化村ミュージアムにいってきました。

フィニ展にいく前に、ギャラリーでやっていた万華鏡展に夢中になってしまったー。
これまでみたことのないような、巧緻な、またはユニークな万華鏡をたくさん手にとって堪能できた。

特に、これまでたくさんのコンペで受賞したというケン&なんとかという二人のアーティストのひとつの作品にすっかり魅せられてしまって、6万円という値段に今ひとつ踏ん切りがつかなくて諦めてしまったけど、ああーもうあんな万華鏡には出会えないかと思うと〜〜〜〜〜。
自分で作れないかなあ・・・・。

後ろ髪をひかれつつ次へ、フィニ展は各年代の代表作、仮面や舞台衣装、フィニの写真やビデオなど、盛りだくさんでよかった。

一番ぐっときたのは「真珠」というタイトルの、少女が宙吊り(?)になっている作品。
これを70歳で描いているというのも、う〜ん凄い。

なんかこう〜、自分もこれからもまだまだやることがあるなーっと勇気づけられるような展覧会でありました。

2005.06.23 Thurs day 22:36:16 羽根展


いってきました。

http://www.ne.jp/asahi/haru/doll/information/haneten.htm

melyuさん haruちゃんは、けっこう前からのおともだち。
お二人の作品をまとめてみるのもひさしぶりだけど、すごくよかった。

このギャラリーも、表参道奥のNadiffの近くで素敵なところ。

http://www.kaoru-japan.com/

2005.06.20 Mon day 18:22:29 少女たちの日々へ 青山静男写真集A


今年の2月に出版された、青山静男さんのモノクロ少女写真集の第2弾。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=8607581&owner_id=272970

今回も、ほんとに素晴らしいです。

「時が止まっている」という言葉が心に浮かぶ、この少女たちの写真をみてもらえば、ほんとうにその意味がわかってもらえるでしょう。

また、この写真集の少女たちをみていると、その目線はまっすぐにカメラに向けられているものが多く、そこに撮る者と撮られる者との無言の、でも人と人としてのコミュニケーションが感じられます。

静男さんが「少女」というものに、記号的なオブジェとしてでなく、一人一人生きている存在として向き合っていることが重要なことなのではないかと思います。

ヌード村で女性の写真を撮り、少女の裸体も多く撮っているジョック・スタージスという写真家もファンなのですが、彼も以前、「わたしが女性を撮るということは、その表面の美しさを撮るのではなく、彼女の生きてきた人生全てを理解することだ」というようなことを言っていました。

これは当然のことのようでいて、現代のような消費社会では無視されがちです。

極端な話、性犯罪というのは、対象の人格を無視することによっておこるのだと思います。

今の社会は、そういう犯罪をなくすために、表面的なことだけを制限すればよいという方向にいってしまいます。

そうした風潮の中で、今後少女の写真を撮るということに悲観的な展望も感じていたのです。

しかし、この作品集のもつパワーは、そのような澱んだ空気を吹き飛ばし浄化できるかもしれません。

誠実さと清らかさのもつ強い力に期待します。

2005.06.18 Satur day 22:15:48 宇野亜喜良「おみまい展」


青山のビリケンギャラリーまでせっせと歩いて「おみまい」展に。

http://www.billiken-shokai.co.jp/billiken_files/gallery/gallery_index_flame.html

この本は、2002年に矢川さんが亡くなる前に買って読んだ。

宇野さんも矢川さんも、わたしが中学生のころからファンだったのだが、特に矢川澄子さんは、高校のころ絵本の翻訳家をめざそうかと思って憧れて、思い切ってファンレターをだすと、ていねいなお返事と、ご自分のご本を贈ってくださって、それ以来、寺山修司とともに、わたしの10代後半に最も影響を受ける人となった。

その硬質な知性と繊細な感性、「不滅の少女」は今も憧れの人である。


ギャラリーでは次の本のための作品という大きな少女の絵がすごく素敵だった。
小さいラフスケッチも少女ばかりで、お手ごろ価格なので、ひとつゲットしてしまいました。うれちい。

梅雨入りしたというのに初夏の陽気、ひさびさに青山まで歩いて気持ちよかったけど汗ばんだ。

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2005.06.16 Thursday 22:16:37 真珠子ちゃんデジスタカフェ


NHKのデジスタで動画が選ばれたアーチストが新人歌手のPVを作るというイベント、真珠子ちゃんの日なのでいく。

http://www.j-popcafe.com/shibuya/
http://blog.goo.ne.jp/yanoki83/e/39e22147732dafb2ed062719ee00f71e

まずは自分のイラスト入りお衣装に白いおりぼんで、初めての発表会にでる女の子みたいにきれいな真珠子ちゃんに感動。

写真で見るよりずっと少女っぽい17歳の大竹佑季ちゃんが一生懸命歌う姿に感動。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000803FE0/qid=1120025412/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-4956708-6619503

そして大きいスクリーンで次々に上映される真珠子ちゃんの作品にあらためて感動でした。
勇気をだして真珠子ちゃんコールをしたら、司会の人が「さすが濃いファンがいますね」とかなんとかちゃんと受けてくれたので感動。

お客さんもどんどん増えて満員状態。
ヴィヴィさんもいらして、お話しにいったら「あの司会者いいわねえ〜アタラシイ。」というのでおかしかった。

ほんと素敵な真珠子ちゃんパーティでした。

2005.06.12 Sun day 22:00:54 ソワレさんリサイタル


真珠子ちゃんと行くんだーひゃっほう。

O-WESTに早く着いて時間あるので、近くの「屋台屋」でやきそばとビールで腹ごしらえ。

http://hey.to/soiree

というわけで、素晴らしいお誕生日リサイタルでした。

前半はわたしもよく聴いたことのあるシャンソンの数々。
前半ラストは「愛の賛歌」で、「もう数え切れないほど何度も歌ったけど、今夜だけという気持ちで歌います」
わたしも何度も聴いたことのある曲なのに、初めてしみじみ歌詞とかかみしめたような気がする。

後半は楽しい歌やソワレさんのオリジナルや、ゲストとのコラボやら。
満員のお客さんもどんどん盛り上がって、すごく素敵なステージでした、ほんと。

ソワレさんのミニポスター風パンフレットの裏が、「ソワレのシャンソン100連発レビュー」となっていて、こっちにあまり詳しくないわたしでもおもしろかった。

ソワレさんが「16歳から65歳の女性の気持ちで歌います」といって、ほんとに一人で女性の人生の移ろいを歌い分けた「恋のロシアンキャフェ」という曲のレビューには

「シャンソンはリズムを持たない代わりにドラマを文化と歴史に繋げられる武器を得た」

とあって、なるほどーと思った。

ソワレさん時代の青い部屋に初めていったのは、ソワレさんファンのはちやさんがウエディングドレスで歌うというので誘ってくれた「花嫁ナイト」、そのイベントを主催したのが真珠子ちゃんで、はじめて会ったのでした。

終了後、2階でみてたはちやさんと3人でお茶して帰る。
満喫したー。

2005.06.07 Tuesday 20:30:56 Last Life in the Universe


そろそろ梅雨かな。まだ涼しくて助かる。

だいだいファンであるところの、浅野忠信さまのタイ映画「地球で最後のふたり」、以前レンタルで観ようと途中まで見たらあまりによいのでDVD買って、でも観ないままになってたのもやっと見る。

http://www.klockworx.com/chikyu/

今日の天気や気分にぴったりの、静かで繊細で上等な映画だったので満足〜〜。

これは、タイを舞台にした日本の映画だと思ってたら、タイ人の監督で、カメラがウォン・カーウァイ作品で有名なC.ドイル、でもいつもと違う抑えた雰囲気の映像でそれもまたよかった。

浅野さまは、自殺願望の青年の役なんだけど、インタビューでその役柄について聞かれて、
「僕自身は自殺というのが嫌いなので、自分でちょっと意味を変えて、彼は毎日自殺をしたいと思うことによって、生きる気持ちを高めているのだ、というふうに考えることにしました」
といってたのが印象に残った。

しかしほんとすごい人だなーこの人。浅野忠信。

2005.06.03 Friday 23:00:50 キングダム・オブ・ヘブン


なんとなくいいかなと思って前売りを買ってしまった「キングダム・オブ・ヘブン」、週末あたり行かねばと思って調べたら3日が最終日。早くないか〜?

ぎりちょんで最終回に間に合ったんだけど、観客15人・・・。

主役のオーランド・ブルームあまり好みでないし、ファンタジーぽいかと思ったら結構思い歴史モノなんで、、最初20分くらいは「あ〜失敗したかな〜」と思ったんだけど、エルサレム女王がでてきたころから俄然おもしろくなってきた。
映像や音楽も凝っててよい。

そいえばリドリー・スコット監督なんだった、てゆーか、監督と、この女王役の女優さん目当てで前売り買ったんだった、すっかり忘れてたけど。
女王役の人、ブレードランナーのショーン・ヤングにどことなく似てる美女だった。
てことで、期待以上にみごたえがあってよかった。

夜はサッカーを、映画の砂漠を思い出しつつ観戦するが、眠くなって前半戦で寝ちゃった。祝勝利。

2005.06.02 Thursday 22:18:32 ルーブル展


横浜美術館のルーブル展へ。
平日の午後で、さすがに入場制限もなくすんなりはいれたが、中はやっぱり結構混んでいた。

ルーブル展といっても、「19世紀フランス絵画」のみで、彫刻の好きなわたしはちょっとがっかり。

でも入り口はいるなり、ジェラールの「プシュケとアモール」がばーんと展示してあって感激、この一枚だけでいったかいがあったかも。

わたしは子供のころから絵が大好きだったんだけども、家には画集なんてなくて、好きな名画はカラー広告や教科書から切り抜いてスクラップしたりしてた。
高学年のころに、人からもらったのか古本で買ったのか忘れたけど、古めかしい美術全集を何冊か手に入れて、画像は全部白黒だったけど、嬉しくってながめていた。

中でも大好きだったのが、この「プシュケとアモール」で、可憐な少女の裸体のプシュケを少女マンガ風のイラストに描いたりしてた。
実物はずいぶん大きいサイズだったなあ〜。

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