商品券・プリペイドカード実績調査結果要旨
 2000年度の動き
 
*決算月は会により異なりますが本調査では、2000年4月から2001年3月までの1年間としました

・2000年度の数字やイベントなどの詳細は『商店街通信』46号に掲載
・2000年4〜9月は44号
・2000年10〜12月は45号
・2001年1〜3月は46号

■発行回収状況
 発行額及び回収額増加団体は、いずれも前年比減少。また、総発行額、総回収額共に99年度は増加だったが、2000年度は共に減少。

発行】
 前年同期比4%以上増加は、6団体23%(99年度は44%)、4%以上減少は15団体58%(99年度は40%)。
 発行額全体では、前年同期比4%減(99年度は6%増)。 
 協組新潟市商店連合会の30%増は、大型店の発行増と知名度浸透による。
 協組草津スタンプ会の143%増は、プレミアム商品券発行が主因。
 オホーツクカード事業Wの130%増は、ポイントサービスの実施が主因。
 板橋区振連の36%減は、プレミアム商品券の発行額が前年度に比べ少なかったため。
 協組泉南市商品券連盟の39%減は、前年度は、地域振興券と共通商品券の交換をしたが、今年度はそれがなかったことが主因。

【回収】
 前年同期比4%以上増加は5団体19%(99年度は44%)、4%以上減少は14団体54%(99年度は40%)。
 回収額全体では前年同期比7%減(99年度は11%増)。
 協組新潟市商店連合会の29%増、協組草津スタンプ会の103%増は、上記の発行増の理由と同じ。

■主な動き
cvレミアム商品券今年も数団体で発行
 2000年度も、オホーツクカード事業協組、野田市商業協組、世田谷区振連、中野区振連、館山市商業協組、協組神辺わかば会などでプレミアム商品券を発行した。
 「地域商業振興のため」、「特定商品に比べ使い勝手がいい」などの理由で、多くの市町(敬老祝いなど)や、社会福祉協議会、職員互助会などで、共通商品券の購入が続いている。

 中野区振連は、5月1日にプレミアム商品券2500万円分販売。また、7月4日にもインターネット立ち上げ記念としてプレミアム商品券2000円万分を11カ所の駅で販売(6月分の発行額に含む)した。
 館山市商業協組では、10月1日にプレミアム商品券3300万円(補助金350万円)の発行を決定。1000円券11枚セットを1万円で販売。使用期限は平成13年2月28日。プレミアム商品券事業のみの取扱店も募集し、既存商品券の交換も可能とする。

k、通商品券春一番キャンペーン
 野田市商業協組は、3月1日〜27日
に、共通商品券を5000円買い上げごとに景品が当たるスピードくじを進呈。また、共通商品券を買い物などで使うと、その店から商品券の一部を切り取ってもらい、それを特別台紙に5枚貼ると抽選で景品が当たる企画も実施。かなり好評だった。

lh老祝い用に共通商品券
 協組神辺わかば会では、今年も町から1500万円分強を購入してもらうことが決定。

bV月から共通商品券の発行を開始
 串間商工会議所(宮崎県)では、スタンプ会加盟店では、共通商品券発行記念のキャンペーンとして、7月中に共通商品券で買い物したお客には、スタンプ5倍を進呈する企画を実施。

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