ジャケット

その子

(1985.12.5)CBS・ソニー

内緒内緒の一人言聞かせてあげる!!
屋根裏部屋、壊れた柱時計、古いアルパム、初恋、懐かしいロッキング・チェア、
さよなら夏のリセンヌ達、木枯の季節に少しだけ大人に振り返る。

【レビュー】 【収録曲】 【PICTURE】 【推薦】

 レビュー: この秋は「その子」でルネッサンス (2001.11)
 「えらんでニャンニャン!」のスレッド(No.1346)をきっかけに、アルバム「その子」を改めて聴き直し、評価することが今注目されている。すでに、おニャン子系のベストアルバムという声もあがっている「その子」だが、あらためて聴いてみると、アルバム全体の流れも良く、それぞれの曲もポップで聴きやすいものがそろっている。

 そこで、「その子」のリスニング時のチェックポイントをいくつか紹介したい。

bullet「その子」はおニャン子ソロ系の最初のアルバムである。
bullet全曲、後藤次利の作・編曲による。
bullet4曲でおニャン子クラブがコーラスに参加。(「恋のチャプターAtoZ」「さよなら夏のリセ」「恋のカレッジ・リング」「向うDEギャルソン」)
bullet帯に「withおニャン子クラブ」が表記され、おニャン子クラブ本体とのコンビネーションを強調。
bulletジャケ最終ページにも、おニャン子クラブ16名(吉沢まで)での写真を掲載。

ということで、初ソロであるその子を、おニャン子クラブ全体でサポートするという、アルバムの性格がはっきりしている。そこが、その子らしく、かつおニャン子らしいというこのアルバムの特徴となってあらわれているのだろう。

 おニャン子クラブから生まれた初のソロアルバム「その子」で、木枯らしの季節にその子ルネッサンス(古典復興)というのはいかがだろうか。【T.Ishida】

【収録曲】

  1. 午後のパドドゥ
  2. 渚のタイトロープ
  3. 恋のチャプターAtoZ
  4. 緑のポインセチア
  5. 涙の茉莉花LOVE
  6. さよなら夏のリセ
  7. 恋のカレッジ・リング
  8. 向こうDEギャルソン
  9. Please tell me Mr.朱
  10. 私の好きなキャサリン

【推薦】

くにゃにゃ

bulletアイドルのファーストらしい,バラエティに富んで華やかな作品集だと思います。「午後のパドドゥ」「渚のタイトロープ」などのカラフルな作品も良いですが,「ポインセチア」「キャサリン」などはじっくりきくと鳥肌の立つくらい良い作品です。「ミスター朱」はいかにもオヤジ受けしそうなその子ちゃんのキャラに合っていて,新鮮でした。そして「Atoz」「ギャルソン」といった,意味不明系のコミカル&センチな作品が,アルバムをより深めていると思います。これに「抹莉花LOVE」が入ってるのですから,構成としては最高でしょう!今でも聴いてます。色褪せません。曲名は省略させていただきました,すみません。

Gの24

bulletこのアルバムは、私が小学6年の時、生まれて初めて自分の小遣いで買ったLPです。特にこの冬の時期に聞くとその当時もそうでしたが、今でも妙に感傷的な気持ちになるのでおニャン子のソロやユニットのアルバムでは、一番に推薦します。名曲が多いので、ソロ・グループのアルバムの中では、一番のオススメで今でもこのアルバムは聴いております。このアルバムの必聴曲は、「緑のポインセチア」、「サヨナラ夏のリセ」、「恋のカレッジリング」、「私のMyキャサリン」です。特に一番最後の「私のMyキャサリン」は、その子さんの透明感溢れるボイスで魅了させる事間違い無しのバラード系の曲なのでこのアルバム最高のお気に入りです。

鳥取のきっちん

bulletアイドルファンとして様々な娘たちのアルバムを買ってきましたが、これほど完成度の高いアイドルアルバムは無いと思います。その後の彼女の作品はアーティスト色が強くなり、そんなには好きになれなかったけど、このアルバムは私のコレクションの中のナンバー1です。ちなみにナンバー2は美奈代ちゃんのHOPPING、ナンバー3は満里奈ちゃんのSUNNY SIDEです。(おニャン子ばかりになりましたね)

やまぱお

bullet最近、某オークションサイトでCDを購入しました。それまでは、LPとカセットで聞いていましたが、CDのきれいな音源はいいですね。

33才

bulletアイドル路線の王道アルバム!一番完成度が高いし、おニャン子の名盤といったらこれなしに語れない!

sonokofan

bulletやっぱりメロディーラインがいいですね。くぐもったアレンジの中に沈み込んでゆくその子のどこかかすれた歌声。幻想的ですらある。こいつを初めて聴いたとき(小学生のとき)の感動は忘れられません。