今回の思い入れの一曲は、1988.1.21に発売した、高井さんの3rdアルバム「私のままで・・・」のラストに収録されている曲「週末の名画座」です。個人的には高井さんの好きな曲BEST5の中に入る名曲です。
2nd「こころ日和」はどちらかと言うと「夏の日」のイメージだったのですが、「私のままで・・・」は発売が冬だったという事で全体的に冬のイメージになっていて、セピア調のジャケットといい、どこかノスタルジックな感じになっています。「週末の名画座」はその中でもひときわノスタルジックな曲で、この曲を聴いていると、目の前に古ぼけた映画館のほこりっぽいシートに高井さんが座っていて、古い映画を見ているようなそんな景色が浮かんできます。
曲が終わってもまだ席を立たず、観客がみんな居なくなった後、歌詞中にもありますが、
「片隅に借りたままの本を置いて、そっと重い扉を開けて出ていく・・・」
まるで映画のワンシ-ンの様な曲なのです。うーんでも僕だけの思いでしょうか?まぁいいですよね、個人的な思い入れなので・・・。
みなさんもちょっとCDやレコ-ドを取り出して聴いてみて下さい。雰囲気をあじわうには、ちょっとノイズの出るアナログ盤をおすすめします。ますます良いでしょう・・・!? アナログを持っていない方は、頑張って探してみて下さい。皆さんの中でもこの曲に対する思い入れなど何かあれば聞かせて下さい。【Yuusuke】