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※本ページは,2005年度「佐渡市市民環境大学」第3回(2005/08/04,19:00~21:00)の講義資料です。
※ マークのページは無料の分子モデル表示用プラグインChimeが必要です(ダウンロード方法参照;ブラウザはIE以外を推奨)。
※Javaベースで動作する分子表示ページは同マークをはずしました。
※★ 印はローカルファイルであるため参照できません。
テキスト「2時間即決 環境問題」([緑数字] は同書の掲載ページ)
※自己紹介に代えて:本間運営Webサイトの分子データが利用された例 ★ | Gooleによる本サイト内“佐渡”検索結果 ★
※新潟日報NIE欄連載記事「くらしと環境問題」(2003/09/15~2004/08/16;月1回掲載・全12回) ★
図2 分子の原子の組み合わせで性質が変わる(大きさの比は正確です)
[1] 水,[2] 二酸化炭素,[3] メタン,[4] DDT(有機塩素化合物),[5] ディルドリン(同),[6] 塩化ナトリウム(食塩)
[p.22・37にDDT,ディルドリンなど]
※参考:くらしと環境問題/合成物質
2 原料はなるべく無駄にしない形の合成をする。 3 人体と環境に害の少ない反応物・生成物にする。 4 機能が同じなら、毒性のなるべく小さい物質をつくる。 5 補助物質はなるべく減らし、使うにしても無害なものを。 6 環境と経費への負荷を考え、省エネを心がける。 7 原料は、枯渇性資源ではなく再生可能な資源から得る。 8 途中の修飾反応はできるだけ避ける。 9 できるかぎり触媒反応を目指す。 10 使用後に環境中で分解するような製品を目指す。 11 プロセス計測を導入する。 12 化学事故につながりにくい物質を使う。 |
図6 温室効果ガス総排出量の推移とその分子モデル(温室効果ガス)
排出量データ引用:我が国の温室効果ガス排出量(環境省),温室効果ガス排出量・吸収量データベース(国立環境研究所)
※参考:EICニュース(2005/05/26),温室効果ガス:増加の一途 03年度は90年比8.3%増(毎日新聞,2005/05/26)
[p.48に京都議定書の削減数値目標]
図7 1人当たりのC02排出量による都市類型(1993-97年の平均)
※データ引用:石井孝明,「京都議定書は実現できるのか CO2規制社会のゆくえ」,p.111,平凡社新書(2004)
(オリジナルデータは東北芸術工科大学環境デザイン学科助教授・三浦秀一氏による)
表1 図7の数値データ(■は各都市での最大排出源)
※上記文献では各類型とも3都市ずつピックアップ,計は筆者計算
区分/代表都市例 | 照明 コンセント |
給湯 コンロ |
暖房 | 冷房 | 自家用車 | 公共交通 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A類型/山口市 全用途中自家用車が最大の都市 |
369 | 343 | 252 | 31 | 635 | 34 | 1664 |
B類型/金沢市 照明コンセントに次いで自家用車が多い都市 |
415 | 371 | 332 | 23 | 399 | 38 | 1578 |
C類型/福島市 A,B類型以外で暖房よりも自家用車のほうが多い都市 |
376 | 449 | 314 | 11 | 381 | 35 | 1566 |
D類型/新潟市 自家用車より暖房のほうが多い都市 |
393 | 391 | 446 | 20 | 401 | 51 | 1702 |
E類型/東京区部 自家用車が冷房に次いで少ない都市 |
401 | 311 | 184 | 36 | 134 | 62 | 1128 |
図8 日常生活における環境負荷(平成16年版 図で見る環境白書/第2章 くらしを深める「環境の心」より転載)
※参考:食のグローバル化による問題例
図9 電気は本当に足りないのだろうか? ─宇宙から見た夜の地球─(NASA,2000/11/27;2002/08/11) ★
[p.58]
図10 主な先進国の温室効果ガス排出量の変化(平成17年版 図で見る環境白書/第1章 京都議定書で地球の未来を拓くより転載)
※参考:同白書/第2章 社会に広がる環境の国づくり/第2節 家庭から創る ★
図12 増加する紫外線(気象庁・紫外線情報,2005/05/17正午のデータ)
※参考:チミン二量体を含むDNAの例 ,DNAの脆弱性と強靭性/いろいろな攻撃に曝されるDNA
[p.77図6-3参照]
図13 ゴミは消えてなくならない(エントロピー環境論)
※ゴミになるものを佐渡に入れない,佐渡から出さない!!
※参考:佐渡市/ごみ・廃棄物(暮らしのガイド)
図14 日本における物質の流れ:2001年度(平成16年版 図で見る環境白書/第2章 くらしを深める「環境の心」より転載)
■ その他の話題提供
■ 筆者サイトの環境問題・時事問題に関するコンテンツ例
※上記記事中にも適宜上げてあります(印ページは無料の分子モデル表示用ソフトChimeが必要)
■14の歴史上の出来事(2001年 欧州環境庁の予防原則報告書より;右表紙文献p.163→筆者サイト資料) 1) 漁業の崩壊:乱獲 2) 放射線:早期警告と影響の遅れ 3) ベンゼン:欧米の労働基準設定における歴史的認識 4) アスベスト:神秘的な力から邪悪な鉱物へ 5) ポリ塩化ビフェニル(PCBs)と予防原則 6) ハロゲン含有炭素化合物(ハロカーボン):オゾン層と予防原則 7) ジエチルスチルベストロール(DES)物語:胎内曝露の長期影響(妊婦に対するDES使用の認可) 8) 成長促進抗生物質:常識への抵抗 9) 二酸化硫黄:人の肺の保護から遠く離れた湖の回復まで 10) ガソリンの添加剤として使用される鉛代替品メチル-t-ブチルエーテル(MTBE) 11) 五大湖の化学物質汚染における予防原則と早期警告 12) トリブチルスズ(TBT)防汚剤:船、巻貝類、インポセックスの物語 13) 成長促進ホルモン剤:予防原則あるいは政治的リスクアセスメント 14) 「牛海綿状脳症(BSE)」1980年代~2000年:繰り返しの「安全の保証(安心)」がどのようにして「予防」をだめにしたか |