Rapa nui

2〜4人用
Ingo Althöfer and Reinhold Wittig作

Rapa nuiとは、誰もが知っているモアイ像で有名なイースター島の現地名です。
島の住民達はモアイ像を建てるために、島の環境を破壊してしまっていたと言われています。 また、部族間の長い戦争でモアイは標的にされ、その殆どが倒されてしまったそうです。
これはそんな島の悲劇をモチーフにしたゲームです。

内容物:
ボード盤 ルール 土台駒39個 緑のサイコロ39個 赤いサイコロ1個 住民駒4色各2個
※土台駒は恐らくモアイや祭壇を表しているようです。

準備:
各プレーヤーには、同じ色の2つの住民駒がいます。
緑のさいころのうちの9つは、ゲームの第二段階(文化段階)で使用します。
誰が最初のプレイヤーになるか決定してください。

3人以上のプレーヤーなら、ターンは時計回りに進みます。


ゲームプレイ:
ゲームは大きく分けて3つの段階に分けられます。まず初期配置の和解段階、ゲームの準備をする文化段階、そしてゲーム本番の圧力段階です。

和解段階:
順番にひとつずつ、住民駒をボードの空いているスペースに置きます。
この初期配置はとても重要です。やり慣れたプレイヤーは、おのずと有利・不利な配置が分かって来るでしょう。

文化段階:
手番プレーヤーは、自分の住民駒のうちの1ひとつを隣接した空いているスペースの方へ1マス動かします。
縦、横、斜めもOKなので、中央から向かって8つの方向へ動く事が出来ます。


土台駒を、住民駒が先程まで居たスペースに置いてください。

用意した9つのサイコロのうちのひとつを転がしてください。
出た目がそのまま上になるように、先程配置した土台の上に置いてください。

次のプレイヤーに手番が移ります。

住民駒移動→土台を置く→サイコロを転がして土台に置く
この工程を、用意した9つのサイコロを使い切るまで続けます。3人プレイなら3ターン周る計算です。
   

準備段階は終わりました。ここからゲームの本番です。


個体群圧力(圧力段階):
最初の準備段階で行った工程と同じく、手番プレイヤーはまず自分の住民駒を動かし、その場所に土台を置いて、サイコロを置く、という手順を行います。
そののち、
手番プレイヤーは赤色のサイコロを転がして、その出た目と同じ数を示す土台の上のサイコロをひとつ取り外します。
(あなた自身の住民駒の近くのサイコロを取る事が出来るのならば、ラッキーです)。

もし一致するサイコロがないならば、何も起こりません。

赤いサイコロをふる前に、もし既にボード上にサイコロが乗っていない土台があるのならば、
サイコロをふるのをキャンセルして、その土台を場からひとつ取り外す事が出来ます。

次のプレイヤーに手番が移ります。


ゲーム終了:
空いているスペースが無くなって、自分の住民駒が2つとも全く身動き出来なくなった場合、彼はゲームから脱落します。
2人以上で遊んでいるならば、1人のプレーヤーだけが残るまで、遊び続けてください。

2人以上で遊んでいる場合、プレイヤー間で交渉を行い、ゲームをドラマチックに展開させる事も出来ます。
強敵に対し、2人のプレイヤーが結束して、協力体制を取るような事が起こるかもしれません。
また、邪魔な土台を取ってもらう代りに、相手の交換条件に応じるような事もあるでしょう。


脱落してプレイヤーがたった1人になった時、生き残った彼が勝者となります。


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