聖戦士ダンバイン

 ファンタジー路線とロボット路線のちょうど中間点で、それぞれの要素を実に上手く利用した作品である。富野色がとても強く、 個性的なキャラクターが素晴らしくマッチし、最終回で、「皆殺しの富野」が大爆発する。ただ、みんな殺せばいいってものじゃなく、それ が上手く活かされているのが、富野作品の素晴らしい所。救いのない終わり方をする作品を挙げる上で、欠くことの出来ない作品であることは 間違いない。

OP「ダンバイン とぶ」MIO/ED「みえるだろう バイストゥンウェル」MIO

サブタイトルリスト
 1聖戦士たち
 2ギブンの館
 3ラース・ワウの脱出
 4リムルの苦難
 5キーン危うし
 6月の森の惨劇
 7開戦前夜
 8再び、ラース・ワウ
 9天と地と
10父と子
11キロン城攻防
12ガラリアの追跡
13トッド激震
14エルフ城攻略作戦
15フラオン動かず
16東京上空
17地上人たち
18閃光のガラリア
19聖戦士ショウ
20バーンの逆襲
21逃亡者リムル
22戦士リムル・ルフト
23ミュージィーの追撃
24強襲対強襲
25共同戦線
26エレの霊力
27赤い嵐の女王
28ゴラオンの発進
29ビルバイン出現
30シルキーの脱出
31黒騎士の前兆
32浮上
33マシン展開
34オーラ・バリア
35灼熱のゴラオン
36敵はゲア・ガリング
37ハイパー・ジェリル
38時限爆弾
39ビショットの人質
40パリ炎上
41ヨーロッパ戦線
42地上人たちの反乱
43ハイパー・ショウ
44グラン・アタック
45ビヨン・ザ・トッド
46リモコン作戦
47ドレイク・ルフト
48クロス・ファイト
49チャム・ファウ
STAFF
原作構成・・・・・・・・・・富野由悠季、矢立肇
総監督・・・・・・・・・・富野由悠季
キャラクターデザイン・・・・・・・・・・湖川友謙
メカニッカルデザイン・・・・・・・・・・宮武一貴
作画監督・・・・・・・・・・池田繁美
録音監督・・・・・・・・・・藤野貞義
音楽・・・・・・・・・・坪能克裕
撮影監督・・・・・・・・・・斎藤秋男
企画・・・・・・・・・・日本サンライズ、名古屋テレビ、創通エージェンシー
プロデューサー・・・・・・・・・・森山窪、大西邦明、中川宏徳
CAST
ショウ・ザマ(18)・・・・・・・・・・中原茂
チャム・ファウ・・・・・・・・・・川村万梨阿
マーベル・フローズン(19)・・・・・・・・・・土井美加
ニー・ギブン・・・・・・・・・・安宅誠
ドワ・グロウ・・・・・・・・・・若本紀昭
キーン・キッス・・・・・・・・・・高田由美
リムル・ルフト・・・・・・・・・・色川京子
バーン・バニングス・・・・・・・・・・速水奨
ガラリア・ニャムヒー・・・・・・・・・・西条美希
ドレイク・ルフト・・・・・・・・・・大木正司
ショット・ウェポン・・・・・・・・・・田中正彦
ミュージイ・ポー・・・・・・・・・・横尾まり
ゼット・ライト・・・・・・・・・・立木義浩
ミズル・ズロム・・・・・・・・・・戸谷公次
シーラ・ラパーナ・・・・・・・・・・高橋美紀
カワッセ・グー・・・・・・・・・・広森信吾
エレ・ハンム・・・・・・・・・・佐々木るん
エイブ・タマリ・・・・・・・・・・堀部隆一
ビショット・ハッタ・・・・・・・・・・曽我部和行
ルーザ・ルフト・・・・・・・・・・火野捷子
トッド・ギネス・・・・・・・・・・逢坂秀美
トカマク・ロブスキー・・・・・・・・・・戸谷公次
ジェリル・クチビ(22)・・・・・・・・・・大塚智子
アレン・ブレディ・・・・・・・・・・若本紀昭
フェイ・チェンカ・・・・・・・・・・三橋洋一
フォイゾン・ゴウ・・・・・・・・・・西村知道
フラオン・エルフ・・・・・・・・・・山田修司
ジャコバ・アオン・・・・・・・・・・吉田理保子
シルキー・マウ・・・・・・・・・・池田昌子
ベル・アール・・・・・・・・・・西城美希
エル・フィノ・・・・・・・・・・富沢美智江
ナックル・ビー・・・・・・・・・・佐々木優子
ガラミティ・マンガン・・・・・・・・・・佐藤正治
ダー・・・・・・・・・・高宮俊介
ニエット・・・・・・・・・・戸谷公次
キブツ・キッス・・・・・・・・・・植田敏生
シュンカ・ザマ・・・・・・・・・・土師孝也
チヨ・ザマ・・・・・・・・・・高島雅羅
ロムン・ギブン・・・・・・・・・・立沢雅人
チャーリー・カミングス・・・・・・・・・・龍田直樹
ラナ・パーキンスン・・・・・・・・・・島津冴子
ホン・ワン・・・・・・・・・・龍田直樹

ストーリー
 地上と海の間にある異世界バイストゥン・ウェル。その世界の一国”アの国”の地方領主ドレイク・ルフトの 野心により、この物語の幕が上がる。地上の人は、バイストゥン・ウェルに来ると、強大なオーラ力を発揮す ることが出来る。このオーラ力はこの世界で地上人ショット・ウェポンによりもたらされた技術で開発されたオーラマシン を動かす際に強力な力となることから、ドレイクは、地上人をバイストゥン・ウェルに召喚し、兵力にしようと企て、 地上とバイストゥン・ウェルとの通り道である「オーラロード」を開くことの出来るフェラリオ「シルキー・マウ」を捕獲。 そして地上人を3人召喚させた。その中の一人、ショウ・ザマ(座間翔)も自分の置かれた立場を理解出来ないまま、周りに流される状況の中で、 必死に自分のおかれた立場を理解しようとする。そしてドレイクに反抗する勢力があること、その反抗勢力の中にマーベル・フローズンという自分 と同じ地上人がいること、ドレイクの本当の目的を知る。そして、ショウは自分のやるべきことが、反ドレイク勢力であるニー・ギブン率いるゼラーナ と共にあることを知り、次第に勢力を拡大し、領地を広げるドレイクと戦いを繰り広げる。その戦火はバイストゥン・ウェル全土を包み込み、 やがて地上界をも巻き込んでいく。

解説
 基本的にロボット物作品であるにも関わらず、ファンタジーの要素を含ませている。 異世界を舞台にすることで、それらの要素を十二分に発揮させることが出来ているが、現実世界も並行世界として存在し、バイストゥン・ウェルと 地上を行き来することになる。一国対一国の戦いではなく、複数の国家が存在し、それぞれ複雑に関係が交錯する為に、1回見ただけでは、話しの 内容を理解するのは難しい。しかし、話しがごちゃごちゃになっているわけではなく、流れを把握すれば、これほどストーリーを楽しめる作品も 少ないのではないかと思う。この作品は認知度、人気、共に高い。キャラクターそれぞれに魅力があり、今までのごつごつ したロボットとは全く異なる昆虫の様なフォルムのロボットが、異世界にマッチしていたこと。煮詰まったストーリー展開など、アニメのクオリティが 高かったことから、富野作品の中でも、人気の高い作品となった。

オーラマシンデータ


バイストン・ウェルの物語を憶えている者は幸せである。
心豊かであろうから・・・。
私たちは、その記憶を記されて、この地上に生まれてきたにもかかわらず、
思い出すことのできない性を持たされたから。
それゆえに、ミ・フェラリオの語る次の物語を伝えよう・・・。

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