2000年POPs廃絶
12化合物

 2000年12月にヨハネスブルクで開かれた「残留性有機汚染物質(POPs: Persistent Organic Pollutants)の規制に関する国際会議」において,生物全般に悪影響を与える以下の12種類の化学物質を規制する条約案の合意がなされました。
 これを受けて2001/05/22にストックホルムで採択され,翌日調印式典が行われました。米・独など92ヶ国(EUを含む)が調印しましたが,G7の中では英・日が調印を見送りました。
 今後50ヶ国以上で批准されれば発効となり(カナダが調印と同時に批准),多くの有害な化学物質の中で製造・使用の禁止や発生削減を義務づける初めての国際合意となります。

※PCDDs,PCDFs,PCBsはダイオキシン類に含まれる(TEF表参照)。
環境ホルモンリスト(1)

PC版
  • 環境省・2001/05/23,残留性有機汚染物質(POPs)に関するストックホルム条約外交会議〔概要〕〈PC版〉
    ※環境庁・2000/12/10,第5回POPs〔残留性有機汚染物質〕条約化交渉会議の概要〈PC版〉
    ※外務省,残留性有機汚染物質〔POPs〕規制条約〈PC版〉
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