出題：「動く分子事典」著者　　賞品提供：講談社，日本MDL Information Systems

本クイズは2000/03/31で締め切りました！

　「パソコンで見る動く分子事典」はお陰で３刷が決定しました。２刷を記念して，講談社ブルーバックス「動く分子事典」とMDLロゴ入り時計がそれぞれ２名ずつに当たるChime版分子に関する本クイズを実施した際は応募を有り難うございました。
　2000/04/11に当選者の発表をし，企画者による解答例を公開いたしました（以下の問題に挑戦してからご参照ください）。

【問題】　下の写真は，分子モデルが秒針になっているというユニークな時計です（Chimeを開発しているMDL社特製；今回の賞品にもなっています）。さて，この身近にある分子は何でしょう？
　もちろんわかる方は見ただけですぐわかると思いますが，以下の条件に従って未知の分子として考える道筋を示してお答えください。

※写真の時計はMDL社の日本法人である，日本MDL Information Systemsから頂戴いたしました。

条件
• 原子の色はChimeのCPK形式（水素原子は省略されているので推定して個数を求める）
• 原子価（結合の手の数）は，「動く分子事典」p.16にしたがう
• 縮合環は平面
• 光学異性体は存在しない
• 化学・分子関連の事典類は使わず，推論とインターネット上の検索だけで回答
• 回答は掲示板へ書き込む（メールID必須）
• 書き込みの締め切り＝2000/03/31

  ※必要に応じて，以下の拡大図の原子と結合の番号を利用して回答を書いてください。ホームページをお持ちの方は，回答をページに書いて（図なども利用可能），そのURLを掲示板に書き込んでいただいてもかまいません。

  《解答の書き方の例》
  (1)まず原子…は炭素で，……。
  (2)次に結合…は二重結合。なぜなら……。
  (3)最後に，この構造をもとにインターネット上のデータベースの…（URL＝…）で調べると……。

当選者の決定方法
　上記の条件を満たす回答を掲示板に書き込んだ正解者先着２名（分子事典か時計，各１名）と，締め切りまでの全回答中で特にユニークなもの書き込んでくださった方２名（分子事典か時計，各１名）を当選とします。
　なお賞品については，先着２名のうち書き込みの早かった方の希望（メールで確認します）を優先し，次点の場合はご希望に沿えない場合があります。ユニークな回答者についても同様です。
　また回答の内容については著者２名で検討します。また，意外な回答については追加当選者とすることもありますので，化学ゲームとしてたくさんの書き込みを期待します。
　当選者は掲示板で広報し，メールでもお知らせしますので，希望賞品名と郵送先をご連絡ください。