※サイエンスアゴラ2011参加企画：　トークセッション（11月20日） ｜ 体験・実習ブース（11月19-20日）
☆多数のご来場，ありがとうございました！
※JCCJ, 10(4) 「10周年記念特集号」に本企画報告「日本コンピュータ化学会のサイエンスアゴラ2011出展記録」が掲載されました。

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多数のご来場に感謝いたします！　〔左〕ARタンパク質初公開のブース，〔右〕トークセッションで折り紙
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★『日本コンピュータ化学会＠サイエンスアゴラ2011』ご来場御礼！ - Togetter 　※アゴラ全体のまとめ：サイエンスアゴラ2011つぶやきをただひたすら集めておく。 #sciagora11 ｜ 余韻を集めておく。 ★アゴラサイト掲載の本企画概要： トークセッション（11月20日） ｜ 体験・実習ブース（11月19-20日） ◎「サイエンスアゴラ2011」で情報文化学科の学生が大活躍！ 日本コンピュータ化学会の出展ブースで（江戸川大学，2011/11/29） ◎サイエンスアゴラ開催期間中の会場内の様子や開催後のブログエントリー等は横串フィールド.ネット2011，サイエンスアゴラアーカイブス(2011)で参照できます。 ◎会場の東京都立産業技術研究センター（新本部） は2011年10月に開所したばかりで，アゴラ開催に合わせて見学ツアー等が実施されました。詳細や2日間運行予定のシャトルバスについては「都産技研イベント in サイエンスアゴラ2011！」および公式ツイッター@tiri_kohoをご参照ください。　　※見学ツアー参加者のブログエントリー例：都産技研体験見学ツアー 〜ものづくりの世界に触れてみよう〜（M姫の創り方，2011/11/22） ◎トークセッションへの参加ご予約は，お名前・ご住所・ご所属／学年等（可能な範囲で）を記載の上， ecosci.honma@gmail.com までお願いします。　…開催終了しました！ ◎本企画に関するツイートをする場合はハッシュタグ #sccj をご利用ください。 ◎アゴラサイトでPDF版ポスター，チラシ（4種類），プログラム冊子がダウンロードできます。

企画案と登壇・参加者 【企画１：トークセッション】計算科学と化学の不思議で楽しい関係　─世界化学年に スーパーコンピュータに象徴されるように多くの分野で計算科学は不可欠なものとなっています。目に見えない分子の正体を知る上でもコンピュータは重宝です。最先端の研究紹介や楽しい体験により，そのことを広く知ってもらいたいと思います。折り紙による分子模型作成から，最新の拡張現実技術による分子モデル表示，シミュレーションの例として放射性物質拡散の紹介など，幅広い内容を展開します。その中で化学には数学や物理も必要であることも紹介します。 ※日本コンピュータ化学会では「東日本大震災への対応について」ページ http://www.sccj.net/notice/news/20110322-1_Earthquake.htm も公開しています。 日時：2011年11月20日（日） 10:30-12:00 会場：東京都立産業技術研究センター（新本部） 5階講堂 ◆登壇予定者 『化学，数学，計算』 細矢 治夫（お茶の水女子大学名誉教授） これから化学を勉強したい人は数学や物理も勉強して欲しい。そうでない人にも，化学の中で数学的な考え方が如何に大事であるかについて知ってもらいたいと思います。しかし，そんな大それた数学が必要な訳ではありません。数学的な考え方が必要なのです。化学者は，自分では気がついていないけれど，この数学的な思考を，元素記号，原子価，構造式で処理しています。問題は，構造式は平面的なものだけれど，相手の原子分子は3次元。それを分かるためにいろいろな分子模型が考えられています。その中の一番簡単なものが折り紙や封筒。具体的に，封筒で正四面体，折り紙で正八面体を作ってもらいます。そして，こういう考え方を，もっときっちりさせるためにコンピュータや計算化学があるのです。 ◆参考：細矢治夫先生　日本化学会化学教育賞受賞（お茶の水女子大学）    後藤 仁志（豊橋技術科学大学）： 『インフルエンザとコンピュータ化学』 冬になると注意が呼び掛けられるインフルエンザはウイルスによる感染症です。ウイルスはいったいどのように感染して，人はどのように防御しているのでしょう。それに，インフルエンザの薬はどうやってウイルスを撃退しているのでしょうね。 本当は目に見えない世界で起こっているウイルスとの戦いを，拡張現実（AR）という新しいコンピュータ技術を使って，少しだけのぞいてみたいと思います。 神部 順子（江戸川大学） 『空の様子を知りたい？知りたい！』 雲一つ見られない晴天は，人間の眼で晴天と感じられる空であっても，デジタル画像を解析すると場所による違いが見られます。デジタルカメラで空の色を撮影し，コンピュータを用いて解析をするとどんなことがわかるかをお話します。 ◆関連論文例：神部順子・長嶋雲兵・高妻孝光・中山 栄子・青山 智夫, 「晴天のデジタル画像解析」，Journal of Computer Chemistry, Japan, 8 (4), 127-138 (2009) ◆参考（その他の研究テーマ）：青山智夫・八木徹・神部順子・中山榮子，「放射性物質拡散に関する一考察」，Journal of Computer Chemistry, Japan, 10 (2), A7-A12 (2011) 本間 善夫（新潟県立大学） 『生命を知り生命に学ぶ　─3.11後に』 近年の生命科学の進歩で，生命の活動を支えている多彩なタンパク質の構造や働きが解明され，生命の誕生から今に至る過程も見えてきつつあります。その一部や，放射線などにより損傷したDNAを修復する酵素の紹介などを通して，3.11東日本大震災で失われた多くの尊い命への思いを新たにしたいと思います。 ◆参考（分子ビューアJmolによる分子モデル表示コンテンツ）：生命を知り生命に学ぶ 【企画２：体験・実習ブース】化学の世界のケイサンあれこれ 目に見えない分子・生体分子（タンパク質など）や計算化学について知ってもらうために，ポスターや様々な模型，バーチャル画像などで学習や体験ができるようにします。別に申請のトークセッションの内容の一部（拡張現実技術による分子表示など）も実演するほか，自宅でインターネットにより閲覧できるインタラクティブコンテンツなども例示します。設立10周年を迎えた日本コンピュータ化学会は無料で誰でも読める電子論文（最近の掲載論文には震災関連で「放射性物質拡散に関する一考察」）を公開するなど先駆的な活動をしており，その紹介チラシも配布。 日時：2011年11月19日（土）-20日（日） 10:00-17:00 会場：東京都立産業技術研究センター（新本部） 1階 ◆参加予定者 細矢 治夫（お茶の水女子大学名誉教授）：11月20日のみ 〈執筆中〉 後藤 仁志（豊橋技術科学大学） 『タンパク質観賞会：拡張現実で目に見えないタンパク質を観察する』 私たちが生きていくために，タンパク質という小さな分子が私たちの体の中で働いています。彼らは目に見えない世界で働いていますが，コンピュータを使えばちょっとだけ覗き込むことがことができます。拡張現実という最新技術を使って，タンパク質や分子を手のひらの上に乗せて観察してみましょう。 神部 順子・八木　徹（江戸川大学） 『青空と夕日を作りましょう』 なぜ，昼間の空が青く，そして，夕焼けが昼間と違う色になるかについてのモデル実験を行います。光の色による散乱の違いを自分の目で観察し，そして，デジカメの目では色の違いがどう判別されるかを見てみましょう。 散乱実験 「サイエンスアゴラ2011」で情報文化学科の学生が大活躍！ 日本コンピュータ化学会の出展ブースで（江戸川大学，2011/11/29） 中村 恵子（埼玉大学） 『ぶんし! ブンシ!! 分子!!!』 2次元で表記されることの多い分子の構造を，3Dでお見せします。 さまざまなモデルを使って分子の本当の姿に近づいてみましょう。見て，さわって，五感を使って，"Let's try!　Let's enjoy!! " 正八面体のスケルトン（「化学をつかむ」p.15） 本間 善夫（新潟県立大学） 『分子となかよく！』 パソコンのブラウザ上の分子モデルをマウスで自由に動かしてみましょう。その分子が組み立てられているルールを「分子の塗り絵」や分子模型モルタロウの組み立てて学ぶ体験も！ 私たちの身体で大事な働きをしているタンパク質もこのルールに従っているのです。 「分子の塗り絵」をしたらモルタロウの組み立て体験 ★モルタロウ（サイエンスアゴラ2009参加企画でも紹介）超ミニセットを両日体験先着50名の方に進呈します！

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