映画  「Rose in Tideland」

「未来世紀ブラジル」のテリー・ギリアムの「ローズ・イン・タイドランド」をみてきた。

http://www.rosein.jp/


こんなかわいい女の子(Kingdom Hospitalのおばけちゃん)が主役なのに、なぜR指定?と思ったが、やはりけっこうグロくて、これはお子様にはオススメできない、オトナでもダメな人けっこういるかも。

「タイドランド」とは現実と幻想のハザマの意味・・とか書いてあったんだけど、少女をとりまく現実そのものが既にはちゃめちゃなので、でもまあそのクレージーな世界を小生意気に勇敢に生き延びていくところが、アリス的と言えなくもないが、アリスというより「シベールの日曜日 下層階級編 モンティパイソンバージョン」という感じ。

わたしは、おばけ役でファンになったジョデル・フェルランドがでずっぱりで可愛くてすっごいおもしろかったので、はやくDVDもでないかと楽しみ。
彼女はほんとにウメズカズオのマンガにでてくる美少女みたいでいい!

「サイレント・ヒル」にもでるので、これも早く観たい。

http://www.silenthill.jp/main.html


監督とジョデルの来日レポートはあちこちにのってて、おもしろい。

http://www.walkerplus.com/movie/report/report4300.html
http://www.cine-pause.com/interview/rose.htm

「わたしはシーンごとに彼女の姿をフィルムに収めただけ。
彼女がどんな反応をするのか、それを見るのが監督としての喜びだった。
大体、65歳の大人が10歳の少女に『こうあるべきだ』と演出するほうが間違っているんだよ!」
by ギリアム監督


しかし、公式パンフレットは写真が少ない上に、解説の文章がどれもこれも下手くそでがっくし。
それと、新宿武蔵野館で観たんだけど、古いシートで、ひさびさにおしりが痛くなった・・・。