美術  「マンダラ展」@埼玉県立近代美術館

 

http://www.momas.jp/3.htm

展示とは別に、6人のチベット僧侶によるマンダラ供養、先着60名2時から、っていうのをお目当てに1時半にいったら、階段の下までずら〜っと行列。

「もう100名を超えているので入場できないかも〜」と言われてエエ〜っと思ったけど、結局200人くらいぎゅうぎゅうではいった。

世界平和や、参加した人の長寿を願う声明を、1時間聞く。
日本のお経と違って、いろんなパートに別れて、時には輪唱のように時にはセリフのように唱和される。

これはなにか・・・と思ったら、そうだ、寺山修司の天上桟敷の芝居だ。
クライマックス(?)には鈴もじゃらんじゃらんと激しく鳴らされてカタルシスの様相である。

今日も体調はいまいちだったんだけど、なにかパワーをいただいた気がする。(単純)

供養を受けたお供えのアメを全員ひとつずつもらって帰る。
これで長生きできる。

マンダラの展示は、これまで日本の古いものはいろいろみたが、今回のように最近のチベットやネパールの色鮮やかなものをこんなにたくさんみたことないのでおもしろかった。

仏像も、たくましいインドの神々の像は造形的にも見てて楽しい。
立体マンダラやタンカの制作過程、完成された砂マンダラなど、これは非常に充実した展示で、いったかいがあった。


展示見終わった後、常設展もみる。
ここでも思いがけず、大好きなデルヴォーの「森」をみられて満足。