DVD  インサイド・マン

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マンハッタンの銀行に強盗が押し入り、店員と客全員を人質にとる。
デンゼル・ワシントン演じるやり手の刑事と知能犯、さらにジョディ・フォスター演じるIQ高そうな弁護士までわりこんで、これは心理作戦サスペンスになるかと思ったら、話は意外な方向に。

派手な展開ではないけど、こういう頭で作ったような作品は好みである。

このごろネットでこういったサスペンスもののレビューを観ると、「よくわからなかった」という感想が多い。

「わからない」なら感想かくな、と思わないでもないが、それはともかく、セリフがこみいっていて、しかもそれがカギとなるような映画をロードショーで観ると、十分に理解できない観客が多いのではないか、というのもある。

わたしが作業しながら観るときは、字幕みのがすとチンプンカンプンになるので、いつも吹き替えにしていて、そうすると役者の演技鑑賞は損なわれるけど、話はよくわかる。

わたしも劇場で観てると英語よくききとれないのだが、簡単なのはわかる。
たとえばこないだの「ブラック・ダリア」で、熱血刑事ミスター・ファイアと同棲してるケイのところに、クールな相棒ミスター・アイスが遊びにくる。

何もいわないのに、ドアがあいただけで、後ろ向きのケイは「あらいらっしゃい」というので、アイスくんが「どうしてわかるんだ」ときくと、
"He stamps."
「彼(=ファイアーのほう)はどたどた歩くから」と答える。

これで、二人の男の性格の違いが表現されるわけだけど、字幕では、ただ
「足音よ」となっていて、これじゃただ彼女が繊細で愛情深い女性である、ということだけしかわからないな、とそのとき思った。

TVで吹き替え映画に慣れてしまうと、たまに字幕で映画観ても、それは「よくわかんない」だろうなー。
字幕には制限あるし、生の声のほうが楽しいから仕方ないけども。

それにしても、ジョディ・フォスター、「羊たちの沈黙」からさらに成長(?)したというかなんというか、見た目別人みたいだなあ・・・。頭よさそうなのは変わらないけど。