写真 安珠の行方 少女考 |
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きのうNADiffで買った、写真雑誌3冊。
Natural Glow No.42 特集 安珠
「それは少女であることの証し、無条件の愛でいつでもわたしを待ち受ける滑走路、つまり少女に帰るための翼そのものを失いました」 と書いているのを読んで、なるほどそうか、 「少女とは、無償の愛しか受け入れないものである」 という定義を思いついた。 そしてそれは、「父」以外の存在からはけして得られぬものなのである。 そして少女は少女であることをやめ、「愛」を受け入れ、相手になにがしかのものを代償にさしだすのだ。 それをしないで永遠の少女であるためには・・・鏡の中の自分を愛し愛され続ければよいのだ、自分にあった鏡さえ見つけることができれば。
やはり、彼女の撮る他の誰よりも、「少女」なのだった。 |