パソコン要約筆記 とは 何ですか?

要約筆記は、話し言葉を聴き取って、内容を要約し、周辺の音声情報と共に「いま、ここにある」情報を文字で伝えるものです。
これまで聴覚障害者(特に中途失聴・難聴者)の情報保障手段として、関係者の努力・協力のもとに発展してきました。

パソコン要約筆記は、聞いた内容をキーボードから入力し、パソコンの画面やテレビ、プロジェクターなどで表示します。
下の図をご覧ください。
話し手の速度に遅れずに文字を出すのは大変ですから、2人で連携して入力し、一つの文章として画面に表示していきます。
そのためのソフトウェアも常に改良が加えられ、無償で提供されています。

IPtalk (パソコン要約筆記に使うソフトウェアのサイト)

機材の接続図

機材の接続図です

機材の名前と写真です

上図のようにLANで繋がれた複数台のパソコンを使って入力し、結果をスクリーンやテレビなどに表示します。最近では無線LANを利用することも増えてきました。