『せたがやスタ研ニュース』11号【NEWS & REPORT】

■千歳船橋振組
出足はまずまずだが趣旨不徹底の店も
 千歳船橋振組では、昨年11月にカード化したが、今年2月末までのポイント発行額は40数店で約500万円(その前のスタンプの時は20店で年間400万円程度)で、まずまず。特に若い人に好評。目標の年間1500万円程度はいきそうだ。
 ただ一部のお客さんから、「カードを出したのに、ポイントをつけてくれない店があった。もうカードなど使いたくない」という声があったのは残念。[石田氏報告]

■中里通り振組
4月から350枚貼りに
 
中里通り振組では、4月から満貼り台紙のスタンプ枚数を30枚増やし、350枚にする。また、満貼り台紙で買い物されたお客さんにはスタンプ2倍サービスをすることにした。
 なお今年の1月からは、買い物にお客さんが使用した台紙から抽選で毎月20人に500円の共通商品券を進呈す
るダブルサービスを実施している。当選者にはハガキで連絡。台紙を使用し
た店で商品券を進呈することにしており、受け取ったたお客さんは殆ど、その店で買い物をしていくので、加盟店に好評。[徳世氏報告]

■祖師谷振組
年間発行額3000万円超える
 
祖師谷振組の97年度スタンプ発行額(2月末決算)が前年比10%以上伸び、3000万円を超えた。このうちほぼ3分の2はスーパーしみずや。同店が倍セールを多く実施したことなどが伸びた理由という。

■経堂振組
常時交換チケットのポスター
 
経堂振組では、昨秋から数種類の常時交換チケットサービスを始めているが、消費者への浸透がいまひとつなの
で、谷村典子さんと高橋美千子さんの2人でポスターを3月末につくり、スタンプ加盟全店及び商店街に9カ所ある掲示板に貼っている。

 手作りの常時交換チケットポスター


■経堂振組
台紙で顧客データベース
 
経堂振組では、回収した台紙による顧客データベースを作成するための準備を進めている。データ入力等は事務局で行う予定。

■烏山駅前通り振組
フィーバーするとスタンプ
 
烏山駅前通り振組のパチンコ店2店が景品にスタンプを出している(フィーバーした場合に、店独自の台紙に印
を押し、印が20たまるとスタンプ台紙1冊分もらえる)。その分のスタンプ売り上げが最近では、加盟店売り上げベストテンに迫るほどだという。

■若林中央商店会
母の日に交換会
 
若林中央商店会スタンプ事業部の有志5店は、昨年12月末に約400人の消費者に年賀状を兼ねたスタンプ3倍サービスのはがきを出した。
 3倍サービスは、1月10日から1月31日まで実施。顧客データは、同会副会長の染谷誠壽氏らが集めたもの。宛て名は、同氏が宛て名ソフトつきワープロで打ち出した。
 3倍サービスは、期間が22日間と長かったこともあって、「反応はそれほどでもなかった」(染谷氏)が、今後は各店で、台紙回収の際に消費者に氏名、住所をきちんと書いてもらうようにし、顧客名簿を増やしていく。
 また、同会では3月に、商店会とスタンプの愛称を印刷した共通の買い物袋(ポリ袋、2種類)を作成、希望店
(6店)に廉価で提供している。


s倦蜊緕sの岡田たばこ店店主、吐前喜久子さんを招いての講演会
 スタンプで、売り上げを飛躍させた東大阪市の岡田たばこ店店主、吐前喜久子さんを招いての講演会(経堂振組、下高井戸振組、スタ研の共催。2月25日、経堂すずらん会館)には、経堂、下高井戸地区を中心に約80人の方々が参加、熱心に耳を傾けていた。
 このほか、2月15日には長崎県・佐世保福栄会協組理事長の山下純夫氏、3月5日にはシニアアドバイザーの金尾敏郎氏の講演会を開いた。

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