『せたがやスタ研ニュース』20号【NEWS & REPORT】

■三軒茶屋銀座振組
10月からポイントカード
 三軒茶屋銀座振組(しゃれなあど通り)は、10月1日から20店(ほか14店がポイントは出さないが満点カードでの買い物は受け付ける協力店)でポイントカード(愛称・さんちゃかーど)を始めた。事業の運営は、振組内に設けたポイントカード事業部が担当する。
 カードは桜新町や千歳船橋、尾山台商栄会と同じく、紙製印字式の使い捨て磁気カード。
 立ち上げまでの経費は、カードリーダー&ライターとカード、オープニング経費など含め約800万円。都と区合わせて約3分の2の助成。 
 商店会には110店加盟しており、その中で発行店 店は少ないが、徹底してポイントサービスをしてお客さんに喜ばれることで、増やしていけたらと思っている。[笠井氏報告]
cJードの仕組み
進呈単位 100円
交換単位 350点で満点カードとなる
利用方法 扱い店で500円相当の金券、銀行預金、イベントのいずれかに利用できる
発行店の負担 1ポイント2円のほか機器使用料として毎月100円

『さんちゃかーど』スタート時のチラシ




■桜新町振組
地元有名人とメーカーの協力で盆踊り
 桜新町振組が8月21・22日に実施。天候にも恵まれ2日間で約5000人の人出で賑わった。
 桜新町在住の歌手、水前寺清子さんと漫画家のやくみつるさんが顔を見せた22日は3000人が集まった。水前寺さんは特設ステージで熱唱、やくさんは団扇に使う漫画を提供。いずれも無償。
 また、同振組の飲食店部会で、期間中はサッポロビールを仕入れる申し合わせをして、サッポロからポスターとチラシ用の版下を提供してもらった。[渡辺氏報告]


■松陰神社通り松栄会振組
第18回チャリティーバザール
 松陰神社通り松栄会振組が、8月29日に実施した。優勝者には自転車が当たるジャンケン大会、コンピューターゲーム大会、模擬店などで賑わった。
 模擬店には地域の各種団体も参加した(独立採算制で)。
 先着300人には、スタンプ台紙1冊(500円分)で、模擬店やゲームに利用できる100円券8枚と交換した。 [岡村氏報告]


■下高井戸振組
スタンプ5周年記念サービス、第1弾の応募総数は1万超
 
下高井戸振組が、スタンプ事業開始5周年を記念して実施。
q謔P弾は抽選で米国西海岸の旅
 第1弾はスタンプ5枚を貼って応募した人に抽選で米国西海岸の旅などが当たるという企画。東大阪市の小阪スタンプ会の企画を参考にした。
 サービスの内容は、Aコース米国西海岸7日間1組(ペア)、Bコース北海道3日間1組、Cコース伊豆の温泉1泊5組、Dコース帝国ホテルディナー10組、Eコース東京ディズニーランドパスポート30組。
 応募方法は、応募用紙に氏名、住所、電話番号と希望するコース(1枚に1コース)を書き、下高井戸スタンプを5枚貼り商店街事務所などにある応募箱に入れる。締切は8月20日。サマーフェスティバルの会場で公開抽選をした。当選者は、スタンプ満貼り台紙5冊を負担する。
 応募数は各コースとも約2000で総数は1万を超えた。  
q謔Q弾は1000円券交換 
 なお、5周年第2弾として、8月22日午後4時から 分のみ、通常1冊500円の満貼り台紙が1000円分の加盟店専用金券と交換(1人5冊まで)できるイベントを実施した。
 交換冊数は1626冊。[岩切氏報告]


■烏山駅前通り振組
烏山駅前通り振組では35周年
 烏山駅前通り振組では、ダイヤスタンプ35周年記念ビッグボーナスチャレンジを 11月23日まで実施している。
 応募用紙にはスタンプ10枚を貼り、氏名、住所等、希望コース(用紙1枚に1コース)を記入し、加盟店や事務局に設置した投票箱に投函すると抽選で豪華景品が当たる企画。
 応募用紙はチラシに印刷したほか加盟店や事務局でももらえる。
 抽選は、11月23日のスタンプ感謝祭で行う。
 景品は、Aコースはオーストラリア1組(ペア)、Bコース札幌雪まつり2組、Cコース沖縄2組、DコースからHコースまで提携ホテル・旅館への1泊の旅に各3組。はずれた人の中から200名に2000円相当のグルメ券(同商店街内のスタンプ加盟飲食店で使える)を進呈する。
 下高井戸振組の5周年サービスを参考に企画した。違うのは、当選者は満貼り台紙を負担する必要がないこと。 [山田氏報告]

烏山駅前振組の35周年記念イベントチラシ




■下高井戸振組
敬老の日700円セール
 下高井戸振組が9月10日〜16日に実施。折り込みチラシに3枚印刷された敬老シールを貼り、期間中に加盟店で使うと、通常1冊500円の台紙が700円で使えるという定番企画。
 今年の回収は854冊。[岩切氏報告]


■烏山駅前通り振組
地域振興券回収は約12万枚
 烏山駅前通り振組は地域振興券での買い上げ額にスタンプ5倍サービスをしたところ、約1億2000万円分の振興券を回収した。4倍分は銀行での伝票と引き替えに振組が補填したがその合計は975万円。 [田中氏報告]


■祖師谷振組
11月から、毎月のダブルサービスを拡大
 祖師谷振組は、加盟店での買い物に利用した台紙から毎月抽選で30人に買い物券3000円分を進呈しているが、 月から毎月100本に拡大する。イベントを年3回程度に抑える代わりに、台紙の利用者を優遇することにした。 [上田氏報告]


■桜新町振組
ホームページ作製勉強会
 桜新町振組の最近のホームページのアクセス数は月に3万件程度。96年4月にNTTラーニングという会社の協力でホームページを開設して以来、マスコミで大きく取り上げられたこともあって、ピーク時は月15万件、最初の1年は平均10万件前後。
 商店街全体や地域のページへのアクセスが大半だが、最近は店舗へのアクセスも徐々に増えている。
 ふとん店に北海道の人から「息子が近くに下宿する。ふとんを売ってほしい」というEメールや「なかなか見つからなかった薬をインターネットで見て」と横浜市から買いにきたという例があった。フラダンス教室へのアクセスも多い。
 ただ、練馬区など遠方から注文があり、「困った」というガラス屋さんもあった。
 当初は、組合員の中でパソコンを持ちアクセスするのは2、3店だったが、最近は20店以上に増えている。
 また、自分たちでホームページをつくれるようにとNTTの協力を得て、勉強会をしている。[菅沼氏報告]

  20号目次に戻る  バックナンバー一覧に戻る  スタ研トップに戻る  HOMEに戻る