『せたがやスタ研ニュース』29号【NEWS & REPORT】

■烏山駅前通り振組
抽選所やめ、後抽選に
 烏山駅前通り振組は、サマーセールを従来の福引所を設けてその場で当落がわかる方法から、期間中のみ発行する特別スタンプ10枚を投票用紙に貼り、氏名住所を記入して参加店に設置された投票箱に投票する方法に改めた。
 景品は、特賞30万円分の共通商品券2本から1000円の買い物券1000本まで1057本。
 従来は特別スタンプ30枚で1回抽選、空くじなしだったが、今回は10枚にして、空くじありとした。投票総数は4万6006本で当選率は2%強。
 特別スタンプの発行額は884万6000円(スタンプ約442万枚)で、投票率は10%。


■下高井戸振組
注文1000件、回収2527冊
 
下高井戸振組恒例の夏のスタンプ特別企画の今年度実績は、注文1000件、回収台紙は2527冊だった。
 事前にカタログを各店及び事務所で来街者に配り、注文を受け付け、数日間おいて、お客は店または事務所に交換に行く。商品は現金ではなく、台紙でしか交換できない。
 水、ビール、米は相変わらずの人気商品。ただ、同じビールや発泡酒でも24缶入りより12缶入りのほうが多く出ているという。
 また、台紙1冊の「てんや」の天丼2人前券が人気を呼ぶ一方で、2冊で上寿司1人前も人気定着。「ガンバレ三宅島」のクサヤ1冊も好評。[岩切氏報告]

■下高井戸振組
敬老の日セール
 下高井戸振組が9月13〜15日に実施。チラシに印刷されたシールを満貼り台紙に貼ると通常500円の台紙が700円として加盟店で使える。
 回収は652冊。

■下高井戸振組
しもたかハロウィン
 下高井戸振組が「世田谷線沿線イベント」の一環として、11月3・4日に開催する。
 3日はハロウィンコンテスト、4日は「街なか音楽祭」、2日間共通イベントとして、松沢出張所リサイクルフェア、三宅島・北海道中川町バザー、フリーマーケット、お買い物大抽選会などを開催する。
 また、スタンプ事業部として、この前後5日間、5店目の店でスタンプ20枚と交換できるスタンプラリーを実施する。

■烏山駅前通り振組
イベントから買い物利用にシフト
 
烏山駅前通り振組の消費者が集めたスタンプ台紙利用形態が1、2年前から変わってきた。もともと加盟店での利用が8割近くを占めていたが、その比率が高まっている。
 多くの台紙を必要とするイベントを楽しみに集めるより、加盟店での商品やサービスの購入に使う消費者が増えている。これまではいつもすぐに定員に達した旅行招待や劇団四季などのチケットも時間がかかったり、余ることも出てきた。それだけ消費者に余裕がなくなっているのかもしれない。[田中氏報告]

■尾山台商栄会振組
武蔵工大の協力でHP開設へ
 尾山台商栄会振組は、10月末にホームページを立ち上げる予定。
 地元の武蔵工業大学経営工学科・おおつき研究室の学生有志グループが卒論の一環として取り組む。同振組でもIT委員会を結成、学生らと共にHPづくりに努めている。
 有志グループでは、HP開設と共に
同商店街を通る学生らの商店利用状況などを携帯電話やパソコンによるHPの閲覧状況と合わせて調査するという。
 「現状では、商店街を通る学生は多いものの商店を利用する学生は少ない。これをきっかけに、正確な学生の利用状況や商店街に対する意識などがわかり、対策を立てられればと期待している」。[安藤氏報告]

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