『せたがやスタ研ニュース』3号【NEWS & REPORT】

■桜新町振組
出足は順調ポイントカード 
 
4月1〜5日まで消費税還元セールとしてシール2倍サービスを行う。
  2月3日から『チェリーカード』の愛称で始めた桜新町振組のポイントカードは順調なスタートを切っている。
 2月のポイント売り上げ額は250万円で大体目標通り(清水博文氏)。
 加盟店もお客さんも慣れてきて、操作についてのトラブルはほとんどなくカードを持参するお客さんも増えている。また、スタンプの時は集めていな
かった若い人にも、カードになってからは集める人が増えている。
 お客さんからは「カードは台紙に貼らなくていいのと、なくすことがないのがいい」、「カードだと忘れることがある」(忘れた場合は、お忘れ券を渡し次回に来店された時にポイントを入れる)などの声が出ている。
 浸透させるために、毎月1回程度のイベントを予定している。
 2月は北海道スキー旅行ペアチケットを満点カード5枚(2500円相当)で先着5組、3月は東京ディズニーランドパスポートを満点カード2枚で先着20人、4月は桜まつりで、豪華景品の当たる抽選会に利用できるほか、第1週から第3週の金土曜にポイント2倍セールを実施する。
     *     *
 チェリーカードは、100円買い上げに1ポイント進呈、350ポイントで満点となり、500円相当の金券として加盟店64店で使うか、預金、イベントに利用できる。加盟店は、登録カード(5000ポイント1万円、組合で発行し、銀行に預ける)を銀行(さくら銀行と芝信用金庫)で買い、それを機械に入力する。
 カードリーダーは1台約8万円、カードは使い切りで1枚26円。

■下高井戸振組
好評だった共同カタログセール
 
45店が参加した歳末の共同カタログセールは、5000部を参加店から来店客に渡し、1124人が2724件を注文という成果をあげた。
 サービスの内容は、通常500円の満貼り台紙がカタログ掲載商品に限り1000円以上で交換する、というもので、台紙1冊当たり500円をスタンプ会計から補助した。
 カタログは、参加店が売出商品・通常売価・交換冊数などの原稿を出し、事務局で版下作成、印刷製本という手作り。お客からも加盟店からも好評で、今年の中元期にも実施したい意向。
 (1)45店が共同で実施(2)台紙1冊につき500円以上というサービス(3)カタログ、という形の情報発信、が相乗効果をあげたといえる。
 一番人気は米。2店あるが両方で300袋以上の交換があったという。うち1店は、交換客のうち常連は10%だ
ったという。
     *    *
 スタンプ台紙抽選会は、1月3日にチラシ折り込み、8〜10日に実施。通常500円の台紙が最低でも600円相当、最高1万円相当の金券となる(ただし期間中に加盟店で使用が条件)。回収は1261本だった。
 ミニスタンプラリーは、2月16〜23日に実施。ラリー台紙を1万枚印刷し、加盟店でのお買い上げ1回につき店印を押し、5店の店印を押してもらうと、最後の店でスタンプ20枚と交換できる企画。さらにこの台紙から抽選で、最高でスタンプ1万枚が当たる。

■中里通り振組
スタンプラリーに風呂屋も参加
 
1月20日から2月1日まで実施。スタンプ加盟店全店(30店)を回って店印を押してもらうと、パーフェクト賞としてスタンプ1万枚、そのほか、7店以上、10店以上、15店以上回ったお客にスタンプを進呈した。7店以上回ったお客は合計で約30人。中は1人でパーフェクト台紙11枚を集めたお客さんもいたという。
 このラリーには、風呂屋さんも参加した。ただし、入浴後に牛乳など物品を買ってくれたお客にのみ押印した。

■経堂振組
香港旅行、往復は商店街入り口からリムジンで
 
歳末売り出しの当選者など約40人を香港旅行に招待。商店街入口からリムジンで送り迎えをした(1台17万円)。当たっても行かないという方には米1俵を進呈。
 1月15日は餅つき大会。1俵を20人でついて、700パック作った。有料分は450人分。原価は約1万円。会場では同時に、(1)富くじ(特賞香港1本、3000円の買い物券、祝い餅)(2)お年玉コース、などを実施。子供向けのお年玉コースのほうが参加者は多かった。
 『シールを貼ってプレミアム』は、1月は700円、2月は800円、3月は1000円に。1月・2月の回収は160本程度。

■松陰神社通り松栄会振組
1年分のイベントスケジュール作成
 
事前に1年分のイベントスケジュールを作ってお客様に配付し、月ごとには各店がコピーをとって店頭に貼り出している。
 3月はディズニーランドパスポート。大人を対象に約2割引きで交換。

  3号目次に戻る  バックナンバー一覧に戻る  スタ研トップに戻る  HOMEに戻る