『せたがやスタ研ニュース』33号【NEWS & REPORT】

■祖師谷南振組
振組設立30周年記念 台紙1冊が現金1500円に
 
祖師谷南振組が2月11日に実施。通常1冊500円の台紙を現金1500円(1人2冊まで)と交換する大盤振舞の企画。午前12時から整理券を配ったが、希望者が殺到したため、先着200人の定員を50名分追加した。回収は600冊。
 また、その前の2月6日〜 10日にはスタンプ3倍サービスを実施。


■祖師谷振組
4月は3636冊で、2月の44%減 オオゼキ開店が主因
 
祖師谷振組が4月8日〜15日の8日間実施。通常1冊500円の台紙がスタンプ加盟店での利用に限り、プラス300円の800円で使える企画。回収は3636冊。
 なお、2月15日〜22日の8日間、台紙700円セールを実施したが、その時の回収は6473冊で、4月は44%減。
 急の企画で宣伝が不足したことや2月に実施したばかりで、満貼り台紙を持っている消費者が少なかったこともあるが、主因は、オオゼキ祖師谷店の開店時期(4月10日開店)とバッティングしたことと思われる。
特に食品スーパーのハイマートシミズヤなど、もろに競合する店の回収減が大きかったという。

800円プレミアムの宣伝と50枚100円の特別台紙を2枚印刷したチラシ


■祖師谷南振組
1000円分の買い物券と交換
 祖師谷南振組が4月28日に実施。スタンプ台紙1冊を200円の買い物券5枚と交換する企画。先着250人、1人3冊以内。回収は600冊。
 4月10日開店のオオゼキ祖師谷店、4月30日開店の大丸ピーコック東宝撮影所店への対策として実施。[小島氏報告]
■下高井戸振組
母の日700円セール
 下高井戸振組が5月10日〜13日の4日間実施する。期間中、チラシに印刷されたシールを満貼り台紙に貼り加盟店で使うと、通常500円の台紙が700円になる。
■烏山駅前通り振組
母の日800円セール
 烏山駅前通り振組が5月10日〜12日の3日間実施する。期間中、チラシに印刷されたシールを満貼り台紙に貼り加盟店で使うと、通常500円の台紙が800円になる。
■中里通り振組
プレミアム交換セール
 中里通り振組も、5月17日、18日の2日間、通常500円の台紙が700円で使える「プレミアム台紙セール」を実施する。[徳世氏報告]
■千歳船橋振組
母の日2倍セール
 千歳船橋振組が5月7日〜12日の6日間実施中。満点カードで買い物すると通常の2倍、 ポイントがもらえる。
■経堂振組
75枚100円、徐々に浸透
 経堂振組では、 枚100円で満貼りのミニ台紙を昨年10月から始めたが、徐々に浸透しているという。通常の台紙は360枚貼り500円相当で買い物やイベント、預金などに使えるが、ミニ台紙は加盟店で100円相当の金券としてのみ使える。「なかなかたまらない」という人が使いやすいようにとつくったもの。
■祖師谷振組
50枚で100円、ただし期間限定
 祖師谷振組が、700円台紙セールと合わせ、4月8日〜15日の期間限定で実施した。通常台紙は400枚貼り500円相当なので、50枚100円は2倍近くお得。回収は2471枚。[上田氏報告]
■烏山駅前通り振組
889人が参加
 烏山駅前通り振組が3月26日〜4月7日の 13日間実施。加盟店で300円以上の買い物をするとラリー・スタンプ台紙に各店専用のゴム印を押してもらい、その数(ポイント)に応じて250枚から1万枚のスタンプがもらえるという恒例企画。
 今回は、延べ889人が参加した。結果は表の通り。
25〜39ポイント スタンプ250枚 399人
40〜69ポイント スタンプ1000枚 381人
70〜99ポイント スタンプ3000枚 65人
100ポイント超 スタンプ1万枚 44人

■祖師谷南振組
核店舗撤退、近隣に競合スーパー
 祖師谷南振組の核店舗的存在だった、西友(店舗面積1246平米)が4月22日に撤退した。逆に、同商店街に隣接する祖師谷商店街内にオオゼキが4月10日、少し離れた、東宝撮影所内にスーパーの大丸ピーコック(小売り998平米、飲食105平米)が4月30日にそれぞれ開店、同商店街への買い物客の流れが変わった(減少した)。[小島氏報告]

 商店会がJAと農場を共同運営、スタンプで市民農園利用権

 (株)アクティブモコ

 静岡県御殿場市の協組森の腰商栄会&(株)アクティブモコ(同商店会のソフト事業を担当)が、4月29日から実施。
 近くのJA玉穂青年部と共催で、休耕田2ヘクタールを使い、(1)市民農園の運営(2)商店会青年部員らがエコ野菜をつくり、消費者に還元する企画。
市民に貸し出すのは、1区画4メートル×7メートルを 区画。
 「モコファーム」と名付けた。この4月29日には「鍬入れ式」を開催した。
 現金ではなく(株)アクティブモコ発行の満点ポイントカード5枚、またはスタンプ台紙5冊をモコの事務局に持参した先着20名に1区画を1年間借りることができる権利を進呈する(加盟店で100円買い上げごとに1ポイントないしスタンプ1枚進呈。400ポイントまたは400枚で満点となり、消費者は500円相当の買い物や各種イベントなどに利用できる)。
 利用権だけでなく、農作物のつくりかた教室(4回)参加や「菜園生活を楽しむための情報誌」を4号分進呈することにしている。
 また、残りの農地については同協同組合の青年部などが低農薬・有機肥料のエコ野菜をつくり、秋の収穫祭などで、消費者に還元する。住民から生ごみを集め、発酵処理した堆肥を使う「環境循環型農業」が目標という。

農園オープンを知らせるチラシ

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