『せたがやスタ研ニュース』8号【共同事業】

 共同事業についてスタ研運営委員会で検討
 ホテルやボウリング場などの利用券を共同で取り扱い

 9月の運営委員会で、懸案だった区内スタンプの共同事業について、「できることから」ということで、人気があり、かつ区内商店会で利用実績のあるチケットの共同購入から始める案をまとめた。

k、同購入の手順
 共同購入といっても、世田谷区スタンプ研究会(以下、スタ研と略)が直接購入したり、各会に斡旋するのではない。手順は以下の通り。
(1)まずスタ研として、各施設と利用額など取り扱いの必要事項について、取り決めをする。
(2)スタ研は、各施設ごとに利用券を作成し、各会に配付する。
(3)各会は、交換券に会の発行印を押印し、それぞれの利用券ごとに必要な台紙冊数を決めておく。
(4)消費者は、所定の台紙冊数を各会に持参し、各施設の利用券をもらう。
(5)消費者は、利用券を持参すると、契約ホテルのランチや契約旅館の宿泊ができる。
(6)各施設は使われた利用券を、それぞれの台紙発行商店会に請求書と共に提出する。
(7)各商店会は、請求書に基づき、各施設に必要額を支払う。

w用を予定している施設
 現在、スタ研加盟商店会が常時交換を行っている施設から始める。その交渉は、スタ研役員と当該商店会の役員が当たる。
 具体的には、ホテルのランチ・ディナー利用券(下高井戸振組が扱っている京王プラザ、センチュリーなど)、日本旅館宿泊券(烏山駅前通り振組が扱っている伊豆長岡『はなぶさ』)、バス回数券、世田谷線回数券、小田急ロマンスカード(プリペイドカード)、ボウリング場(笹塚、経堂、トーマツ、オークラなど)。
     *     *
 メリットとしては、(1)各会で券を買い取るのではなく、使われた分だけを支払えばいいので無駄がない(2)単会では、入手しにくいチケットが煩雑な手続きなしで入手できる、など。
 この各種施設利用券の共同取り扱いを手始めに、共同チラシや景品の共同購入などを検討していく予定。

m級リなカラーチラシも
 7月の全体会では、カラーチラシによる共同広告や共同イベントについての議論がなされた。
 共同チラシについては、田中代表から、「大量に印刷する場合は、ロール状の紙に印刷する方式だとかなり安くできる」という説明があった。
 この印刷方式は、10万枚以上刷ることが前提で、原稿は1種類に限られるため(表は共通、裏は会別に印刷することなどはできない)、スタ研で共同イベントを実施する際などに、表面をイベント案内、裏面に各会からの情報(台紙何冊で参加できる、といった)を掲載する場合などに有効。
 都内のある印刷所の見積もりでは以下の通り。
10万枚 38万円(単価3.8円)
20万枚 62万円(単価3.1円)
30万枚 88万円(単価2.95円)

版下代、フィルム代、デザイン代を除いて、B4サイズで、表がカラー4色、裏が2色の場合

  8号目次に戻る  バックナンバー一覧に戻る  スタ研トップに戻る  HOMEに戻る