『せたがやスタ研ニュース』8号【NEWS & REPORT】

■喜多見振組
25万円かけ、二度とない?豪華なチラシでPR
 喜多見振組は、「うちでは二度と作れない」と言う豪華なチラシを持参した。今後のスタンプ会のイベント予告を兼ねたもの。特別予告のハワイ招待は、「スタ研の共同事業として組んでくれるだろうという前提のもとに企画
した。仮にスタ研がダメでも、やろうと考えている。何か大きなものをやらないとスタンプを出す魅力というのが底辺から湧いてこないし、客層も広がらない。それで、出費覚悟の海外旅行を組んでもらった。烏山を参考に裏面
に広告を取ることにし、今回は1枠1万5000円で、全部埋まった。チラシは1万5000枚で25万円。喜多見で 25万円もかけたチラシは初めてなので、皆さん、大事にとっておいてください」(笑い)。
 喜多見の組合員は103人。スタンプ加盟店は26店。[石井氏報告]

■下高井戸振組
スタンプ3周年イベント、7月から台紙360枚に
 
下高井戸振組では、7月にスタンプ3周年記念のイベントを実施。初めてB3のチラシをまいた。折り込み枚数は2万3000枚で約50万円。中身は、5店回ると抽選に参加できるスタンプラリーや3倍セール(7月25〜29日)。2倍分は昨年度の実績に応じて組合が各店に補助。ラリーのほうはレジャーに出掛けた人が多かったのか思ったほどではなかった。
 7月から台紙に貼るスタンプ枚数を360枚に増やした。1年間ここで勉強させてもらい、祖師谷さんから400枚にして全然苦情を言われないということも参考にした。[宍戸氏報告]

■経堂農大通り振組
通常のスタンプ60枚で福引できる中元売り出し
 
経堂農大通り振組では、規模の割にイベントにお金をかけていたが、「これからは、なるべくお金をかけないでやっていきたい」。中元売り出しは福引券を出さず、通常のスタンプを60枚貼ると福引ができる特別台紙をつくった。この時は非加盟店もスタンプを買ってくれる。商店街の190店中スタンプ加盟店は約50店だが、実質的には20店前後。マンネリになり、1年くらい休んでみるかという話も出たが、立て直したい。現在の台紙はスタンプ300枚貼りだが、今度は350枚にする。[高杉氏報告]

■祖師谷振組
中元や歳末の福引売り出しではスタンプ休止
 
祖師谷振組は、中元や歳末の福引売り出し中、スタンプ事業は一切停止。「売り出しの時は、スタンプは使わない」という取り決めをしているため。
福引参加店は120店だが、実際に福引券を出しているのは54店。残りは協力店ということで、福引景品の金券を受け入れるだけ。
 ただ、福引期間中もスタンプを希望するお客さんも多く、福引はあまり人気がない。[上田氏報告]

■千歳船橋振組
サマーセール5等をスタンプ50枚にして好評
 
烏山駅前通り振組では、夏と歳末に特別スタンプ(負担率3.5%)による福引売り出しを実施。今回のサマーセールは、北海道フリープランペアチケッ10組20名が目玉。1等クルージングとディナー5組10名、5等はいつも100円券を出していたが、末等のスタンプ25枚を希望する人がいるほど人気がないのでスタンプ50枚として好評だった。
 福引総本数は4万5409本。台紙による抽選(1冊で5回できる)は1619冊。特別スタンプの売り上げは昨年比60万円弱のマイナス。台風と暑さのせい。
 このほか、盆踊りではゆかたコンテスト、空き缶積み上げ、ぬいぐるみショー、縁日、そして親子ふれあいバス旅行、劇団四季ミュージカル、TDLパスポートとのスタンプ交換会など。[中山氏報告]

■松陰神社通り松栄会振組
夏や歳末にはイベント盛り上げを業者に委託
 
松陰神社通り松栄会振組では、1年間のスタンプイベント計画を掲載した保存版チラシを配っている。中元にはスタンプ抽選会を実施。区商連のクルージング招待や共通商品券が景品。交換当日は、横浜にある日本スタンプという業者に、エンドレステープとコンピューター抽選機の手配、並んでいるお客様への説明などをしてもらった。経費は7万円。役員が1人つくだけで場が盛り上がるので、中元歳末はいつも頼んでいる。[岡村氏報告]

■中里通ち振組
8月第1日曜日の中里祭はバザーと富くじに人気
 
中里通り振組が30年近く実施している。当初は7月8月の2回だったが、負担が大きいため、10年ほど前から8月第1日曜に実施。地域の町会や野球チーム、公的な機関からバザーに出店してもらっている。これは富くじと共に人気がある。[徳世氏報告]

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