新着情報6
新着一覧に戻る  HOMEに戻る

千葉県・あなたが選ぶ商店街再生モデル
〜商店街地域連携モデル事業 公開プレゼンテーション

最優秀事業プランは、我孫子市泉商店会女性部の「コミュニティレストラン事業」

 8月23日(月)午後1時より、ホテルサンガーデン千葉を会場に、千葉県商工労働部経営支援課主催の「あなたが選ぶ商店街再生モデル〜商店街地域連携モデル事業」公開プレゼンテーションが開催された。参加は約100名。

 千葉県では、商店街と地域との結びつきをテーマとして商店街活性化のプランを公募し、その実現化を支援するため、商店街再生モデル〜商店街地域連携モデル事業」を実施している。このたび平成16年度千葉県商店街地域連携モデル事業の第一次審査通過の5商店会によるプレゼンテーションが行われ、事業効果が高いと認められる最優秀プランを、来場者から選ばれた一般審査員による投票も合わせて選定した。

 第一次審査を通過した5商店会とそのプラン概要は以下の通り。

■「きらきら夢広場」プロジェクト
 船橋市本町通り商店街振興組合(船橋市)

 新旧住民のコミュニティーづくりの場としてイベント「きらきら夢広場」を開催。また街の魅力を伝える「まち歩きマイスター」育成講座の実施や、市民が発見し発信する「まち歩きマップ」を作成する。

■「町じゅう瓢箪」in[かって夕市]〜駅前DE自然共生、夢むすび計画
 八千代台西口商店会(八千代市)

 市民の関心が高い自然、環境問題、癒し、健康をキーワードとした活性化の一環として、「ビオトープ広場」や「かって夕市」にて、商店街全体を自然共生のテーマパークとする。

■「デジタルムービーマップ」事業
 ユーカリが丘地区商店会連合会(佐倉市)

 近隣の大学と連携し「デジタルムービーマップ」のコンテンツ制作を行う。各店舗の自慢の商品やエコロジーな取り組みを、駅前に設置するデジタル映像システムにより情報提供していく。

■まちなかアート事業〜まちがつくる新たなネットワーク
 中央銀座商店街振興組合(千葉市)

 「まちなかアート」をテーマに、地域住民の交流の場として、地域ネットワーク拠点となるアートセンターを設置。あわせてアートや歴史文化をテーマとしたエリアマップを作成する。

■商店のおかみさんが中心となるコミュニティレストラン事業プラン
 我孫子市泉商店会女性部(我孫子市)

 地域女性による「ワンディシェフシステム」を構築し、空き店舗を活用したコミュニティレストランを設置。また地域サークルの作品展示、ボックスショップによる作品販売を行うコミュニティ広場も整備する。

 以上5商店会によるプラン発表の後、投票。その結果、我孫子市泉商店会女性部の「コミュニティレストラン事業」が最優秀事業プランとして選ばれ、商店街再生のモデルとして事業の実現化の支援(上限200万円の補助)を受けることになった。

 最後に、野口智雄氏(早稲田大学社会科学部教授)、小宮和一氏(株式会社アーバンソフト代表取締役)、大塚慎二氏(大塚マネジメント研究所所長)、草場加世子氏(生活協同組合ちばコープ理事)、中島秀幸(千葉県商工労働部経営支援課長)らコメンテーターにより、プレゼンテーション参加5商店会のプランに対する講評が行われた。

 また、合わせて、平成15年度の最優秀事業プランとして選ばれた、茂原榎町商店街振興組合(茂原市)の活動報告も行われた。
 空き店舗を活用しNPOとの連携・協働による高齢者支援や子育て支援など地域の福祉ニーズに対応し、出逢い、コミュニケーション、ふれあいの拠点づくりを目指した「つどいの広場」事業により来街者数の増加など効果を上げている様子が報告された。 

  新着一覧に戻る  HOMEに戻る