スタンプ&ポイントカード徹底活用研究

「岡田たばこ店」の記事は『商店街通信』23号(94年7月発行)&36号(98年1月発行)で詳しくご紹介しています。(なお残念ながら、岡田たばこ店は2000年に閉店しています)

 「岡田たばこ店」 東大阪市・ふせのスタンプ会 

 粗利10%、3坪のたばこ屋がくそ真面目に出し、年商1億2000万円以上に!
 浪華の猪突猛進おばちゃん奮戦記

 スタンプを真面目に出すと、たった3坪のたばこ屋が1億2000万円の売り上げに。こんな話を信じられるだろうか。東大阪市のふせのスタンプ会、岡田たばこ店の吐前(はんざき)喜久子さんのスタンプ活用法とは。
 まずは、たばこという100%定価販売、粗利10%という商品特性であること。このため、大多数のたばこ店は2%のスタンプサービスをするという発想を持たない。岡田たばこ店でも、地区内にたばこ店は多かったが、「粗利が少ないのにスタンプを出すなんて」という同業者と違って、積極的にスタンプを進呈したことが勝因。
 スタンプ1枚サービス、まとめ買いにはスタンプのほかライターなどのサービスによりカートン買いが増え、スタンプを「要らない」というお客には「ためてください」と熱心に説明した結果、多少遠くても岡田たばこ店でというお客が増え、年商1億円を超すまでになった。


 還暦をすぎてもまだまだ若い吐崎さん

 東大阪市布施の「ぶらんどーり」

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