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2008年04月12日() [n年日記]

#1 パトリシア・プティボン・ソプラノリサイタル

パトリシア・プティボン(s)
マチェイ・ピクルスキ(p)
会場:東京オペラシティコンサートホール

最近話題のソプラノ歌手、プティボンのリサイタルに行ってきましたよ('▽')
そもそも公演のチラシを見て
このインパクトに負けましたwww
この写真は役柄上の髪型なので、当日は普通に赤髪ロングでしたが、でも存在感はすごかったです(^-^)

演目はアーン、コープランド、バーバー、プーランク、サティ、モーツァルト、ファリャと欧州から米国まで多彩。
オペラ劇場で頭角を現した人らしく、歌唱その歌唱は身振り手振りで声の表情も豊か、
訳詞を見なくても内容が判るくらい(笑)
残響のすごいオペラシティで、それに負けないくらい通る綺麗な高音でした。

途中、コープランドの曲で、非常にアメリカンというかヤンキーな感じの舞曲があって、
ノリノリで踊り出したプティボンに合わせて舞台袖からスタッフが現れて踊り狂うというネタがwww
あまりにも出しゃばるのでオモチャの銃で撃ち殺してしまうというブラックなオチwwww
挙げ句、ピアニストのピクルスキ氏も撃たれてしまうというwwww

その後何故か携帯に電話が掛かってきて、我に返るプティボン(笑)
「今オペラシティでコンサート中なので出られません!」←日本語!!
とプティボンが切ると今度はピクルスキ氏の電話にwwwww
「もしもし…あなたにですよ!」←日本語!!
で電話を渡されたプティボンが「今忙しいの!」みたいな事を言って切ると、
知らない男が倒れている(自分で撃ったのにw)
「この人誰ですか?!」←日本語!
そして倒れていたスタッフは、舞台袖から現れた別のスタッフに、
両脚を持ち上げられ引きずられて退場(笑)
プティボンはモップを持ってきて舞台を掃除する芸の細かさwwww

こんなネタも多数ありましたが、歌唱力は半端ないですよ本当に。

プログラム最後の曲「ジュ・テーム」ではタイトル通り「愛してる〜」を連呼するのですが、
何か手に長い筒のようなものを持って、拡声器代わりに使う始末。
で、曲の最後、筒を広げるとそれは大判ポスターでした。

徳永英明の…、

これには聴衆全員フイタwwww

何というか、想像の斜め上を行く人でしたプティボン(笑)

アンコールは来日前インタビューで「日本の曲をやるかも?!」と言っていた通り、
「さくらさくら」を歌い上げて下さいました('▽')

2008年04月14日(月) [n年日記]

#1 モントリオール交響楽団 Japan/Korea Tour 2008

指揮:ケント・ナガノ
管弦楽:モントリオール交響楽団
会場:サントリーホール

1:C.ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲
2:C.ドビュッシー 交響詩「海」
3:R.シュトラウス アルプス交響曲Op.64
 enc:F.シューベルト「ロザムンデ」間奏曲
 enc:J.P.ベントゥス「日本古謡さくらによる変奏曲」
 enc:G.ビゼー アルルの女第二組曲よりファランドール

あのシャルル・デュトワが長期政権を執っていた(そして解雇された)カナダの名門オケ、
モントリオール響久々の来日です。
6年前にデュトワを首にしてから、このオケの情報がまっっったく入ってこなかっただけに、
久々の来日は本当に嬉しくて、先行予約でチケ押さえちゃいましたよ('▽')

そもそも私が本格的にクラッシックに傾倒するきっかけなったのは
カラヤン/VPOのホルスト「惑星」の録音と、
そしてデュトワ/モントリオールの「ラヴェル管弦楽曲集」の録音を聞いてからで、
それだけに思い入れもひとしおなのです('▽')

デュトワ以降空席になっていた音楽監督に一昨年からケント・ナガノが就任。
欧州で活動してきたアメリカ人ナガノと「フレンチ・オーケストラ」の組み合わせも楽しみで、
興味津々のコンサートでありました。

プログラムはA、B共にOSMの存在証明のような定番フランス物と、
それに新たなOSMとしてドイツ物を組み合わせるというものでした。

開演前、ホール通路を歩いていると、
牧神のフルートソロが楽屋口から聞こえてきたのですが、
その段階でもう澄んで輝く響きがしていて、すごく期待しながら席に着いた訳です。

オケは開演前から舞台にいて音出しをしていたので、
チャイムと暗転がなかったらどこから演奏会が始まっているのか判らないくらい(笑)

現れたナガノ氏は、昔のCDジャケからのイメージよりお年を召されて、
「こんな巨匠風のルックスだったっけ?」と戸惑いました(笑)

そしてプログラム最初の牧神。
フルートソロは、デュトワに見出され、80年代初頭の録音から活躍するティモシー・ハッチンス
(楽屋口で練習していたのもこの方)。
この方もその頃の写真から比べて無茶苦茶風格が出て来ちゃってましたが(笑)
生で聞いてもその音色は絶品でありました(*´Д`*)
ハッチンス氏はその後、海でも、シュトラウスでもその独特の音色で楽しませてくれました。

続く海。これも紛れもなく今までCDで聞いてきた「モントリオール響」の音でしたが、
全合奏の部分とか太鼓とか、デュトワ時代よりも音量が増している気がしました。
(ですが決して汚くならないところがスゴイところ)
第三楽章のアドリブのトランペットは外されていました。
コーダは高速タイプ。

そしてメインプログラム、R.シュトラウスのアルプス交響曲。
この曲は壮麗無比なファンファーレが鳴り響いたかと思うと、
神秘的な弱音にずっと支配されていたり、聞き所の多い作品で、
一応「夜明け→登山→山頂→下山→嵐→夜」という表題が付いていて、
実際曖昧模糊としたクラスター音響の夜から始まり、
同じく夜に帰って行く弱→強→弱という構成になっています。
故に、単に登山を描写したという事ではなく、
「誕生から青年期、壮年期、そして死を描いた音楽」と見られる事もあります。

実際、今回の演奏は単純に山の風景を模していたのでは無く、
人の一生の描写に主眼を置いて演奏されていた気がします。
(曲の末尾に突然オルガンで演奏されるコラールの説得力と言ったら!)

これでもかという程壮麗に鳴り響く「山頂」の快感!('▽')
ひたすら下降して最低音で消えて行く末尾の音響は、
何らかの終極を示した物としか思えませんでした。
(実際、ナガノ氏は最後の音が鳴り終えた後も暫くその場で動こうとしなかった)

これだけ素晴らしい演奏をした後にアンコールが3つ続くという(^-^;)

最初はシューベルトのロザムンデ。アンコールとしては珍しい?
そして二曲目は何とまたもやさくらさくら!!
確かに季節ですが、一昨日のプティボンといいサービス過剰です。
三曲目は「来るかも?」と思っていたら的中したファランドール(笑)
でも某オケと違い太鼓はタイトな音でそれほど強打はしてませんでした。

一時期はこのまま衰退して国際的な舞台から去るかと思われたモントリオール響が
新しい音楽監督を迎えて良い方向に変化しているのが実感できて安心しました('▽')
レコーディング活動も再開されるという事で超期待('▽')
(期待ageで緊急発売された同コンビのベートーヴェン5番は買った('▽'))

以上、2 日分です。
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