アニマルセラピー

アニマルセラピー

ロゴ アニマルセラピーとは
動物とのふれあい、交流によって精神と肉体機能を向上させる”セラピー(療法)”の一種です。
基本的にアニマルセラピーとは動物介在療法(AAT)のことですが、日本ではもう少し範囲を広げて、アニマルヒーリングである動物介在活動(AAA)や、動物と触れ合うこと、自宅でペットととも生きていくことなどもアニマルセラピーといわれています。

・動物介在療法(AAT)
治療を目的としての専門的な勉強や知識を得た人が行う医療です。 過去の情報から現在の研究データなどから医学的に”セラピー(療法)”を導き、そのための多くの療法プログラムがあります

・動物介在活動(AAA)
ボランティア団体、個人が、病院、施設などに動物を連れて行き、参加者とコミニケーションを図ってもらいヒーリング効果を導く活動をいいます。 動物介在活動を行う側には衛生面などの配慮が必要で、動物については健康に気をつけ、常に清潔にしておくこと、しつけをしっかりしておくことが求められ、受け入れる側も動物とのスキンシップがうまく取れる環境を人的にも場所的にも整えておく必要があります

・ペットとともに生きていく
最も簡単そうで、実際にはあらゆる意味でとても大変な、動物とともに暮らしていく方法です。 相手の動物に対して「かわいいから触れてみたい」から、「動物に自分の存在を理解して欲しい(インタラクティブ性の追求)」へ、そして「一緒に生きていきたい(自分を必要としてくれる誰かがいる)」に変化し、”ヒーリング(癒し)”の効果が得られるとされています。


ロゴアニマルセラピーの方法
動物介在療法(AAT)の場合は、最近ではかなりの書籍が発売されているのでそれらを参考に、 各団体に問い合わせたりして自分にあった治療を行っていきます。
動物介在活動(AAA)の場合も書籍やネット情報などで各団体に問い合わせるといいでしょう。
とりあえずすぐにでもおこなえるものは、同じ命あるものとしてペットとともに生きていくことですが、 この場合ペットへの責任をしっかり持っていかなくてはいけません。衝動的な共存は不幸な結果を招く場合が多いので、頻繁にペットショップなどに足を運び、飼い方の書籍をしっかり読み、自分の状態や周りの環境などを熟慮した後にこの方法を選ばれるといいでしょう

ロゴいろいろなアニマルセラピーの方法
★ 乗馬療法
お馬さんに乗る方法で、神経障害に効果が見られ、症状が深刻な場合はプログラムに沿って行います。 なぜお馬さんに乗るのがいいかというと、お馬さんの歩くリズムや振動が、脳やバランスをとろうとする体の筋力に刺激を与えてくれるからです。また、お馬さんは相手の人間についてどんな人であるかよく観察しますから、こちらが心を開いて接すればお馬さんもそれに答えてくれるのです。

★ イルカ療法 (イルカ介在療法 Dolphin Assisted Therapy)
イルカと一緒に泳ぐことによってセラピー効果を得ます。精神的な障害、自閉症やうつ病に効果が見られます。 イルカは頭がよく、やさしく、好奇心旺盛な生き物で、こちらが交流したい気持ちを理解してくれますので、水の中で一緒に泳ぐことによって対人間とは違うコミニケーションを実感することになるでしょう。それがどのように作用してセラピー効果が生まれるのかははっきり解っていませんが、 アメリカで盛んに行われ、実際多くの成果をあげているのです。

ロゴいろいろなアニマル
★ イヌ
基本的に従順でポピュラーな動物です。しつけもできこちらの状態を理解してくれ、散歩に連れて行くことにより自分自身の運動にもなります。反面、その散歩がかかせない事、排便の世話、定期的な食事、旅行時の世話、鳴き声など、考慮すべき点も多くみられます。

★ ねこ
定期的に散歩をしないで良いなど、イヌよりも飼いやすい動物です。相互依存が強くしつけもできるため、女性に人気があります。

★ ハムスター・モルモット
かごの中でかえるので、飼育の手間があまりかかりません。 泣き声も小さく、小さな人形のように手で触れることもでき、飼っていることを他人に知られる可能性も低い。しかし、小さい割には排便や体臭が強く、こまめに手入れをしないと自分がきづかないうちに部屋全体が異臭につつまれることになります。お互いの意思の疎通もあまり期待できないでしょう。

★ セキセイインコなど(鳥)
鳴きます。はばたきますから、羽が飛散してもいいように普段はなるべく外で飼った方が良いと思います。排便の手入れもまめに行わないといけません。反面、しつけによってはなついてくれる種類もいて、かごの中で飼えるので比較的飼い易い動物です。

★ 熱帯魚・金魚・魚
水槽の中で飼えるので最も飼いやすい生き物です。 費用も贅沢をいわなければ最も安価です。ただし意思の疎通は望みにくく、餌を与えるときに若干感じられるぐらいでしょう。


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