アロマセラピーとは
香り(アロマ)療法(テラピー)が語源です。医薬品ではありませんがかなり前から多くの人たちに支持されています。 お店などで売られているアロマテラピー用エッセンシャルオイル(精油)といわれる薬効が凝縮されている香る液体を使い、精神&美容を向上させるものです。例えば”メリッサ”と呼ばれるエッセンシャルオイルは心をおちつかせたいときに用いれば効果的です アロマセラピーの香りの作用 人には自然治癒能力があります。これは落ち込んでいるときやストレスをかかえると低下し、体の調子が悪くなったり、精神的な疲労がたまってきます。また、うれしい時や、うきうき、わくわくしている時などは向上し、体も、精神も好調になっていきます。そこで、自然治癒能力を活性化させるために”香り”によって刺激を与える事、これがアロマセラピーの目的です。 アロマセラピーの方法 1・芳香浴 もっともポピュラーな方法でアロマポット(熱を加え揮発させる物)に水をはり、エッセンシャルオイル数滴を入れてろうそくや電球などで下からあたため、香りを拡散させる方法です 2・アロマバス 入浴時に数滴湯の中に入れる方法です。エッセンシャルオイルを蒸気させ吸入し、また、皮膚から浸透することにより、入浴によるリラクゼーション効果がより高められます 3・手浴、足浴 洗面器等に少し熱めのお湯を入れて、エッセンシャルオイルを数滴加えます。それに手や足を手首、または足首ぐらいまでを入れて10分ぐらいゆっくりつけておきます 手足は毎日の生活の中で一番よく使う場所であり、あらゆるつぼがありますので効果があるわけです。また、この方法は風邪などの病気時に特に有効です。 4・吸入法 といっても直接オイルを飲んではいけません。ハンカチやティッシュ、布等にエッセンシャルオイルを数滴しみこませて揮発したものを吸入します。またはお湯を入れたうつわ等に、エッセンシャルオイルを数滴入れて吸入したりします。 5・湿布 温湿布の場合、熱いお湯にエッセンシャルオイル数滴入れてタオルを浸して絞り、これを筋肉痛など痛い部分に張ります。 冷湿布の場合、冷えた水にエッセンシャルオイル数滴入れてタオルを浸して絞り、これを熱を持った痛い部分に張ります。 補足・簡易法 ・お湯を注いだグラスに、エッセンシャルオイルを数滴おとし香りを拡散させます ・ハンカチなどにエッセンシャルオイルを数滴しみこませて使ってみてもいいですね ご注意 ・エッセンシャルオイルは直接肌につけたり、飲用しないでください。 アロマセラピーで使うエッセンシャルオイル(精油)とは 100%自然成分の揮発性のオイルで、主にハーブなどの芳香性の植物の花や葉っぱ、茎、根っこなどから抽出して作る薬効が凝縮されている香る有機化合物の液体です。水性ではなく、また化学反応を起こしやすいので金属やプラスチック製品での取扱は行わないこと。 一回一回の使用には数滴づつ使います。また、あまりたくさんは作れないので量の割には値がはります。数百円クラスの安いオイルには合成化合物等別成分などが入っている、もしくは消費期限を過ぎている可能性がありますので気をつけてくださいね。 また、使用期限は開封時から大体6ヶ月で、日光を嫌いますので冷暗所で保管してください。 エッセンシャルオイルの種類
体調などで使用しない法がいいエッセンシャルオイル ★妊娠中 ジャスミン ・メリッサ ・ゼラニウム ・カモミール ・ローズマリー ・ペパーミント ★アレルギー体質 ・ゼラニウム ・ペパーミント アロマセラピーで気をつけたい事 アロマセラピーの効果は人それぞれ多少違います。 また、自分の求める効能のエッセンシャルオイルであっても、体質的にうけつけない場合もありますので、 最初は通常使用量よりも少なく使用して様子をみるのがいいと思います。 また、レシピ(エッセンシャルオイルの調合)などを行って自分に合うオイルを作ったり、いろんな使用方法をためして自分にぴったりのものを見つけるのもアロマセラピーの楽しみですが、それにはそれぞれのオイルの特徴、効果を把握して使用してください。 なぜならば、相性の良くないオイルの調合はかえって悪影響を与えます。たとえば心地良く寝むりたい時に目がさめるようなオイルを作り出してしまう、なんて事があるかも知れません。 また、最近芳香浴で、ローソクや火を使うアロマポットを使用してとみられる火事がおこっています。 火を使う場合はくれぐれも気をつけてください。また、電球を使って芳香浴を行うアロマライトなどもありますので、 そちらを検討されるのもいいとおもいます。 |