| No.034 | 投稿日時: | 2003/02/05(水) 23:03 <↑親記事:No.033> |
| 投稿者: | 山本太郎 <E-Mail> <URL> |
> 新JCS委員の委員長は、表外漢字字体表作成の責任者ですから、たぶん実装も変更させたいと考えているのでしょうね。
> http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/column/ogata/news1.htm
誰が委員長になっても、決めたものはとにかく実装に反映させるのだ、という考え方が貫徹されているのでしょう。つきあわされる方はたまったものではない。
JIS X 0208:1997の解説には、ちゃんと、そういうことはJIS83を教訓にすれば、
やってはいけないことだと書いているのに。愚昧な精神の墓場としか言いようがありません。
> やっぱり、ある日突然、表外漢字字体表に従ったフォントに入れ替わってしまうのでしょうか…
はい。OS標準搭載のフォントは強引にグリフを置き換えて実装されるようになると予想されます。非互換性なんて考えていません。過去の文書や書籍の再版や改訂には大きな支障となるでしょう。現存の文書間のプラットフォーム間の字形の安定性は失われてしまいます。愚かな、あまりに愚かな世の中となることでしょう。
> それにしても、このような改正がある事を知っている人はどれくらいいるのでしょう。
だから、どんな変更をしても正当化できるのです。それは審議済みです。ですべては片付けられてしまうのでしょう。
> ある日突然、変更になってから「聞いてないよぉ〜」と言っても後の祭りですね。
苦しみとコストは、すべて民間に課せられるのです。
例示字形の変更に反対のコメントを送るしかありません。参考として印刷標準字体を併記する程度にとどめるべきでしょう。(これは、これまでのJISの規格を見れば、一番妥当なやりかただと尾もます)。
山本