湯ノ丸山(2103)

 嬬恋村を縦断する国道144号から鹿沢温泉方面に入る「東部・嬬恋線」の地蔵峠の湯ノ丸高原には、スキー場がある。5月はまだスキー場で滑れるが6月になればスキー場の駐車場に車を止めて、湯ノ丸山や烏帽子山に登れる。

多くの人が湯ノ丸スキー場から正面の湯ノ丸山を目指す。スキー場のリフトをすぎると牧場をわきに見るなだらかな道から石が転がる、急登となる山の正面をまっすぐ登る感じだ(所要時間1時間30分ほど)。

湯ノ丸山の山腹には、牧場と山ツツジ(6〜7月)があるが、山の斜面には大きな木は少なく手軽に高い山を楽しめる。

湯ノ丸山の山頂は広い、沢山の人が訪れるがこの写真右に見える角間山との間にある角間山峠から登ると湯ノ丸山のもう一つのピークに着く。角間山峠には鹿沢温泉の鹿沢スキー場の駐車場から登る事が出来る。

湯ノ丸山の山頂には、ヒカリゴケもある。湯ノ丸山とその周辺の山も含めて、高山植物が豊富で、籠ノ登山や烏帽子山そして湯ノ丸山と花の山としてこの周辺の山を歩けば沢山の花に会える。

お奨めコースは、湯ノ丸山の西にある烏帽子山を登った後、湯ノ丸山を西から登り湯ノ丸山の正面を下山するのがおもしろい。

湯ノ丸山周辺地図

コースお奨めは、地蔵峠の湯ノ丸山スキー場駐車場より左のキャンプ場に向かう烏帽子山・湯ノ丸山コースが面白い。三叉路までの林を歩く道はなだらかで、烏帽子山への尾根までは低木とお花畑、尾根部分では高山植物と信州の山々が楽しめる。

湯ノ丸山に登るのはどのコースを進んでも手を使うほどではないが急な道となる。山頂は広く、2つ目のピークでヒカリゴケを見つけてほしい。ゆっくり山を楽しむ最適のコースだ。下山したらソフトクリームを食べるのをいつも楽しみにしている。

湯ノ丸山駐車場周辺はヤナギランが咲いているが、最近棧敷山方面への道がきれいになって、ここにもヤナギランが見事だ。

池の平の駐車場は、8月いっぱいまで土日はシャトルバスが30分おきにでて、そちらを使うようにとのことだ。黒斑山方面に抜ける場合は、通れるようだ。池の平は8月上旬までアヤメが咲いている・・・