2373メートル(まえしらね)
日付:1998/10/04(日)
コース: 金精峠−−>金精神社−−>国境平−−>五色山(2379)−−>前白根山(2373)−−>日光湯元スキー場−−>湯ノ湖
朝7時、菅沼コースの駐車スペースは、もう満員だった。金精峠コースで五色山を目指す。阿弥陀が池から日光白根山への岩場を歩く気はなかった。山頂まで行くとどうしても避難小屋から五色沼の方面に行きたくなる。このコースを歩くと一日中歩き回ることになる。だからといって、阿弥陀が池だけではたどり着いた気がしない。金精から五色山に向かうことにした。
しかし、金精から金精神社までの道も金精神社から五色山と湯ノ湖の分岐地点までにある岩場斜面も、以前の記憶も薄れ結構厳しいモノだった。菅沼コースの安定した登りの方が良かったのかな?なんて考えながら登る。
山頂に着くと風が強くなってきた。尾根を超えて前白根山向かう。昼飯にしようと風を避けるのに苦労した。山頂からは日光白根山が目の前に見える。五色沼がその下に広がる。やがて、雲が通り過ぎる。朝方から晴天に恵まれていたが、昼を過ぎるにつれて雲が山頂を覆うようになってきた。その前から遠くの空は雲が覆い始めていた。尾瀬の方面も雲の中だ。
金精コースの僅かばかりの岩場を避けて湯ノ湖方面に下山することにした。初めてのコースなので好奇心もあった。しかし、調べもせずにこのコースを選んだのは過ちだった。下山コースは急登が続き、今朝のコースの方が安心して歩けたようだ。その上、湯ノ湖から金精までの(3〜4キロ)足もなく、同じコースをたどったグループの助けでやっとの思いで金精トンネル脇の駐車スペースに置いた車にたどり着くことができた。親切にも湯ノ湖から金精まで車で送ってくださった小山市の方「ほんとうにありがとうございました。」歩く覚悟でいてもあれ以上歩けなかったし、舗装道路を歩くのは実につらい。
R.J.S. 00/09/03