本文へスキップ

地震や火災等の災害用備蓄品や非常持ち出し品の準備に

広告上区切り線 広告下区切り線

トイレついてToilet

トイレ

切実で深刻な問題だけに十分な備えが必要

想定では上下水ともに復旧までは2ヶ月かかると見ています。水洗トイレの場合、たとえ下水が大丈夫だったにしても、備蓄した貴重な雑用水を水洗で使い果たしてしまうわけには行きません。やはり水洗トイレは使えないと思っておいた方が良いでしょう。
災害後のトイレ利用は、基本的には避難所の仮設トイレ等を利用する事になると思います。 ただ、これまでの災害での経験談によると「混雑している、場所が離れていて雨風の時につらい、汚い、臭い」などの問題点が多々あったようです。
それだけではなく、トイレに行くのをなるべく我慢したり、行く回数を減らすために水や食べ物を制限したり、といった健康面にまで悪影響がでるような対処をせざるを得なくなった方が多くいらっしゃいました。
最悪でも(避難所のトイレ状況がある程度安定するまでの)三日間程度、できれば一週間程度は自宅で処理できる準備をして置きたいものです。

三日や一週間程度ではなく復旧までの自宅での対策を考えるなら、簡易バイオトイレという手もあります。ある程度の大きさの庭があることが前提条件となりますが、検討の価値はあると思います。

トイレに対する備えについて

  • 最初の3日間は完全に自宅で処理できるようにする。
  • その後も完全復旧までに避難所トイレへの依存を減らす為、7日分の備蓄が望ましい。
  • 衛生面で不潔にならないように注意する。

自宅内での処理

非常トイレ

一番手軽なのは糞尿を凝固させてゴミとして廃棄できるようにすることです。
便器にセットしたビニール袋の中に用を足して、それを凝固剤で固めて密封し、ゴミとして出せるまでストックしておくというやり方です。
ただこれも、凝固性能がそれ程でもなかったり、ゴミとしての置き場所の確保やストック中の悪臭の問題等がありますので、万全とは言い切れませんが、出来るだけの事はしておきたいものです。
凝固剤もそれなりの値段はしますので、2か月分というわけには行きませんが、最低3日分、できれば一週間分を目途に準備されることをお勧めします。

この方法を取った場合に必要な備蓄品は以下のようになります。

便器にセット
黒ポリ袋 (汚物を受けるのに使います)
お尻拭き
トイレットペーパー+ウェットティッシュ
用便後に散布
専用凝固剤 (汚物にふりかけます)
密封後の保管
密閉型汚物入れ
手洗い
ウェットティッシュ消毒スプレー

小便専用タンク

スカイトイレ

前述の凝固剤を使った処理方法は、災害時の非常用トイレとして一般的な方法なのですが、言ってみれば少し面倒臭い方法ではあります。
一日一回くらいの大便時ならいざ知らず、毎日何度も利用する小便の場合にはもう少し簡単な方法はないものでしょうか。

男性の場合は、袋をいちいち便器にセットなどせずに、小さなポリ袋をコップ内にセットして、その中に凝固剤を入れ、放尿後そのままポリ袋を密封してゴミにしてしまう事も出来ます。

もう一つ、小便専用タンクを利用するという方法があります。実は建築現場などで利用されている「スカイトイレ」というものなのですが、ポリタンクの中に尿をストックして置いて、貯まったら廃棄するというものです。
右の写真のようなポリタンクと専用の小便受けのセットになっているものです。
タンクに貯まったら、各家庭の最終汚水桝に流すか、避難所のトイレに捨てに行くだけです。
(基本的には男性用ですが女性でも器用な方なら何とか?)


衛生面(手洗い、消毒)

消毒用材

断水の為、いつものように手を洗ったりは出来ませんので、ウェットティッシュで手をキレイに拭いてから消毒スプレーで消毒するようにしましょう。
常日頃以上に病気にならないよう、家族全員の衛生には充分に気を配る必要があります。


トップに戻るボタン

本サイトの災害写真の出展は「消防科学総合センターの災害写真データベース」によるものです




広告上の区切り線