この日、久しぶりにサルサのCDをまとめて聞いたので、そのCDの紹介をする。
[1] JOHNNY RAY SALSA CON CLALSE / YOU
ARE MY EVERYTHING (1991 CAPITOL H2Y 42468)
サルサという音楽の特徴を凝縮しているようなジョニー・レイだ。1曲目は甘くせつないラブ・ソング(しかも英語)であるが徐々に男のサルサになっていく。2曲目が特に好きだなあ。前半は淡々と歌っているがコーラスが入ってくるモントゥーノの部分からの盛り上がりは素晴らしい。クセになる。しんぷれせけーえるますけー、くえりーご。あいあもーる。ぽるててんごきよびだーる、しおてあーもー、しおてあもー。
[2] EDGAR JOEL / ME ATRAPA LA NOCHE (1994
rodven 6031)
トロンパンガなのだが、これでもかこれでもかという感じでせまってくる。小気味がいい。流れるような曲配置で一気に聞いてしまうのだ。アルバムトータルで非常に聞きやすい。声質もいいし。みあとらぱらのーちぇ。てんごあてぃー。ふえごれんと。
[3] PEDRO CONGA Y SU ORQUESTA INTERNACIONAL
/ VALIO LA PENA ESPERAR (1992 mp MPCD-6067)
長く聞いても飽きないサウンドなのだな。マエーロのボーカル(カンタ)もいい声しているしバックもクセがない。楽曲もいいし、ワタシの所有サルサのベスト5に入る作品である。#4「ME
NIEGAS TANTO AMOR」なんか言葉はわからんからハナモゲラ語で一緒に歌ってしまう(笑)。のー、しそでしーる、ぱーそー。そいでてぃー。たんとあもーる。うの、ぽるとぅーみだーる。ろこぽるてぃー。
[4] JOHNNY RAY SALSA CON CLALSE / Mas
Aqresivo que nunca (1997 EMI H2 7243 8 55869 2 7)
これぞ本格派という感じ。大好きである。このアルバムは音をできる限り大きくして聞くのがよろしい。たたみかけるようなホーンのアレンジがすごい迫力だ。カンタも迫力がある。えすたのーちぇ、らぱそこんてぃーご。じゃがすて、たるでこらそん、じぇがすて、たるでむへーる。えぬべそらびーだ。
[5] VICTOR MANUELLE / Just a tiempo...
(1993 SONY CD-81061/2-469587)
まともに聞くのは本当に久しぶりだ。この人のちょっと鼻にかかったような高音質のカンタは個性的である。その特徴のあるカンタをビシッとサポートするのがコーラス(コロ)のTITO
ALLEN。何と素晴らしいコロだろう。サルサのコロはこういうのを言うのだ、という存在感がすごい。コロにはあと、TONY VEGA
、ADALBERTO SANTIAGOが入っている。いいメンバーだ。#5「Llegaste」のコロが最高。えすたのーちぇ、のーえすたのーちぇ、しーべんだー、のせー。あいでみ、あいでみ、えすといろこぷぽるてぃー。じぇがすて、こもーてそにゃわー。

それにしても
進歩してないなー(笑)。
今日聞いたので一番新しいのが1997年リリースのやつだもんな。いつまでたっても1992〜1994年あたりのサルサが一番好きなのだなー。新人はどうも面白くない。マーク・アンソニーあたりから何かよく感じないのだわ。
ラテンチャートでヒットしているからと思ってCD買っても全然面白くない。これがサルサのホームページ未更新の主要原因なのだ。
(この文章は「ラテン的日記」2002年5月5日掲載分を多少手直ししたものです。)