(テーマ:91年度 私が出会ったSALSAベスト10)



 1.TITO NIEVES / YO QUIERO CATAR
  (RMM CD 1683)

 2.RAY SEPULVEDA / UN POOQUITO MAS
  (RMM CD 80599)

 3.ORQUESTA DE LA LUZ / SALSA NO TIENE FRONTERA
  (BMG BVCR-41)

 4.TITO PUENTE / THE MAMBO KING
  (RMM CDT-80680)

 5.ORQUESTA DE LA LUZ / DE LA LUZ
  (BMG BVCR-9)

 6.WILLIE COLON / TOP SECRETS
  (29B2-19)

 7.LUIS "PERICO" ORTIZ / IN TRADITION
  (BDL-102)

 8.BOBBY VALENTIN / 25 ANIVERSARIO DEL RAY DEL BAJO
  (BR-2509)

 9.TITO ROJAS y Su Orqusta / SENSUAL
  (MP-6035)

10.LUIS ENRIQE / LUCES DEL ALMA
  (SONY ESCA-5435)

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(コメント欄)

 やっぱりこれが一番。「サルサ界の小錦」ティト・ニエヴェスです。
インスト、ボーカル、曲とも圧倒的です。まったくスキがありません。

 2位はレイ・セプルヴェーダ。これもイイ。聞けば聞くほどアジが出る。
 特に最後の曲は言葉は分からなくとも「アモール」の繰り返しだけで
心にくるものを感じます。
 1位の TITO NIEVES のに音が非常に似ていて#1が好きな人はこれも
絶対好きになると思われます。

 お次は我らのデ・ラ・ルス。
 私はこのアルバムをきっかけにしてラテンにハマってしまったのです。
やっぱり、ウマイですね。緻密な音づくりが心憎いくらいです。
 また、ノラのボーカルもなかなか健闘してます。
 特に「日本語」のボーカルが入っているというのがウレシイですな。
 まさに「サルサに国境はない」。

 4位はプエンテの「ザ・マンボ・キング」。
 ボーカリストとしてティト・ニエベス、ドミンゴ、オスカール・デ・
レオーン、ホセ・アルベルトらが参加しており、非常に豪華です。
 特に#5でのセリア・クルースとプエンテの「ボーカル」と「ティン
バル」のバトルなんか、最高にカッコいいですな。
 ちなみにこの曲、タイトルは「CELIA y TITO」といいます。

 5位はデ・ラ・ルスのファースト。
 この記念すべきデビュー・アルバムの1曲目に彼らのメッセージがす
べて凝縮されているように思います。
 録音はちょっと、音がかたい(高音域に偏っている)感じかな。
 ディスク・マンで1枚通して聞くと必ず耳がいたくなります(;;)。

 こまで(1位から5位まで)すべてのアルバムはセルヒオ・ジョー
ジのプロデュースです。
 こうなると、もうそのアーティストのファンというより、セルヒオ・
ジョージのファンといった方がアタリなのかもしれません。(苦笑)

 続いて6位はウィリー・コローンの「トップ・シークレッツ」。
 ボーカルのスタイルがホントに自然なんですよね。
 力を入れることなく、それでいてしっかりインパクトがあります。
 それにこのアルバムはとてもメッセージ色が強いんですよね。
さすがサルサ社会派です。

 以下7位からペリーコ、ボビー・バレンティーンと続きます。
 一応、このあたりは押さえておかなければいけません。
 いずれも甲乙つけがたいアルバムです。
 ただ、この辺のアルバムは残念ながらあまり音がよくありません。

 それにしてもペリーコのトランペットはさすがにカッコいいです。
 まさに1級品の「鳴り」ですな。
 それにドミンゴのボーカルもかっこいい。

 ボビー・バレンティーンのこのアルバムは芸能生活25周年を記念し
て作られたもののようで曲数も多いしバラエティに富んでます。
 9位のティト・ロハスのこのアルバムは意外と録音もよく、派手さは
ないけどさわやかで安心して聞くことができます。
 昼下がりのBGMとして最適でしょう。

 最後はサルサ界の貴公子ルイス・エンリケの「ルーセス・デ・アルマ
(心の光)」ですな。ジャケットの写真はまるでマイケル・ジャクソン
のようです。
 ジャンルにとらわれることなく、あらゆるスタイルを取り入れて彼な
らではの世界を作っています。

 去年の今ごろはSALSAなんてまったく知らなかったし、1枚もC
D、持ってなかったのに、このハマりよう・・・
この泥沼、なかなか抜け出せそうにありません。



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Masanao "Maa" Shimizu (C) 1997