(テーマ:93年度 私が出会ったSALSAベスト10)



 1.VICTOR MANUELLE / JUST A TIEMPO...
   (1993 SONY TROPICAL CD-81061/2-469587)

 2.TITO NIEVES / ROMPECABEZA "THE PUZZLE"
   (1993 SONY RMM CDZ-81066)

 3.ORQUESTA DE LA LUZ / LA AVENTURA
   (1993 BMG RVCR-645)

 4.TITO ALLEN / CLASE Y SABOR
   (1993 NRT CD-1010)

 5.ANTHONY CRUZ / PARA TI...
   (1993 MP CDMP-6088)

 6.RUBBY HADDOCK Y SU ORQUESTA / EL RUBI DE LA SALSA
   (? RH RH-9105)

 7.ORQUESTA MULENZE / DE REGRESO
   (1993 NRT CD-1004)

 8.RUBBY HADDOCK Y SU ORQUESTA / PASAPORTE MUSICAL
   (1992 RH RH-9306)

 9.PEDRO CONGA Y SU ORQUESTA INTERNACIONAL / NO TE QUITES LA ROPA
   (1989 MP MP-6002-CD)

10.SARABANDA / A GOLPE DE MAREA
   (? PLANTO 5008)

番外.SERGIO GEORGE PRESENTS SALSA PEANUTS
   (1992 EMI TOCP-7049)


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(コメント欄)

 はい。今年もSALSAベスト10をUPします。
 全国1000万のSALSAファンの皆様お待たせしました。え、誰も待
ってないって?(笑)

 1位はビクター・マニュエル君ですね。
 なんといってもこの人の声がいい。ハイ・トーンの特徴ある声してます。
私、好きです。また、バックの音も非常に洗練されてまして、全体的にさわ
やかな感じですね。とはいってもキメるところではキッチリと管がキメてく
れます。痒いところに手が届くというのかな。
 コロも申し分ないです。おや、クレジットを見るとトニー・ベガ、ティト・
アジェン、アダルベルト・サンチアゴの3人が参加してます。豪華ですね。

 2位は泣く子も黙るティト・ニエベス。なんといってもジャケットの顔が
恐い。そんなににらまなくてもイイのにとジャケットを見るたびに思います。
 このアルバムは今年のベスト10の中では唯一のRMM系です。また、セ
ルジオ・ジョージ系もこれ1枚だな。この辺、私の好みも少し変わってきた
ということなんでしょうかね。
 音は相変わらずのRMM+セルジオ・ジョージ=ロマンチック・サルサで
すねえ。実にうまい。この組合せではこんな音になるだろうという予想通り
のアルバムでした。意外性が全然ない(笑)。

 3位はオルケスタ・”紅白出場”デ・ラ・ルスですね。
 前作はドラマチックな構成というかスローなテンポから入って途中で早い
テンポになるといった凝った作りが多かったように思うのですが、今回はか
なりストレートです。
 楽曲的にもいいのが多くノラもとても気持ちよさそうに歌っています。
 また、#4の「タイム・アフター・タイム」や#6のインストルメンタル
など意外性を持った曲もありなかなか楽しめるアルバムになっています。

 4位はティト・アジェンです。気品のある堂々としたボーカルが気持ちい
いです。また、バックも安定してまして安心して聞くことができます。

 5位のアンソニー・クルスも同じく安心して聞くことができます。ハリの
ある声がカッコいいです。
 6位のルビー・ハドックのアルバムは2曲目の NO TE VAYAS という1曲の
みがズバ抜けて好きなのです。ルイス・ガルシアのアレンジ、ボーカルはジ
ョニー・マルドナドという人だと思うんですがナヨナヨしててときどき声が
うらがえったりするんですが、とても味があって最高です。
 このアルバムはこの1曲のために6位入賞となりました(笑)。

 9、10位はズバリ、ジャケットの影響です(笑)。
 9位のペドロ・コンガのは#4ボードでも一度書いたのですが、「豹柄の
似合いそうな女の人の胸を男が後からむんずと掴んでる図」です。このジャ
ケットはおどろいた。
 10位は「若き日の『オーヤン・フィフィ』が腰巻きひとつで胸を手で押
さえて立っている図」でしてこれもイロっぽいです。

 サルサ・ピーナッツは番外にしました。
 これは聞いてて本当に感動しましたが、これを1位とか2位3位とする勇
気はさすがにありませんでした(笑)。
 「パヤパヤ、ドコドコドン」があのセルジオ・ジョージのサルサ・アレン
ジで聞けるんですからねえ。最初は腰がくだけました(笑)。
 これって、本当に本場NYで売れると思って作ったのでしょうか?>東芝
EMI様

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 ベスト10の発表は以上の通りです。
 以前からのサルサ・ファン、あるいはこれからサルサにはまろうとしてい
るアナタの泥沼探検の参考になれば幸いです。(と、1年前も書いたなあ)

 さて、94年はどんなアルバムに巡り会えるやら・・・・



SALSAベスト10へ戻る サルサ探検隊へ戻る

Masanao "Maa" Shimizu (C) 1997