Sergio Georgr Presents SALSA PEANUTS
Sergio Georgr Presents SALSA PEANUTS
(1992 INSIDEOUT TOPC-7049)
Sergio Georgeプロデュースのザ・ピーナッツのヒット曲のコンピレーション・アルバムです。
収録曲は以下の通り。
1. SALSA PEANUTS(サルサ・ピーナッツのテーマ)
2. LA FUGA DE AMOR(恋のフーガ)
3. LA LLUVIA EN ROMA(ローマの雨)
4. NO TE VUELVAS,POR FAVOR(ふりむかないで)
5. OFERIA DE AMOR(恋のオフェリア)
6. LAS FLORES APASIONADAS(情熱の花)
7. UNA SERA DI TOKYO(UNA NOCHE DE TKYO)(ウナセラディ東京)
8. LAS VACACIONES PARA NUESTRO AMOR(恋のバカンス)
9. EL DESIERTO DE PASION(情熱の砂漠)
10. STARDUST(スターダスト)
11. LAS VACACIONES PARA NUESTRO AMOR(恋のバカンス)
(スペイン語/日本語ミックスヴァージョン)
ラテンのメロディは日本の歌謡曲に合う、という定説があるらしい。前例があるのか私はよく知らないですが、このアルバムを聞いているとその通りかもしれない、と不思議にそういう気持ちになってきます。
またその歌謡曲の中でも60年代最もポップであった「ザ・ピーナッツ」を取り上げたということで私にとっては意外やらなつかしいやらでなかなかおもしろいアルバムなのです。
プロデュース、アレンジは油の乗り切っている頃の Sergio Georgeだけにハズすことはありません。
「ぱや(どこどこどん)ぱやぱや(どこどこどん)」のイントロから引き込まれますね。「ローマの雨」では Jonny Riveraのコロがさわやかでいいですね。あと、「情熱の花」「ウナセラディ東京」など40歳以上の人には懐かしくて涙がでてしまうような曲が続きます。それをサルサに仕立て上げるとは東芝EMIの作戦勝ちですね。
で、最後は「スターダスト」。やってくれるではないですか(笑)。まるで「シャボン玉ホリディ」だもんな。
で、ボーナストラックとして「恋のバカンス(スペイン語/日本語ミックスヴァージョン)」ということで構成的にはスキがありません。また、このボーカルの二人ですが写真を見るとなかなかかわいいのですね。日本語もうまくて全然違和感がありません。
裏ジャケで Salsa Peanutsの二人が Sergio Georgrの首を絞めている写真があるのですが思わず笑ってしまいました(笑)。
◆このアルバムの腰振り度は★★★☆
注:画像はそれぞれのCDジャケットから引用しました。
Masanao "Maa" Shimizu (C) 1997