解散14周年フィルムコンサート(2001/9/20)

　今年もやってきた、9/20の代々木。前日まで、次の台風が北上すると伝えていたのに、幸運にも台風はそれてくれました。当日は涼しい秋の日。

　平日のため、５時にはまだ人影もまばら。スタッフの方の会場準備が始まりました。今回は客席上方に万国旗を張っています。おニャン子クラブは、もはや世界平和のシンボルかも？

　５時半をまわったところで、時間通りファイナルのビデオがスタート。大きなスピーカと会場の反響もあって、迫力のあるいい音です。この大きな音でパブリックな場でおニャン子ミュージックを楽しめるだけで、このイベントは貴重な機会だと感じます。

　はじめは、Circleオープニング。なにか久しぶりの緊張感に、胸の奥からグッときました。

　ステージには３つほどの大きなスピーカとサブウーハー、プロジェクターとスクリーンが揃いました。

　熱心なファンがオープニングからステージの前の方に並び、声援をはじめるます。最初からはね回っている人がいて、とても楽しい気分になりました。人数はまだ少ないけど、僕も混じってONE NIGHT ONLY！　今夜だけは、肌で連帯感を感じるんです。

次第に、日も落ちてきました。仕事が終わったファンが徐々に駆けつけているらしく、MCで振り返るたびに人数が増えていきます。

　今回は局間のMCのときに、つかれて地面に大の字になる光景がよく見られました。熱い思いは変わりませんが、みんな体力は確実に減退している様子です(^_^;)。

　コンサートのちょうど半分くらい、７時頃から本格的に人が集まって、かなり盛り上がってきました。平日なのに100〜150人くらいでしょうか。後ろの方の柵にもたれて見ていた人も手拍子しています。柵の後ろで踊っている、スーツ姿の年上のファン（当時大学生〜社会人と見た！）の姿も印象的でした。外の方から見ると、スピーカから出るビデオの声援と、集まったファンの動きがシンクロしているので、ものすごい声を出しているみたいに見えるんです。

　後半、ボルテージがぐっと上がったと感じたのは、うしろ髪のソロのところからでした。「あなたを知りたい」でホップ、「割ってしまった卵」でステップ、「夏休みは終わらない」でジャンプ！といったところでしょうか。

　しかし、一転して「STAGE DOOR」の部分では、みんな画面に見入ったというか、立ちつくしてしまいました。集まっているファンのそれぞれが、何か心の中に湧いてくるものがあって、呆然としてしまった感じでした。僕もそうです…。今回は騒がず、踊らず、静かに「STAGE DOOR」をおくった、そういう感じが自然と伝わって、ジーンとさせるものがありました。いい１４年目です。

　今回もっとも盛り上がったのは、終わりの方の「会員番号の唄」〜「セーラー服を脱がさないで」でした。「会員番号」では、もちろん一人一人のメンバーにコールするのですが、イチ押しのおニャン子の部分では、前の方の柵の上に立ち上がって、猛烈にアピールする人が多くて面白かったです。ゆうゆファンの人たちがすごかったかな。「みーーなよーーー（低音）」とかの声援が一番ひびいた時間帯でした。

　「真赤な自転車」は、大合唱に良く合う曲ですね。コンサートのビデオでもそれがとても印象的なのですが、このイベントでも同じでした。「セーラー服」はみんなが振付をできる歌なので、体で楽しめますね。ワンツー！っと。

　コンサート終了―おニャン子のメンバーひとりひとりに別れを告げて、再会を約束します。来年また会おうね！

　おニャン子クラブのファンを最後までやめないよ、っていう人たちがこれだけいるということをかみしめながら、ああ、みんなと騒げて良かったと思っていると…

　「夏休みは終わらない」のカラオケが…。「お、二次会か？」と思ったのもつかの間…

　「こんばんはー、我妻佳代です」

　！？…

　ファンが最前列の柵に殺到（当然）。→騒然。スペシャルゲスト、佳代ちゃんがすらっとしたジーンズ姿で登場。マイクをとり、「夏休みは終わらない」をファンと一緒に熱唱しました。嬉しい演出、トクしたー。

　その後、佳代ちゃんは「突然だったので」といいながら、もう一曲「真赤な自転車」を歌ってくれました。大合唱したいやら、佳代ちゃんの歌もききたいやらで、ちょっと混乱。

　[これがきっかけで、ズームのない４年前のデジカメの買い換えを決意(^_^;)。]

　その後佳代ちゃんは、佳代ちゃんも参加している、ネットを使ったTV電話＆ライブ＆チャットのアプリケーション（？）「FanFunGift」の宣伝。今日予約すれば、サイン色紙と握手をプレゼント、ということで、知らない間に握手会に（苦笑）。近くで佳代ちゃんを見られてうれしい(o^^o)。

　佳代ちゃん、小さくて、細い…。まだまだいけますね。これからも頑張って下さい。応援します。

　途中から合流してくれたMasatoさんと一緒に家路へ。やっぱりいいイベントでした。来年は１５周年記念ですね。またみなさんと一緒にフィルムコンサートが楽しみたいです。いつまでも…。[T.Ishida]

はたＰさんのイベント感想

９月２０日　代々木のイベントにて

おニャン子のＨＰのことをネット上で教えてもらってここにたどり着いたのが
去年。それからこのイベントを待ちに待っていました。

オープニングがはじまると懐かしい気持ちでいっぱいで、１４年前のあの日も
ここ（正確には体育館の中だけど）にいたんだというのが、なかなか実感できませんでした。フィルムの中だけど、大好きだったゆうゆにも再会できて、ゆうゆファンの人とも知り合えて、あの時代、同じ時間を共有できたことを貴重に思いました。

当日は大勢の人が来ていましたが（限られた告知の方法なのに、ずいぶん集まったなあと思います）僕みたいに単独参加の人は、何人ぐらいいたんでしょうか？　当時一緒におニャン子の追っかけをやっていた友人たちにも連絡をとろうとしたんですが、「この電話は現在使われておりません」ばかりでした。友達同士で来てらした方々はうらやましいですね。

おニャン子の曲は全部好きなので、最初からかなり前のほうで、はしゃぎまくってしまいましたが、特にゆうゆのパートやソロの部分では、１４年分の思いのたけをコールにこめて叫んでいました。

ゆうゆファン同士、同じ所でコールが入るとなんだかそれだけで、友情が芽生えたような気がします。ステージドア（ですよね確か）のところでは、となりの人と肩を組んで彼女たちを一緒に見送りなつかしさと充実感で幸せな気分でした。

結構遠くからも皆さんいらしていたようで、もう少し都内でＰＲができればもっと参加者が増えるだろうなあ、と思いました。きっと知らないが故にこない人も大勢いるんじゃないでしょうか。

最後に主催者の方々、関係者の方々この様な素敵なイベントを開催して頂き、
どうもありがとうございました。続く限り参加したいなあと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。かしこ！

rabiumaさんのイベント感想

代々木のイベントには今回初めて参加しました。イベントがあることはこのＨＰを見て初めて知りました。

仕事の帰りに行ったので、スーツ姿で行きました。スーツで行くのは少し抵抗があったのですが、それもまた時代の流れを感じさせていいかな。なんて思ったりもしました。

会場に着いたのは「ONE NIGHT ONLY」の途中で、なんとか間に合ったという感じでした。前半は「懐かしいなぁ」と思いながら、ただ見ていただけだったのですが、徐々に当時の熱い思いがこみあげてきて、美奈代のソロのあたりから自然と体が動き出しました。

最後の我妻佳代さんの出演にはびっくりしましたが、ファンが最前列へダッシュする速さにも驚きました。

帰路につく途中、行ってよかったとつくづく思いました。
イベントの翌日も余韻が冷めず、通勤のときにおニャン子の曲を聴いていました。

来年は１５周年ですね、来年も是非参加したいと思います。

―参考―