「やり直し英語コーナー」:Q&A


Q1:   ちょっと前に放送大学を見て勉強していましたが、 挫折しつつあります(^o^;)
     やっぱり目標を持って、芳川さんおっしゃるとおり、「頭がおかしくなるほど」
     勉強しないと身に付かないのでしょうか。。。。
     う〜ん、最近頭を使ってないので、ムリかなぁ。 頑張ろーっと。 

A1:  どんなことでもそうですが、楽しいことも苦しいこともあります。英語の勉強も
     世界観が広がるなど楽しいことがたくさんありますが、こつこつと勉強しなけ
     ればならないような苦しいことも多くあります。英語の習得は英語の学習時間
     と強い意志に比例します。

     しかし、ふだん日本語の環境で生活していますので、
     だらだらやっても身に付きません。具体的な目標を持って、楽しく英語の勉強を
     することにより、集中的・継続的に勉強できるようになるのではないでしょうか? 
     Where there's a will, there's a way.(精神一到何事か成らざらん)です。
     頑張って下さいね。

Q2:  ハワイに行ったときも途中まで英語で話し、詰まると I don't speak Englishと
     やるので不思議な顔をされました。自分の英語に自信が持てるまではなまじ
     中途半端にしゃべらない方がいいのではないかと思いました。 しかし、そう考
     えていると、いつになっても実際に英語を使う場面というのは永久に来ないよう
     な気がします。このような場合にはどうしたら良いのでしょうか。
 

A2:   英語を勉強する上で、完璧主義は弊害です。 プライドをすて無心になって英語に
     ふれたり、使って下さい。 そうですね、英語は私たちにとって外国語ですので、
     いつまでたっても、ネイティブのような英語を習得できません。英語はコミュニケー
     ションのための一手段ですので、気楽に開き直って、心の相互交流を楽しんで下
     さい。

     英語でコミュニケーションをしょうという気持ちが大切ですので、次回は "I don't
      speak English."とは言わないで、Let's enjoy speaking English, shall we?
      と言って下さい。新しい道が開けますよ!



Q3:   私たち日本人がどのような英語を話すべきでしょうか?

A3:   いい質問ですね。 私は最初、アメリカ式英語、そしてイギリス式英語、そして
     各国の英語に興味を持ちました。相手に応じて、話す英語を変えようとしたこと
     もあります。しかし、英語はもはや国際語です。今では、できるだけ多くの人に
     わかりやすい中立的な英語をしゃべろうとしています。(通訳のような英語です)
     それよりも大切なのは、自分のオリジナルな考え方とその伝え方だと思います。


Q4:   英語には同じことをいうのにいろいろな表現があるので、めんどうです。
      一つの表現を覚えて、あとはジェスチャーと、度胸でやっていきたいと
      思いますが、いかがでしょうか?


A4:   最初のうちは、それでよいかも知れませんが、出来るだけ相手や状況におうじて、
     いろいろな表現を使ってみましょう。練習を多くすることにより、
表現力が豊かな
     英語になります。 たとえば、名前を聞く場合でも、What's your name?
     だけでなく、丁寧な May I have your name? を使ってみることです。
     その他、相手のいうことがわからない場合、乱暴な Once more. ではなく、
      Pardon? Pardon me? I beg your pardon? を使ってみるとよいでしょう。

Q5:    ここは日本なのですから、外国人が日本語を話すべきであり、私たちは英語を
      話してあげることはないのでは?

A5:    なるほど「郷に入れば郷に従え」ということで、その通りかも知れませんが、
      短期間の滞在で日本語が話せるのには無理がありますね。私たちが、
      いろいろな国を旅行している時に、その国の言葉を話せと言われるのと同様
      ですね。 ですから、両者が知識を持っている言語(例えは英語)で話せば
      よいのではないでしょうか。要は、いかにこころのこもったコミュニケーション
      をするかということです。長期間日本に滞在するような人には、徐々に日本語
      を教えてあげればよいと思います。 


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