あなたも英語ができる


よく日本人は10年間近く英語を勉強しているのに英語ができないとか、アメリカの大学・
大学院への入学するための TOEFLの試験で成績が極端によくないと言われていますね。
はたして本当にそうでしょうか。どのように英語を身につければよいのでしょうか。

英語力は、1)英語を聞く、話す、読む、書く力、2)相手に提供する面白い有益な情報力、
3)相手に伝えようとする強い意志と異文化に対する柔軟性であると思います。

つまり、「ことば」、「こと」、「こころ」を総合したコミュニケーション能力のことを意味します。

この基準をもとにして、日本人の英語力を分析してみましょう。
1)英語を聞く、話す、読む、書く力ですが、ゆっくり「読む」ことに重点が置かれていたり、
  「聞く」こととの結びつきが少なかったり、英語を実際に使う機会が少ないなどの現状が
 あります。

  しかし、最近は、学校教育における外国人講師、語学演習機器、また、コミュニケーション
 科目の導入やテレビやラジオの英会話講座などによりかなり改善されつつあります。
 以前の訳読・文法主義の英語教育を受けた人々も、英語の潜在力は非常に高いです。
 英語のホームページの作成や、英語のメールの作成などで時々、お手伝いすることがありま
 すが、その人たちの単語力や読解力はたいへん優れています。

 十分基本が学校教育でできていますので、あとはできるだけ楽しみながら英語を活用する機会
 を増やして、英語を生活の中に取り入れ、時々英文法書や英語辞典で自分の英語をチェック
 すると本物の英語力が身につくでしょう。


2)相手に提供する面白い有益な情報力ですが、これについては、今まで受け身的で没個性的で
  自分の意見を持たない人が多かったですが、最近かなり、ユーモアセンスがあり、ユニークな
  貴重な意見を提供する日本人が増えてきたのは心強いかぎりです。

  国際社会では、相手に対して何をどれだけ提供できるかが大切ですね。単に英語がペラペラ
  しゃべれるだけでは尊敬されません。国際企業で活躍したり、インターネットの英語のニュース
  グループやメーリングリストで堂々とユーモアを交えて堂々と意見を述べている人も多くなりました。


3)相手に伝えようとする強い意志と異文化に対する柔軟性ですが、今まで「日本の文化は特殊
  なので外国の人には理解できない」とか、「みんな同じことをすることが大切であり、自分と異なる
  ものを嫌う」とかいう日本人も多かったですが、最近は、交流手段の発達により異文化と接触
  する機会も増えてきました。それに伴い、異文化間コミュニケーションの重要性を認識し、相手
  の身になって「心と心のコミュニケーション」ができる人も多くなってきました。

このようにみていくと、日本人の英語力の潜在力はかなりあると思います。大切なことは、自信を
もって英語をコミュニケーションの手段として使う知的好奇心と継続性ですね。あなたも英語が
できますよ。さあ、頑張って「やり直し英語」を始めましょうか。  

"Where there's a way, there's a way."「精神一到何事か成らざらん」


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