最近、ますます英語学習の必要性が叫ばれています。以前は、交通手段が発達して
海外旅行の機会が増えて英語を勉強する人が多くなったり、大学受験をするために、
英語の勉強を熱心に行ったり、会社において英語を使う機会が増えてきたりしている
ので、英語の勉強をやり直した人が多かったですね。
最近では、それに加えて、不況の中自分に投資し21世紀を生き抜く手段にする人や、
人類の共通課題に対処するため、そして、情報化時代において、英語を駆使する必要性
を感じておられる人が増えているような気がします。
いずれにしろ、外国語である英語をやり直す上で、その必要性を強く感じることが大切です。
つまり、やり直し英語学習は楽しいこともありますが、つらいこともあります。ですから、
つらい場面にであった時に、より強い、明確な必要性や目標を持っているほうが、英語学習
を長く熱心に継続できるようになると思います。いい加減な気持ちで英語学習を再開して、
途中でギブアップしている人がなんと多いことでしょうか。そのような場合は、お金と時間の
浪費であり、劣等感だけが増す結果に終わってしまいます。
1)21世紀を生き抜く手段としての「やり直し英語」
最近、大きな銀行や証券会社の倒産があったりして日本の終身雇用制度や年功序列が
崩れつつあります。また、外国資本の導入で外国の企業と英語を使って対等に競争しなけ
ればなりません。ですから、日本の各企業では外国の企業とディベートできる優秀な人を
求めており、企業英語研修を重視したり、英語の資格を持つ人を優遇しています。
万一、会社が倒産しても、真の英語力を利用して、待遇のよい企業に再就職できるでしょう。
大学や高校などでも、このような理由から、本当に役に立つ英語教育が導入され、その
ための努力がなされています。このように、これから低成長が続き、低金利が確実な日本
経済にあって、自分に投資し、激動の21世紀を生き抜くために、英語をやり直す必要が
多いにあります。
2)人類の共通課題に対処するための「やり直し英語」
ますます人類共通の問題が増えてきており、その重要性が高まっています。たとえば、
南北問題、人口爆発、食料危機、戦争と平和、環境問題などです。このような問題は、
お互いに関連しあっており、解決をするには、国境を越えた地球単位の理解と協力が
不可欠になっています。このような人類共通の問題を解決するには、国際語としての
英語を抜きにしては考えられません。
たとえば、最近、京都で地球温暖化に関する国際会議が開かれ、公式、非公式に多くの
人が英語などで討論しました。大学生や高校生までが、その会議に非公式に参加して、
地球の危機の現状や私たちにできることなどを英語で話し合いました。また、参加しな
かった人も日本語だけでなく、英字新聞や英語雑誌、英語テレビ放送などで、会議の
状況を把握し、真剣に人類の将来について考えました。このように、やり直し英語は、
人類の生き残りのために、私たちが何をすべきかを考える強力な手段でもあります。
3)情報化時代を生き生きと暮らすための「やり直し英語」
情報化時代を生き生きと生活するためには、人生に目標をもって、人とのかかわりを
大切にし、主体的に生きることが重要ですね。そうしないと、人は情報に流されぱなし
になり、自分がなくなり、ストレスだけが増大してしまいますね。英語をやり直し、
インターネットなどの情報手段を利用して、必要な情報を主体的に手に入れて行動に
結びつけたり、自己発信することが可能になります。また、より広い範囲において、
いろいろな人と直接出会うきっかけになります。
特に、インターネットをうまく利用することによって、情報化時代を生き生きと暮らす
機会を提供してくれます。インターネットは、日本語でも可能ですが、大半は、英語で
情報の交換がなされています。英語を習得すれば、異なったいろいろな情報にであい、
主体的に判断し、より多くの人に自己を発信し、意見を交換し、自己を飛躍的に向上
させることが可能になります。
単なるネットサーフィンではなく、自分のホームページを開設したり、目的をもった情報
検索をしたり、メーリングリストやニュース・グループに積極的に取り組み、自己を磨き、
世界中に多くの友人を持つことも可能になります。実際私は、メーリングリストに参加し
生涯の友人をつくることができました。また、アメリカにも英語のホームページを開設し、
世界中の人と交流を持とうと思っています。このように、英語をやり直し、世界に飛躍
しませんか。人生観が一変しますよ。