やり直し英語の具体的方法( Speaking )


 英語を話すと言っても、ただ単に "Hello, how are you ? " I'm fine, thank you."
などと簡単な挨拶を何度も繰り返しているだけでは、進歩がありません。いろいろな場面に対応
する会話や発想別英会話ができて、自分の考えを的確に表現できることを目標にすべきです。
以下にその具体的な方法を示しますので、頑張って実行してください。


 
T 実際に使ってみよう。
 英語会話のテキストや英語の本などで気に入った英語の表現があれば、それらをメモしておき
実際の場面で出来るだけ多く使うようにすることが大切です。英語を話す外国の友達がいれば
理想的ですが、いない場合でも英語を勉強している友達と英語で話したり、状況を浮かべなら
一人で会話をすることもできます。英語のサークルに参加して、練習の機会を増やすようにすると
良いと思います。


 U 英語らしく話すようにしよう。
 一般的な日本人の英語は、比較的高い声で強弱があまりなく一本調子で、英語を日本式に
発音したりして不自然に聞こえます。英語会話テープなどを何度も聞いて練習し、自然な英語を
習得することが基本です。
特に日本語にない英語の発音や、日本語と間違えやすい英語の発音
などはしっかり練習しましょう。英文を発音する前には十分に息を吸って、腹式呼吸で意味の単位
ごとに少し間を入れながら低音で発音することです。また、一語一語同じスピードで同じ強さで
発音するのではなく、名詞や動詞、形容詞、副詞、その他の内容的に重要な語をゆっくり強く発音し、
その他の単語は速く弱く発音する練習を模範に従って繰り返す練習をするようにすると英語特有の
リズムが生まれます。


 
V まとまった英文を暗唱して、発表しよう。
 自分の気に入った英語の文章(英語のテキストやテープ付き)の一つのパラグラフ(段落)を英語
の発音や強弱、リズムに気をつけながら、暗唱して下さいその際、ただ単に暗唱するのではなく、
話し手の気持ちになり、状況を考えながら感情豊かに暗唱することが大切です。慣れてくると、3つ
ぐらいのパラグラフや3分程度の英語の文章を繰り返し練習すると、確実に英語の話す力が身に
つきます。そして、友人や家族の前で発表すれば、誉められるし、自信もつくとさらにやる気がでて
きて良いと思います。

 
 W いろいろな内容について、ネイティブの後について繰り返す練習をしよう。
 最初は英会話のテキストを見ながら、ネイティブのテープについて発音する練習をしましょう。その
際大切なことは、テープと同時に発音するのではなく、テープの発音をよく聴いて少し遅れて発音す
ることです。そして、慣れてきたら、テキストをずっと見るのではなく、ちらっと見るぐらいにして、リズム
や状況などに気をつけて、英語のテープにより集中して聴き、少し遅れて繰り返す練習をして下さい。
 さらに慣れてきたら、テレビの二ヶ国語放送の副音声にし、時々英語のニュース番組でアナウンサー
に少し遅れて発音すると実力が倍増します。


 X まとまった英文を自分で書き、発表しよう。
 最終段階として、いろいろな話題の英語の文章を書き、暗唱し、皆の前で発表してみましょう。最初難
しければ、英字新聞や教科書、英語検定の2次試験の会話のサンプルなどを少し自分に合わせて修正
し英語の文章を完成すればよいと思います。その他の方法については、だいたい「V英文の暗唱」で
述べたことと同じですが、
1)導入のパラグラフでは、タイトルの提示とその話題の大切さを述べ、
2)本論のパラグラフでは、なぜそのように考えるのかの理由や具体的な例を述べ、
3)結論のパラグラフでは、再度、自分の主張を印象的に表現し、相手に行動を呼びかけるようにする。
ことが重要です。ジェスチャーたっぷりに、聞き手の目をよく見て自信をもって発表してください。

Good luck !


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