結婚観については十人十色であり、様々な考え方があると思う。憲法第二十四条では、婚姻は両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として相互の協力により維持されなければならないとされている。しかし、現実には昨年、ぱせりの会が出演した劇「結婚」で演じられ表現されたように、一人の男と一人の女が夫婦になるということだけではなく、その両家の問題にさえなってしまっているともいえる。日本の場合どうしても、嫁に行く、嫁をもらうといった古典的な体質が根強い様に思う。テレビドラマなんかでもよく嫁姑の問題が取り上げられる今日である。一方、欧米では結婚は男女の新しい生活の始まりと思われている。そこで結婚は家族が増え、両方の関係が深まると考えられている。現在、日本でも共働きが増え、家事分担や夫婦別姓など新しい結婚のスタイルが少しづつ現れてきている。大切なことは、夫婦が自立について考え、新しい家庭を築いていく事ではないではないだろうか。そのためにはまず何から始めたらいいのかということをしっかりと考えながら相手を捜していくことが今後の私の課題である。
主人の好きな歌
めだたぬようにはしゃがぬように
似合わぬことは無理をせず
人の心を見つめ続ける
時代おくれの男になりたい
私の好きな歌
青空が好きで花びらが好きで
いつでも笑顔のすてきな人なら
誰でもいっしょに歩いていこうよ
平和の歌を口ずさみながら
それぞれの歌を口ずさみながら自然に
ハーモニーが出来て来た
不思議にここちよい日々ありがとうあなたこれからもよろしく
障害者にとって結婚という言葉は重い。
結婚は憧れだけではできない。
多くの障害者は家や施設に閉じこもり、異性と出会うことすら無い。
例え、出会うことができても多くの困難が待っている。
それらの困難をひとつひとつ乗り越えていくしかない。
大切なのは諦めないことだ。
「ねえ母さん結婚って本当に幸せ
彼は大きな子供よ
子守りをするなんて私はいや」と
娘が聞いた
母は答えて言った
「そうね結婚は生活だけよ
二人で話し合って暮らすの
ファスナーと同じよ
スライドがうまく噛み合わないと
駄目だわ
いくら好きな人でもいっしょになれば
ただのおっさんよ
あなたもそろそろ結婚ね
結婚が幸せかどうかは
買い物と同じよ」