昔から世の中で暮らしていくことって、いろんなコツみたいなものがあるのかもしれません。もしかしたらそれは障害がある人もない人も心得ていた方がほんのすこしでも今より住みやすく暮らしていける。暮しの中でそんなことに出会った事はありませんか。身の回りの生活を見つめ直して、暮しやすさを楽しく学ぶ事ができたなら、そんな思いからぱせりの会ではたくさんの人に呼びかけ学習会を開きました。
ぱせりの会主催で開かれた『一般学習会』では、たくさんの参加者を迎えて無事に第一回を終えることができました。その会は、一人一人の参加者が熱心に講演を聞き、その後も真剣な話し合いがもたれました。
それでいて楽器演奏を交えて、楽しいひとときを過ごすことができました。学習会なんていうとちょっとしり込みしたくなっちゃいますが、今回は少しも堅苦しいものではありませんでした。学習会では、参加者の真剣なまなざしとそれに答える真摯な講演者の姿勢とユーモアを交えた講演で楽しいときを過ごすことができました。これからも今回のような学習会が開かれることを願ったことでした。
最後にボランティアで参加していた看護学生さんの手話を交えた歌は若いエネルギーと、これからの明るい未来を感じることができ、力づけられました。
障害をもって暮らしていくことはまだまだとても不便を感じることがあると思います。でも障害の有無に関係なく今より住みやすくなる事を信じて、少しづつでも身の回りの事が暮らしやすくなったらそのことに喜びを感じられる自分を失わない事はとても大切な事ではないでしょうか。それから自分の暮しの不便さだけでなく、自分以外の人が感じる不便さを理解するために学ぶ姿勢を持ち続けることが必要ではないでしょうか。みんなで生きていけるそしてみんなで楽しく暮らしていける事をいつも願わずにはいられません。
秋本先生 |
野村先生 |
高知女子大学生 |
リーブス |