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![]() ![]() 大丈夫か?>俺 的インプレ |
天候不良のため、試し撮り&評価用サンプル収集がままなりません。
つか、はっきりいってほとんど撮影できてません。。。ぁぅ
なので今回は予定を変更して「俺がD100を選んだ理由(ワケ)」をお送り致します。
はっきりいって「だから?」な世界です。文字が大半なので読むのが面倒な方は戻ることをお奨めします。
少しでも内容が気になる方は強調文字を斜め読みしてもらえれば雰囲気は掴んでもらえるかと思います(ぉ
では。
頭で書いたように、この6月には実売20万円半ばのレンズ交換式一眼レフデジカメが3社3台揃ったわけです。
中でも他社より一足先に登場したキャノンのD60はもともと高い評価を得ていたD30の高画素改良版といった感じで、D30の周辺アクセサリーがそのまま利用できることもあってD30オーナーの買い換えなど高い人気を維持し、今でも予約待ちといった状況のようです。
フジフィルムのS2proも、正式発表やデモ機の登場、サンプル画像の掲示など他社より随分遅くドタバタした印象を与えていましたが、満を侍して登場してきただけあってその画像の高い解像感と鮮やかな発色は3機種中トップの画質ではないかと思えるほど凄さです。
そして、ニコンのD100。プロやハイアマ向けとしてD1があるだけに、そのノウハウを活かした中級機としての注目度は高かったはずです。
テスト機も比較的早くから動作していたようで、Webで公開されたサンプルもかなり多く、先行して発売されているD60との比較画像も沢山見ることができました。しかし、全体を通して感じられたことはD100の画像の方がD60の画像より甘いということです。
その理由に関してはWeb上の掲示板であれこれと論議がされていましたが、画像処理によるもの(輪郭強調を控えめにしている)であるとか、レンズとの相性であるとか、CCDの特性(ローパスフィルタを含む)によるなど、多くの推察がされていました。
個人的にはその原因はともかく、そうした比較画像を含めて手持ちのインクジェットプリンターでプリントするとA4程度のサイズで十分差が感じられてしまうことが気になりました。
(もっとも最初に感じたことは「DiMAGE7で撮影した画像と似てるかな?」でした。解像感や細部の描写、スミの乗り方・・・というか、陰になった部分の黒の落ち方など、みなれたDiMAGE7の画質と共通したクセを感じたのです。あくまで私感ですけど。)
プリント時にアンシャープマスク処理を行っても、見た目はかなり改善されますが細部の解像感まで高くなるわけではありません(おまけに画像全体にかけてしまうとバックのボケまで硬くなる)。この点でD60の画像はA4程度ならノーレタッチでピントのきた印象を得られ、バックのボケもごく自然にプリントされるのです。
S2proの画像となると、今度はA3ノビにプリントしても細部までものすごくシャープな印象のプリントがされます。レタッチ耐性をよく言われますが、もともとレタッチを好んでいるわけではないし、撮影時点で満足のいく画質が得られるのなら個人的にはむしろその方が撮影が楽しいと感じられるタイプなので、もう画質だけで見るならS2proに走りそうな程でした。
しかし・・・。D60の場合、画質の面では安全度(?)がもっとも高そうだし、キャノンEOSのレンズシステムもいい。でも、なんとゆーか、EOSのフィルムカメラの方に好きになれるカメラがない。。。レンズが揃った頃にフィルムでも・・・と思ったらどれを選ぶのか?1は大きく重く、自分の撮影スタイルとはちょっと離れた存在だし、3は一度使わせてもらったことがあるのだけど、カメラを構えてAFが動作してピントが合って、シャッターレリーズ・・・という流れがなんだかスムーズじゃない。視線入力のカラミもあったのかもしれないけど、AFの動作もピシっとしたものが感じられず、シャッターボタン押してから実際にシャッターの切れる音がするまでにも間があるというか。ともかく、使っていて「こんなに高いカメラなのに撮影していて気持ちよくない」と思ったので。7は軽くてコンパクトで軽快で悪くはないと思うのですが。でも、もう少し質感のいいカメラが欲しい。。。
ちょっと視点がずれている感じなのだけど、そんな理由からD60に出費するのが躊躇われているという。ただ、レンズそのものは雑誌の評価でもプロが「キャノンが一番いい」というくらいだから、フィルムカメラの方はそのうち出る何かに期待してD60って手もあるんですが。
S2proはというと。これはもう、ほんとに画質を考えると欲しいんです。でも、高さでほんの1,2cmの違いがボディを随分大きく見せていて、そのデザイン面への不満が大きいというか。カメラを道具として見るならば、やはりスタイルだって気になるわけです。
さらに言えば、専用設計となったD100に対してF80を流用しただけのファインダーの見え具合が大きな不安要因になってました。
レンズ交換式一眼レフデジに走ろうとしている大きな理由の一つに、光学式ファインダーで被写体を見ていたい・・・という欲求があったからです。画質は大きなアドバンテージでしたが、この2点でS2proは次点となりました。
ニコンのレンズシステムを揃えることに対しては、以前からF100に対する興味があったので将来的にフィルムはF100で・・・というか、ニコンのレンズ買っとけばF100買った時に困らない、という感覚なのです。
D100と同時発売となった24〜85mmは低価格ながらSWM(超音波モーター)採用でAFの作動音がほとんどしないまま、スッとピントが合います。
露出の雰囲気はあっさりとイメージに近づきますが、見た目から想像するより明部が明るくなります。もっと緩やかに明るさを増していたんですが・・・。ハイライト域の階調不足?
ハイライト部を見た目の印象に近づけようと露出補正すると周囲は真っ暗になってしまいました。
んー、ModeUで撮影してみてもよかったかな?
ま、贅沢な要求かも。全体的には意図どおりで、思ったほどナーバスにならなくてもいい感じです。
AF-S Zoom Nikkor 24〜85mm F3.5〜4.5G(IF)
24mm(36mm相当) F/8 - 1/10sec
露出モード:絞り優先 測光モード:マルチパターン測光 露出補正:-0.3EV
ISO200 ホワイトバランス:オート コントラスト:Low カラーモード:ModeV(sRGB)
そーゆーことです(ぉ。
正直に言えば、多くのサンプルを見る限りD100の細部描写の甘さは600万画素の大型CCDと、35mmフィルムカメラ用の高価なレンズシステムから得られる画質と考えるとまるでインパクトが感じられず、ほんとにDiMAGE7の親分といった程度の印象でした。
Webで得られるサンプルをインクジェットプリンター(キャノンのBJF9000)でA3ノビにプリントするとその細部描写の違いは明らかで、単純にアンシャープマスクでシャープネスを上げることでは補えない差がありました。
雑誌によってはA4はもちろん、A3ノビでも(D60との)はっきりした差は感じられない・・・といったヨイショした記事もありましたが、実際にはA3ノビはもちろん、A4でも差が感じられ、適切なシャープネス処理を施す事で印象を良くするという感じです。
こうした細部描写の差は、主に風景写真を楽しんでいる自分にとっては大きな問題です。
さらに加えると、比較画像でも見て取れたのですがD100の評価測光はD60やS2proに比べてアンダー傾向になるようで、これが他と比べて写真の印象を眠く感じさせ鮮やかさを失わせていました(雑誌のレポでは画面中に占める暗部の割合で極端にオーバー側へ補正するクセがあることも解説されています)。
また、全体に適正な場合はもちろん、少しアンダー気味に撮影された写真でもハイライト部の白飛びが結構目につき、暗部はともかく、この白飛びのためレンジが狭い印象も受けます。
さらに複数の雑誌のレポートなどで「ホワイトバランスもクセがある」と評価され、基本的な画質に対する不安は一気に高まります(ぉぃ)。
光の状況はもちろん、カメラのクセまで理解して自分の意図に近づけた写真を撮ることを(そうなれるように)楽しんでいるのですが、だからといってまるっきり気が抜けないカメラというのは不安です。迷ったらオートで・・・と思える程度にカメラ側のコントロールにそこそこの信頼はもてないと、調子が悪くてダメダメ写真ばかりだった・・・とかなってしまうと楽しくないし、次の撮影への活力が失われてしまいます。
そんなこんなで。
S2proの発売まで2週間ほど、D100もその翌日には発売・・・という頃、カメラ店で予約状況を確認してみたところ・・・。
「D100の入荷は結構予定されてますよ。でも予約の方がまだ少なくって・・・。発売日にはたぶん実機をデモ機として並べることができると思います。それでも余るんで、デモ機触ってから決めてもらっても大丈夫ですよ。」
予約の方はあまり伸びていないようです。これはネットのあっちこっちの掲示板でも似たような状況が報告されていて、いったん予約したもののD60に変えたりS2proにしたり・・・という人もそれなりにいたからのようでした。
やはり某所の比較画像は発売前に大きな影響をあたえています。β版とはいえ、パッと見て他機種より劣ると感じるサンプルは購入意欲を削ぐには十分でした。
「うーん。ボディ以外に良いところって無いぢゃん。。。どうすればいい?ミノルタ待つ??」
無いモノねだりまで始まります。別に引き続きDiMAGE7を使ってればいいだけの事なんですが、一旦買う気になったレンズ交換式一眼レフデジカメ、気持ちは収まりません。
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| んー。ファーストインプレを飾るにはどのサンプルも清涼としすぎている気がしますが・・・。好んで寺とか神社ばかり撮影にまわってるわけじゃないです。ほんと。。。 わずかな雨上がりに近場で撮影を済ませているので、どうしても似たようなモノばかりになってしまうのです(言い訳)。 まぁ問題はそんなことじゃないでしょう(逃げ)。 「青や緑を鮮やかに強調して風景向き」と説明されているModeVを素直に選んで撮影を続けていますが、RAWで撮影してNC3で現像してシミュレーションしてみるとModeTとVでは結構色合いに差がでるようです。どちらかといえば、むしろModeTが自然な鮮やかさになるような。好みの問題でしょうか。 この画角でこのシャッタースピードになると、画像の甘さはカメラのものより撮影者の技量によるものが多くなります(ぉ ポジで撮影したものならまったく問題ない程度の手ブレも、600万画素等倍表示可能なデジタル画像は容赦なく晒してくれます。 ・・・ま、等倍でジロジロ見なきゃわからない程度ですけど。 ほんとほんと。。。 AF-S Zoom Nikkor 24〜85mm F3.5〜4.5G(IF) 78mm(117mm相当) F/5.6 - 1/25sec 露出モード:絞り優先 測光モード:マルチパターン測光 露出補正:0EV ISO200 ホワイトバランス:オート コントラスト:Low カラーモード:ModeV(sRGB) |
ところがある日を境に急にD100を取り巻く話題が活発になりました。事の発端は別のHPに掲載されたD100のサンプルデータでした。
「D100作例」と題された13枚のサンプルは、エーゲ海に浮かぶ島(ですか?よく知らない)で撮影された異国情緒の漂う海辺の街の、鮮やかで美しい写真で、作例と書かれているとおりサンプルと言うより立派な作品でした。
この作例の撮影データ(Exif情報ですね)を確認すると、気になるホワイトバランスはほぼオート(一部はプリセットの太陽)、露出もマルチ測光で特別露出補正をかけまくっている様子もありません。
しかも、D100のファームウエア表示がVer1.0となっています。要するに、製品版を使った作品だということです(それまでのサンプルはver0.32だった)。
細部描写の甘さは相変わらずのようでしたが、この作例から感じられる発色の素直さと階調感、露出バランスなど「D100やっぱいいぢゃん!」とネガティブな要因を忘れて、自分でもこんな写真が撮れるんだという楽しい思いに浸るには十分すぎる美しい作品になっているのです(プロの腕あってのモノなんですが・・・)。
同じく、S2proの作例も同じ場所で撮影されたものがアップされ、立体迷路のように立ち並ぶ白い建物と、その所々でそれぞれの過ごし方をしている人々がワイドレンズで写し込まれたソレは、等倍で表示された画像の1/4程の範囲の、どこを切り取ってもそのまま鑑賞に耐えるようなクリアさで、やはりD100を圧倒する迫力を感じさせていました。
が、しかし。
D100の作例を見て「これなら十分!」と思えたことで、もう迷うことはありませんでした。
予約を行い、発売日前日に勝手に引き取りに行きます。
俺「D100、明日発売ですよね?もう入ってるんですか?よかったらデモ機を触らせて欲しいんですけど。」
店員「いや、それが予約でもう全部埋まっちゃって・・・。もう入ってるんじゃないかな?確認してみます。
・・・あ、今入った所みたいですね。どうします?持って帰ります??」
俺「!!持って帰ります。」
そんなわけで、巧くいけば・・・と思っていたらあっさりとフライングGETに。
まだコンピュータに仕入れが登録されていないということで、しばし登録待ちです。
本棚に見たことのないデジカメ本があるのを発見。
「DIGITAL PHOTO」と書かれた雑誌を手に取りめくってみると、一番最初の特集記事「Nikon D100、その全貌を知る」で見開き合わせて6ページにわたって掲載されている写真は、あの作例でした。
レジへの登録を待つ間、カウンターにてとっとと開封。
ビニールにくるまれた真新しいボディを取り出し、添付されているバッテリーを入れます。
レンズもD100と同時発売となったAF-S Zoom Nikkor 24-85 を箱から取り出し装着。
はっきりいって、D100の本物を触るのはもちろん、見るのも初めてでした。
実機を目にすることもなく予約・購入するというのはデジカメでは初の試みで、しかも今まで買ったデジカメ全部合わせても今回の購入価格に及ばないのです。。。(つか、今回は本体よりレンズの方が高くついてるんだけど・・・)
いったいどんなカメラなのか、一時も早く確認してみたかったのでした。
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ボディはプラスティック製ですが、質感のいい表面処理のおかげで悪い印象はありません。 デザイン的な面では同社のF80をベースとしていますが、ペンタ部カバーのデザインやカメラ操作部のボタン配置などD100では変更が見られます。 電源はシャッターボタン部にある小さなレバーでオンオフされます。電源オンからの撮影スタンバイまでの待ち時間はまったくなく、即撮影が可能となります。 白っぽいランプはAF時の補助光です。セルフタイマー使用時にはレリーズのタイミングを発光して知らせます。 ランプ下の小さなボタンはプレビューボタン。フィルムカメラでは当たり前のようについているモノですが、デジカメではほとんど見かけません。絞りを設定値まで絞り込んで被写界深度の確認など行うためのものです。 |
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中央のボタンはレンズ取り外し用のボタンです。 その下に見える「M、S、C」の切り替えレバーはAFモードの切り替えレバーで、それぞれ「Manual」「Single」「Continuous」を表します。 Mモードは手動、Sモードはフォーカスエリアで合焦した後、フォーカスロックします。ピントが合わなかった場合はシャッターが切れません。Cモードはフォーカスエリアで合焦した後もフォーカスロックはされず、被写体に対してAF動作を続けます。ピントが合わなくてもシャッターは切ることができます。動体予測機能により、カメラに対して向かってくる(もしくは離れていく)被写体に対してもピント位置を予測してAF動作が行われます。 これも今時のAFカメラでは基本機能ですが、ハイエンドのコンシューマモデルのデジカメでも備わっているものがありません。 (DiMAGE7には一応ありますが、ピントの検出機構の違いから動体予測はできず、単にAF動作を続けるだけです。) |
D100の実機なんてニコンのSSがない高知では見ることも触れることもできないので、代わりにF80を何度か見せてもらっていたのですが実際手にしたD100はF80を持った時とほとんど差が感じられません。ボディサイズはわずかに高さと厚さが増していますが、むしろ安定感が増したような感じです。
添付バッテリーは建前上では「充電してからお使いください」なのですが、一応、動作確認出来る程度には使えるモノです。
ちょっとドキドキしながら電源を入れてみます。
何の初期動作もないまま、フィルムカメラの電源を入れたかのように撮影待ち状態になります。
カメラ本体の各スイッチを確認し、とりあえず背面にあるMenuボタンを押します。
どうこう言ってもデジタルカメラなので、Menu構成は気になりますし、どういった項目があるかで大雑把に機能の把握もできるのです。
画像に関するパラメータは理解できるのでいいとして、カメラコントロールに関する部分は説明書を見ないとわからないものもあります。
メニューは十字キーによる選択で操作でき、設定方法は悩むことがありません。
初期設定から記録画素数とクオリティを最高解像度のjpeg最高画質に変更し、撮影画像の連番保持をオンに。
カメラを構えて適当なところへ向け、シャッターボタンを半押しします。
「おお!!。」
音もなくスッとピントが合い、光学式ファインダーのクリアな視界が広がります。
D100と同時に発売されたニコンのこの新しいレンズはSWM(超音波モーター)でAFを作動させるため、モーターやギアの回転音がまったくしないのです。実は、ミノルタには発表こそされていても発売されている超音波モーター内蔵のレンズがなく、これまた初めての経験だっただけに少し感動しました(ぉぃ)。
ファインダーの視界に関しては雑誌類でもよく取り上げられ、フィルムより一回り小さいAPS-CサイズのCCDに合わされていることもあって狭いこととMFでピントの確認がしづらいことなどが厳しく評価されていますが、普段からDiMAGE7のEVFとα7とを行き来していたこともあってその中間的なD100のファインダーに落胆をすることはなく、むしろこのファインダーを通してデジタル撮影できるということにワクワクしていました。
確かに値段で見ればF5に匹敵するだけにより高品質なファインダー画像を求めたくなることも確かですが、やはりコストの大半がデジタル部であることを思えば、今のところはしかたのない部分かもしれません。
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モードダイヤル。 Manual、Aperture、Shutter、Programmedの各切り替えと、AFエリアモード、画像クオリティ、ホワイトバランス、ISO感度設定が行えます。 後の4つはメニューからも設定可能ですが、ダイヤルの切り替えで直接パラメータにアクセス出来るという点では即時性が高く便利です(雑誌類の評価では背面ボタンに割り当てていれば・・・といった内容のものもありましたが、個人的にはこれらのパラメータが鼻先でも触れてしまうようなボタンに配置されるのはむしろ不安に思います)。 撮影シーン別のプログラムモードはなく、気を抜いて撮影しても良きに計らってくれる・・・という気遣いはこのカメラにはありません。 確かにどういうシーンでも露出とピントの組み合わせでしかないといえばそれまでですが、画像処理をともなうデジカメでは撮影シーンに応じた画像処理パラメータの調整をすることも可能で、そういう点では「あっても良かったのでは?」と思ったり(でもDiMAGE7にはあるけど使ったこと無いなぁ。。。)。 |
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右グリップ周辺。 シャッターボタン外側に電源レバー。手前にはストロボモードと露出補正の設定ボタン、上面液晶部のランプボタンがあります。 液晶に表示されているバッテリー残量、実は充電後1週間、300ショットの撮影とプレビュー表示、数枚撮影毎にメニュー表示&設定変更、PCとのUSB接続で転送&撮影、意味もなくメニュー表示&設定確認・・・などなど行い続けてこの状態。。。取説に書かれた1600ショット撮影可ってのもまんざら誇張じゃないかも・・・。 |
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背面の液晶モニターにはプラスティック製のカバーが標準で備わります。 液晶部分は透明度が高く、視認性は良好。おまけにボディ中央にあるので、撮影時に鼻先がモニターに当たることもなく汚れにくいのです。 デジタル部分の操作部は主に液晶モニター左側の5つのボタンに割り当てられます。 フォーカスエリアの選択やメニュー操作は右上の円形の十字キーで行います。 少々小さく操作には慣れが必要ですがクリック感があり誤操作は少なそうです。 |
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撮影モード、再生モードといった操作メニューはなく、液晶モニター左側にある5つのボタンの一番上のボタンを押すことで撮影済みのデータを確認できます。 撮影済みデータの再生中、メニュー操作中のいずれの場合でもシャッターボタンの半押しで撮影モードに復帰します。 |
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右側には十字キーと、十字キーのロックスイッチがあります。 メディアスロットのカバーがグリップ部の力のかかりやすい部分にありますが、しっかりとした作りになっているので片手でグリップした時でもガタやグラつきもなく、フィーリングも悪くありません。 データの削除ボタンは独立して右側下部に設置されています。 誤操作を排する配慮ですが、いざ削除を行う際には確認時に左側のENTERを押す必要があり、両手操作が必要になるということもあって「手間がかかる」といった評価もされているそうで。 ただ、削除操作に対しては「手順になれて手が勝手に動いて消しちゃった」というミスを防ぐという意味でも、少々煩わしいくらいがいいような気もします。 |
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メディアスロットのカバーを開いたところです。 写真からはわかりにくいのですが、少し斜めに差し込まれています。 バッテリー室との兼ね合いでこうなったのでしょうが、気になるほどの事でもないです。 |
そこらヘンで仕事をしている店員さんに向けて再びシャッター半押し、スッとピントがあったらシャッターを押し込みます。
「バシャン!」
いかにも一眼レフっぽい、リフレクターの跳ね上がるような音が響いて撮影がされます。
カメラを道具として楽しむ人にとってシャッター音も重要な価値基準になります。ただ、この点もそれまで使ってきたカメラや撮影スタイルによって評価や好みは異なるだけに、善し悪しを論じることはあまり意味がありません。
端的に言えば、シャッター音はF80と似たような雰囲気です。シャッターユニットはほぼ共通でしょうから、当然かもしれません。
F5やF100のようないかにもパワフルでスピードのありそうな「ガシュン!」といった渋い音ではないですが、それなりに聞ける音だと感じます。
個人的にはやっぱり聞き慣れたα7のメカメカしいような音が好きで、D100の後にα7のレリーズ音を聞くとなんか「撮れた!」という安心感を感じたり(ぉ<持ってないですが、α9のレリーズ音はもっと上品で剛性感のあるような音が渋いですね。9欲しいかも(ぉ
ま、D100のレリーズ音にもすぐなれてしまうと思いますが。
ちなみにDiMAGE7はレンズシャッターなので「パシン!」という軽く小さな音がします。この小さな音でもシャッターボタンを押した瞬間とレリーズされた瞬間のシンクロ感が気持ちよく感じるのものです(最近みかける疑似シャッター音の再生はボタン押下、実際の撮影、そのいずれともタイミングがずれている感じがしてあまり気持ちよく感じません。DiMAGE7iも疑似シャッター音が搭載されているようですが試したことないのでちょっと興味あったり。)