つながったぞ、私の56Kモデム
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BIGLOBEのアクセスポイント松本がとうとう56K対応になり、もう2度とつながらないのか、と思いつつ、
いろいろ試してみたところ、なんと56Kでつながるようになった。
で、その原因はと言うと、今まで私は接続時にスクリプトファイルによって
IDとパスワードを入力する設定にしていたのだが、
少なくとも56Kでつなぐためにはこのスクリプトによる処理をしようとすると正しく接続できないようで、
スクリプトを使わなくすることで問題は解決した。
しかし、私が接続し始めの頃にはスクリプトを使わないと接続できなかったのに、
いつの間にかスクリプト無しでも接続できるようになっていて、
もっとも、個人的にはこの事については知っていたのだが、
今まで通りでも特に問題がなかったので、そのままにしておいたのが結局、
接続不可能という状態を招いてしまったのだった。
スクリプトについて少し説明すると、
普通はホストコンピュータからの"login"、"password"等の文字を受けて、
こちらのIDやパスワード(PW)を自動で入力する一種のマクロ文。
最近ではほとんど必要ないが、以前はこれがないと接続時に出るダイアログボックスに
IDやPWを入力しただけではMSN以外のプロバイダにはつながらない場合があった。
以前BIGLOBEに、「最初に"login"の文字が出てこない」、と問い合わせたのに、設定を変えろとしか解答がなかったのだが、
実は56K、とりわけ最近のアクセスポイントへの接続時にはこの"login"は出てこないようなのだ。
スクリプトに関しては、まさか今時使っているとは思わなかったに違いないが、
カスタマーサポートも、"login"が出てこない(出なくなった)ことくらい知っててほしいものである。
NIFTYでも昔、インターネット接続サービスを始めたころ、NIFTYのご推奨スクリプトファイルが、
ただ"login"を待つというものだったので、接続時に"login"以外の文字列、例えば"busy"を返されると、
実際にほぼ毎回、これしか返ってこなかったので、それ以上スクリプトが進まず、いくらたっても接続できなかった苦い経験もある。
本当は"login"が返ってくるまで処理を繰り返すというスクリプトにしたかったのだが、知識不足もあって見事に失敗。
仕方ないので、ターミナルウィンドウから手動で入力することで何とか接続していたが、接続料金の問題もあり、
すぐにBIGLOBE(当時はPC-VANmesh)に乗り換えてしまって今に至る次第であります。
ちょっと古い話で恐縮だが、去年(97年)の夏、288モデムが落雷によりブッ壊れてしまったので、
アイ・オーデータ社の56Kモデム(DFML-K56f)を買ったのはいいのだが、
今まで通りのアクセスポイントではつながるのに、何故か56Kのアクセスポイントではつながらない。
正確には、あのピーガラガラガラ〜の接続音がした後、向こうに一方的に切られてしまう。
もちろん56Kの方式が間違っているわけではないので、他のアクセスポイントで試したところ、
いくつかではつながるようだが、ほとんど場合が同じ結果となってつながらない。
しかも、どこがつながりやすいかと言う特定すらできない。
そこで、アイ・オーデータのサイトを覗くいてみると、56Kでつながりにくい時は
モジュラーケーブルは短くしろとか、分配はやめろとか書いてある。
しかしそんなこと言われても人によっては(私がそうなのだが)設置場所の関係で、
そう簡単に短くしたり、分配しなくてすむようには出来ないだろうに。
そこで、つながるアクセスポイントがあると言うことは少なくともこちら側の問題ではないと判断して、
BIGLOBEのサポートセンターに問い合わせたのだが、設定を変えてみろ、と予想通りの返事である。
と言うわけで未だにつながらない、電話代さえ気にしなければ、つながるアクセスポイントを使えばいいのだが、
現時点で336より気持ち早いだけの56Kのために数倍の電話代を払うのは馬鹿らしい。
最近56Kの方式が正式に決まったようなので、その方式では確実につながることを期待したいのだが、
誰か何故つながらないのか教えてくれ〜。
2004/7/1 改訂版 14